QuickTime及びMP4形式に変換するソフト

QuickTime及びMP4形式に変換するソフト
 
無料ソフトで作成したMOV/MP4動画のFastStart配信能とアスペクト比の無劣化修正
(2010.06.18更新)
  各種無料ソフトで作成したシネスコサイズのH.264圧縮QuickTime(MOV)動画及びMP4動画を、
   HTTP配信のWeb上でプレイヤー立ち上げ方式で視聴するには、QuickTime7以降が必要だ。
   ところが、
   Flash Playerはv9.0.115.0以降(v9.0.47.0以前ではダメ )から、 MPEG-4AVC/H.264(H.264
   _AAC.mp4)動画のブラウザ植え込み方式の視聴が可能となっている。
しかし、出力・変換したソフトによっては下記の不具合が発生する為、そのままでは擬似ストリ
 ーミング用途に利用出来ない場合が多い。
 
QuickTime(MOV)形式へ変換
 ストリーミング再生に問題なし:
   SUPER c 2006,b19
 FastStartストリーミング再生不可:
   携帯動画変換君 0.34、MPEG Streamclip 1.1、iWisoft Free Video Converter 1.2.0
 FastStartストリーミング再生不可、シネスコサイズのアスペクト比不正:
   XMedia Recode 2.1.8.4
 
MP4形式へ変換
 ストリーミング再生に問題なし:
   MPEG Streamclip 1.1、AutoMKV 0.8.9、AviUtl 0.99c2+MPEG-4_AVC Plugin 0.2、
   RipBot264 v1.10.3、HDConvertToX 2.2.502、MediaCoder 0.7.3、MediaCoder 0.7.3
   CUDA
 シネスコサイズのアスペクト比不正:
   MediaCoder 0.3.9、MediaCoder 0.7.1 CUDA
 FastStartストリーミング再生不可:
   SUPER c 2006,b19、TMPGEnc 4.0 XPress 4.7.7.307、Avivo Video Converter 9、
   iWisoft Free Video Converter 1.2.0
 FastStartストリーミング再生不可、シネスコサイズのアスペクト比不正:
   Internet Video Converter 1.41、HandBrake 0.9.4、XMedia Recode 2.1.8.4
   参考:「シネスコサイズのアスペクト比不正」は、QuickTime7.6では横幅が縮小されて再
      生されてしまう。但し、QuickTime7.1.6では問題なく再生可能。
      Flash Player 9.0.115.0以降ならアスペクト比にトラブルなく再生が可能だ!!
 
<無劣化で修正する方策>
  QuickTime Proで擬似ストリーミング配信能の取得とアスペクト比の修正
    QuickTime ProでFastStart
ストリーミング再生出来ないMOV動画を開いて、名前を付け
    て保存>「独立再生形式のムービーとして保存」(=無劣化出力)すれば、FastStart
    再生が可能となった \(^o^)/
    なお、アスペクト比の修正は 「ムービーのプロパティ」>「ビデオトラック」で行えばよい。
  Yamb(MP4BoxのGUI)でアスペクト比の修正と擬似ストリーミング配信能の取得
   
Yamb 2.1.0.0 beta 2でアスペクト比の修正を行っていたら(こちらを参照)、FastStart
     ストリーミング再生出来ないファイルが FastStart再生可能となる事が解かった \(^o^)/
     即ち、FastStart出来ない MP4動画を Yambを用いて再度作成し直せば、無劣化出力
     で擬似ストリーミング再生が可能となる。 しかし・・・・
     何んと!Flash Playerで再生出来ずブラウザがハングアップしてしまう (;>ω<)
   Yamb 2.0.0.8で無劣化出力すればストリーミング再生可能となるが、バグの為にアス
    ペクト比の修正が出来ない (;>ω<)
    しかし、Flash Playerで再生可能なファイルで出力される\(^o^)/
   従って現時点のYambでは 、アスペクト比に問題のあるMP4ファイルを無劣化で修正し
    て Flash Playerで再生可能なファイルに再構築する方策がない。
  MP4Exporterこちらを参照)で擬似ストリーミング配信能の取得
   
