LinkStation v2.30改造の記録

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■LinkStation HD-HLAN で何をするのか

・Windowsの家庭内LANでのファイル共有(純正の機能)
・NTPで内部時計を自動的に設定する(純正の機能)
・プリンタサーバ(純正の機能)
・FTPサーバの稼動(純正の機能)
・Telnetサーバの稼動(改造)
・Webサーバの稼動(改造)

Webサーバは設定画面など元からWebサーバが動いています。自分が設定するときとホームページを公開するときとの2種類の切り替えができるように設定します。ホームページの切り替えはTelnetで行うように設定します。
世界中の人に設定画面を見せても危険ですから・・・(苦笑)
ホームページの内容は、FTPまたはファイル共有にて簡単に更新できるようにします。

■必要なハード&ソフト

1.Windows(XP,Vista)が動いているパソコン(以下PC)
2.LinkStation HD-HLAN Ver.2.30 本体
3.HD-HLAN交換用IDE-HDD(LinkStationに入れるためのもの)・・・60GBにしました
4.Linux用IDE-HDD(一時的にLinuxマシンにするためのものでぼろいやつでOK)・・・8.4GBにしました
5.USB-IDEの変換ケーブル(裸のIDE-HDDをUSBで接続できるようにするもの)
6.Symantec Norton Ghost 2003(Linuxパーティションもバックアップ・復元が可能です)
7.LinuxをインストールするCD(RedHat9を使用しました)

■システムの接続例

Internet(CATV)
  I
[CATV Modem]
  I            グローバルアドレス↑
[ブロードバンドルータ]*1 ---------------------------
  I           プライベートアドレス↓
  I
  +−−−−−−−+−−−−−−−+
  I       I       I
[HD-HLAN]     [PC1]     [PC2]
       WOL付LANボード*2


*1:WZR-RS-G54(MELCO)を使用。インターネットを通じてVPN(インターネット回線を仮想専用線化)接続ができるVPN機能が搭載されたルータです。これにより世界中どこからでもインターネットを通して、自宅のルータにVPN接続をして家庭内のLANに接続できます。CATV Modemに接続されたPCからしかメールができないプロバイダでもこのVPN機能があれば、世界中のどこからでもあたかも自宅にいるかのようにメールの送受信ができます。VPN接続してワークグループが異なるときでも、簡単にファイルの共有ができたり、WOLの信号をLANに流す機能があります。
*2:Wake On LAN(WOL)対応でパソコンの電源を遠隔起動できます。リモートアクセスで使いたいときだけ電源をONにできます。
詳しくは、メルコのホームページ:http://buffalo.jp/products/catalog/network/remoteaccess/index.html が参考になると思います。


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