FastStartストリーミング再生出来ないMOV/MP4動画を、MP4Exporter 1.97で無劣
     化出力すれば、QuickTimeで
FastStart再生が可能となり、Flash PlayerでもFastStart
     再生可能なファイルで出力される。しかし、
     本ツールのみでは無劣化でアスペクト比を修正する事が出来ないので、QuickTime
    Proを用いてアスペクト比を修正してMOV形式で出力した後に、MP4ExporterでMP4
    形式にすればよい \(^o^)/
    但し、MediaCoder, TMPGEnc 4.0 XPress, AutoMenで作成したファイルは、これら
      のソフトで修正する事は出来ず万能ではない。
 
MPEG Streamclipこちらを参照)で擬似ストリーミング配信能の取得
   
「Save As...」でH.264_AAC.movを無劣化でMP4形式に変換したりすれば、FastStart
    再生が可能なMP4ファイルとなる。
無料ツールで変換したMOV及びMP4動画の配信試験
 各種ソフト・ツールで変換したMOV及びMP4ムービーのデモ
  (約500〜7101Kbps,約1分間)
 Xserver  ここから
自宅サイトは こちら





以下の記事(2007.09.06最終)は古くなってしまったがそのまま保存。
携帯動画変換君他で有料のQuickTimeProへアップグレードする必要は無くなったか?
(2005.12.22作成,07.09.06最終)
携帯動画変換君

携帯動画変換君

携帯動画変換君は、ffmpegQuickTimeとを利用してMPEG/AVI形式などの動画
ファイルを、モバイル(携帯電話、PSPやiPod)上で再生可能な動画形式に変換する
Windows用のソフト。
動作の流れは、ffmpegで動画/音声をエンコード→QT3GPPFlattenで純正QuickTime
の出力に調整→(ATOMChangerで必要な情報の書き換え)→rmで不要なファイルを
削除、
となっている。

パソコン側で読み込み可能な形式:
  MPEG/AVI/MOV/WMV(AviSynth 2.5以降が必要)/RM形式(RealMedia Splitter
 
が必要)。
  FLV形式:映像圧縮がSorensonの場合は可能だが、VP6の場合は利用出来ない。
出力可能な形式:
  3GP2/3GPP/MQV/MP4/MOVなどで、QuickTime for Windows 6.5.2以降がインスト
  ールされている必要はあるが、有料のQuickTime Proである必要はない。AVI(XviD)
  にも変換可能。

あらかじめ用意されているDefaultの設定から出力形式を選択出来るが、設定ファイルを
テキストエディターで編集しておくことで、任意のビットレートや解像度などで動画を出力
することも可能だ。

そこで、素材としてMPEG2を用いてQuickTimeのストリーミング動画(H.264_AAC.mov
/mp4)作成用途に利用出来るか試用した。
携帯動画変換君+新FFmpegでWebM動画へ変換」は ⇒こちらを参照。
携帯動画変換君+新FFmpegでMPEG-4 AVC/H.264へ変換」は ⇒こちらを参照。
携帯動画変換君+新FFmpegでOGV動画へ変換は ⇒こちらを参照。

 携帯動画変換君 の入手
携帯動画変換君(3GP_Converterは、ここから入手する。
  今回は、3GP_Converter 0.34を使用した。

 携帯動画変換君 の使用手順
1)前準備:default_settingフォルダ内のTranscoding_PC H264.ini をメモ帳で編集
シネスコ/ビスタサイズ用にItem4〜7を追加・修正した。
例えば、[Item5]は defaultの [Item0〜3]から
以下の如く、桃/赤色部をカスタマイズした。
 [Item5]
 Title=640x272 500bps mov
 TitleE=Cinesco
 Command0=""<%AppPath%>\cores\ffmpeg" -y -maxfr 24 -i "<%InputFile%>" -title
 "<%Title%>" -timestamp "<%TimeStamp%>" -bitexact -vcodec h264 -coder 1
 -bufsize 5 -g 250 -fixaspect -s 640x272 -b 402 -acodec aac -ac 2 -ar 32000
 -ab 64 -f mov "<%OutputFile%>.mov""

説明>圧縮プログラムは H.264_AAC.mov, トータル転送レートは 500Kbps
  ビデオのフレームレート: 24fps, バッファサイズ: 5秒, 解像度:640x272ピクセル(MOV
  形式では-fixaspectを設定), 転送レート:500-音声ビットレート64=436だが→402Kbps
  にしてズレを補正(但し、素材の違いによって大きくズレでしまう)  
 音声のレート: 32KHz, ビットレート: 64Kbps

2)Setup.exeを起動
「変換君」設定ファイル
セレクターで
「MP4ファイル,H.264・・・
 PC向け一般設定」を
選択して、
「設定」ボタンをクリック
すると、
右の警告が表示される
が、
「はい」ボタンをクリック
3)→携帯動画変換君の本体 3GP_Converter.exeが起動する
3-1)今回はカスタマイズ編集した
設定のうち、640x272 500bps mov
を選択。
3-2)出力ディレクトリから「選択」ボタ
ンをクリックして出力先を指定する。
4)エンコード
変換したい素材(今回はMPEG2ファイル)
を「ここにファイルをドラッグ&ドロップ」欄
にドラッグ&ドロップする

 →自動的にエンコードが進行する。
 結果 :H.264_AAC.mov/mp4への変換
1)本ソフトは、モバイルビデオ用途に開発されたものなので、PC上で筆者の好むシネス
  コやビスタサイズで視聴する為には、設定ファイルをカスタマイズする必要があった。
 *シネスコやビスタサイズのMOVファイルに変換する場合は、-sの前にfixaspectオプ
   ションを設定しないと、アスペクト比が3:2で再生されてしまう。
2)画質は、2-passエンコード設定をしなかったので、QuickTimeProの最高品質(複数
  回実行)と比べて良好な成績は得られなかった。
3)ビデオの転送レートを予測設定しても、640x272素材の場合は568kbps以下に圧縮す
  ることは出来なかった。
4)残念ながら、上記の設定ではFastStartストリーミング配信が可能なファイルに変換す
  ることは出来なかった。
なお、素材にSorenson圧縮FLVの利用は可能だが、VP6圧縮は利用出来ないことも解
  った(SWF形式は素材として利用出来なかった)。

QTConverter
→ こちらを参照
QTConverterは、QuickTimeを利用して、動画・静止画の相互変換を行うコンバータ。
QuickTimeProの編集機能を利用出来ないので、素材としてMPEG2を利用出来ない。

QuickTimeは、3ivx D4 4.xコーデックを利用してもDivX_MP3.avi の音声が上手く再生出来
 ないことが多く、素材として無圧縮AVI以外のAVIファイルを利用出来ない場合が多い。
又、QuickTimeはOGM/MKV形式やWMV9/RM10/VP6圧縮動画に関してはお手上げだ。


<参考>携帯動画変換君とQTConverterで変換出来てiPodで視聴出来た形式と動画
       コーデック  (DOS/V magazine2006.1より引用)      *Quicktime6.5で作成

SUPER c
→ こちらを参照
SUPER cは、ffmpeg, mencoder, ffmpeg2theoraなどを利用したマルチコンバータ。
本ソフトは、MPEG2から H.264_AAC.mov/mp4動画へ直接変換が可能で、v2006.b13から
QuickTimePlayerで再生出来るようになった。
しかも、MOVファイルはFastStartストリーミング配信も可能だが・・・
640x272サイズ大の場合は、620kbps位以下のファイルサイズに圧縮することは出来ない

MediaCoder
→ こちらを参照
MediaCoderは、mencoderやMPlayer、Winampプラグインなどを利用したマルチコンバータ。
本ソフトは、QuickTime形式へ変換出来ないが、MP4形式(H.264_AAC)への変換ではストリ
 ーミング配信が可能で、H.264圧縮も複数回のエンコードが可能だ。
出力したファイルの容量、転送レートの表示はかなりズレており、バグと思われる。

Internet Video Converter
→ こちらを参照
Internet Video Converterは、ffmpeg, mencoderなどを利用したマルチコンバータ。
本ソフトは、MPEG2から H.264_AAC.mp4動画へ直接変換が可能だが、FastStartストリー
ミング配信は出来ない。
640x272サイズ大の場合は、701kbps以下のファイルサイズに圧縮することは出来ない

MPEG Streamclip for Windows v1.1
→ こちらを参照
MPEG Streamclip for Windowsは、MPEG, QuickTimeの編集・変換・分離ソフト。
本ソフトでMPEG2から変換したH.264_AAC.mov/mp4は、640x272サイズ大の場合もほ
ぼ目標の転送レートで出力する事が可能だ。
しかし、日本語環境下ではQuickTime形式での圧縮法の表示に重大な誤りがあり、未
だ使い辛いが、MPEG-4への出力表示は問題なくファーストスタート配信も可能だ。
なお、「Save As...」でH.264_AAC.movを無劣化でMP4形式に変換する事も可能だ。

AutoMKV
→ こちらを参照
AutoMKVは、DVDのソースや各種動画ファイル(MPEG, AVI, MKV, MP4,MOVなど)を、
MP4, MKV,AVIやWMV動画に変換する事が可能なオープンソースの変換ツール。
本ソフトでMPEG2から変換したH.264_AAC.mov/mp4は、ファーストスタート配信が可能だ。

結語:
筆者は、ネットムービーの配信用素材として汎用性の高いMPEG2を好んで使用している。
今回、五種類のフリーソフトによるH.264_AAC.MOV/MP4ムービーへの変換検討では、
MPEG2素材の利用が可能なソフトは、携帯動画変換君とSUPER c、MediaCoder及び
Internet Video Converter、MPEG Streamclip
, AutoMKVであった。
1)携帯動画変換君はローカルのPC上では問題なく再生出来るのだが、ストリーミング
 配信用途には利用出来なかった。
 *
専門知識のあるユーザーなら、携帯動画変換君(=汎用バッチ処理ツール)の設定
   をカスタマイズしてFastStart形式のファイルに変換させることが出来るのであろうが・・・
2)SUPER cv2006.b13から、FastStartストリーミング配信が可能なMOVファイル
 に変換することが出来るようになったが、MP4ファイルはFastStart再生は出来ない。
3)MediaCoderは、FastStartストリーミング配信が可能なMP4ファイルに変換すること
 が出来る
4)Internet Video Converterで変換したMP4ファイルは、FastStart再生出来ない。
5)MPEG Streamclipで変換したMP4ファイルは、FastStart再生が可能だが、MOVフ
  イルはダウンロード後でないと再生出来ない。
6)AutoMKVで変換したMP4ファイルは、ストリーミング配信が可能だ。
なお、MediaCoder, MPEG StreamclipAutoMKV以外のソフトは、相当ピクセル大
  の場合には、あるサイズ以下に圧縮して変換する事が出来ない

   TMPGEnc4.0 XPress(市販の体験版)はMPEG-4 AVC動画への出力も可能と
      なったが、残念ながら FastStartストリーミング配信が出来ない!
      又、MOV動画への変換も可能だが、ビットレートの調整が出来ないなど筆者には
      不満足な作りとなっている。  

追記
AviUtl+MPEG-4_AVC Output Plugin
→ こちらを参照
AviUtl は、各種フィルタや簡単な編集後各種コーデックを使って圧縮しながらAVI に出
力可能なソフト。MPEG-4_AVC Output Plugin
を導入すればH.264_AAC.mp4への変換も
可能で、ファーストスタート配信が可能だ。
 
RipBot264
→ こちらを参照
RipBot264 は、H.264圧縮のMP4,MKV及びMPEG2-TSへの変換に特化したツール。
各種形式の動画ファイルを、iPod やPSP、AppleTV、PlayStation 3/Xbox 360向けの動画
ファイルに変換することが可能で、PC向けに作成する事も可能。
H.264_AAC.mp4への変換が可能で、ファーストスタート配信が可能だ。
 
HDConvertToX
→ こちらを参照
HDConvertToXは、Blu-ray、DVDからリッピングしたM2TS、VOBファイルやTS, MKV,
AVI ファイル等を、AVI(XviD, DivX), MKV(XviD, DivX, x264), MP4(XviD, DivX, x264),
WMVやM2TS(x264)ファイルへ変換する事が可能なフリーのマルチコンバータ。
H.264_AAC.mp4への変換が可能で、ファーストスタート配信が可能だ。
 
参考
  以下のDVD変換ツールは、DVDビデオからMPEG-4 AVC/H.264へ変換出来るソフト
HandBrake
→ こちらを参照
HandBrakeは、GPLライセンス下でオープンソースとして開発されているDVDのH.264/
Xvid圧縮ファイルへの変換ソフト。
本ソフトは、DVDフォルダ(VIDEO_TS)及びISOイメージファイルからAVIやOGMの他にも
H.264_AAC.mp4動画への変換が可能だ。

StaxRip
→ こちらを参照
StaxRipは、DVDやDVキャプチャなどのソースをAviSynth,BeSweet,DGIndexやMP4Box
などの外部アプリケーションを借用することにより、AVI, DIVX, MKVの他にもH.264_AAC.
mp4動画へ圧縮・変換する事が可能なツール。

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