2022年 11月27日  TUBE(中部)持寄り試聴会
@豊橋市 西川芸能練習場 
<第 15回試聴会>
集合写真
<会場ホール>
西川芸能練習場
TUBE持寄り試聴会
@豊橋市「西川芸能練習場」
(当会場6回目)を開催しました。

5月の安城市に引続き、
恒例の豊橋試聴会をマスク着用と
換気に心掛けつつ開催としました。
計14名の方にご参加頂きました。
<会場周辺環境>
周囲の環境
 
<事 前準備>
  ・
午前中は椅子・テーブル等の会場セッティングと機材搬入・音出し確認を行いました。
   今回も快晴に恵まれスムーズに搬入でき、予定通り午前中に全機器音出しOKとなりました。
   <午前中のセッティング状況>
会場イメージ会場イメージ
板張り床とひな壇、学校体育館の様な会場です。
ちょっとノスタルジックで温かな印象です。
スピーカーシステム群
スピーカーシステム群
JBL38cm 3Wayシステム(トランスATT)と
Mark Audio 5cmフルレンジTLS
ソース群
音源機器
球と半導体プリ、アナログ、SACDとPCデジタル
等など!!なんでもあり!!

充実のアナログ
充実のアナログ群
レコードプレーヤーは2台体制、
今回は光とMM型カートリッジで試聴します。

<試 聴会開始>
・開始挨拶とスケジュール
  ・13:00に豊橋地区 今川さんによる開会挨拶後、17:00までのス ケジュールで開催されました。
開会挨拶 スケジュール


<前 半:アナログとアンプ試聴>

   最初に耳慣らしと光イコライザーアンプ2種を比較試聴
光カートリッジ
PC/DACによる音楽鑑賞後に光アナログを試聴しました。
光カートリッジは極低域まで伸びるためローカット
フィルターと電源が重要で音質を左右するそうです。

   2種イコライザーの違いを説明する今川さん
イコライザーを説明するIさん
思想が異なる2機種について説明する今川さん。
低域を伸ばすと力感が向上するがレコード盤の
反りを拾うのでさじ加減が難しいそうです。

   光イコライザー等のアナログ機器
光イコライザー
真空管式光カートリッジ用イコライザー、
半導体式プリ、切り替えスイッチなど。

プレーヤーはご存知DENON(デンオン!) DP-3000等。
   アンケート
アンケート用紙
アンケート用紙を配布し好みを
調査する試みを行いました。
何れも甲乙つけがたいハイレベル、好みの差でした
   試聴アンプは今川さんの6550 CSPP
今川さんの6550CSPP
モノ2台で対称配置の豪快な大型アンプです。
染谷のCSPP用OPTにドライバーチョークの組合せ。

シャーシも自作。 天板と木枠のコントラストが美しい!
   アンプを説明する今川さん
アンプを説明する今川さん
ドライバー段にプレートチョークを用いることで
ブートストラップレスで大型管をドライブしています。
非常に完成度が高い音質で出力も約40Wと強力です

    2番めは水野さんのプリアンプ2種
説明する水野さん
SP用アッテネータートランスの音に魅せられ、
小音量時の音痩せ改善を目的にプリアンプにも
ATTトランス搭載されたそうです。
   水野さんのプリアンプ。
水野さんプリアンプ
上段はATTトランス搭載真空管式でNFTC付き
下段は金田式。 球式は重厚滑らかで聴きやすい音。
半導体DCはワイドレンジでエネルギッシュな印象。

   3番目は廉価カートリッジの紹介
中電製MM型カートリッジ
今川さんよりヘッドシェル付きで2万円以下かつ音質も
十分な現行版MMカートリッジを紹介いただきました。

廉価ですが針は0.3×0.7ミル(懐しい!)楕円ダイヤです。
   中電製カートリッジを説明する今川さん
カートリッジを説明する今川さん
友人からの紹介でこの製品を知ったそうです。
高域までしっかり伸びておりMMらしくパンチが効いた音も
魅力的。 出力電圧7.5mVで使い易く気になる製品です。


<途 中休憩>
  ここで10 分程度休憩を挟みました。 皆様からご提供頂いたスイーツを堪能させていただきました
   豊橋産の梨と次郎柿のサービス
柿と梨
他に原田さんお手 製クッキーもご提供頂きました。
今回も実に美味しい!何時もありがとうございます!

晩秋の梨・柿は最高の贅沢ですが、カロリーに汗!
   アンプ・スピーカー談義
本日視聴機器
休憩時間はアンプ・スピーカー談義の花が咲きます。
スピーカーもアンプも抵抗アッテネータは絞ったときに
音痩せするネー、
やっぱりトランス式は良いな〜。

<後方から見た会場の様子>
試聴会の様子


<後 半:アンプ・スピーカー試聴>
     5番目は加藤さんの300B/PX25兼用シングル
300B/PX25兼用アンプ
300BとPX25を兼用できるシングルアンプです。
UX/UFソケット切り替え機構を内蔵、バイアス・ヒータ
電圧も連動し自動切換え、シャーシは自作です。
   ソケット切り替え機構を説明する加藤さん
説明中の加藤さん
前日夜配線完了し、ぎりぎり間に合ったアンプで
前回安城試聴会に出品された300Bシングルに刺激を受け
秘蔵している球とトランスを集約して製作したそうです。


     6番目は前川さんの6LU8 CSPP
6LU8CSPP
当初300Bを出品予定だったそうですが、手違いにより
急遽本機に変更されたそうです。コンパクトシャーシに
球(CPT)がバランス良く配置された美しいアンプ。
   説明中の前川さん
アンプを説明する前川さん
出力トランスのコアはオリエントが高性能で人気だが、
音質面では
ハイライトが軽快で明るい音になる
そうです。 東岸的爽やかな音と感じました。
Lab説明中の前川さん
「Arito'Audio Lab」について

事業を始めて3年目で数百個生産販売されたそうです。
サンプル貸出し、特注品も賜っていただけるそうです。

通常製品の販売は主にヤフオクですが、
基本製品を基に二次極性、コア材・コア組み等を変更する
派生品等はメール・掲示板等で相談いただけるそうです。

    7番目は中山さんの6BM8超三V2
中山さんの6BM8 STCV2
前回試聴会で突然不調となり試聴できなかったアンプの
リベンジです。難しいV2ですが、今回は問題なく
村治佳織
のギターがバランス良く滑らかに響きました。

    説明中の中山 さん
説明中の中山さん
超三V2はV1より内部抵抗が低くDFがV1の倍程度
確保できるそうです。約1Wのアンプですが
15吋SPを
余裕で
駆動です。ドンシャリ感はV1より控えめ?
   8番目も中山さんの6/12V6 CSPP
中山さんの6-12V6 CSPP
シャーシは自作で梨の丸太を製材し木枠・ツマミを作成、
OPTもお手製の正にハンドメイドアンプ!クォード型回路
にパラ巻線C結合型CSPPです。 力強く臨場感ある音。
  9番目も中山さんの Mark Audio 5cm TLS(背面)
中山さんの5Cm TLS
Trancemisson Line方式の小口径システムです。 
1/4波長の気柱共振で低域が拡張されるそうです。
5cmとは思えない低域の伸びと高忠実度を持つ音。

<閉会挨拶>

  加藤さんより次回案内を行いお開きとなりました。
   次回案内と閉会挨拶

   次回試聴会は安城市の昭林公民館で令和5年5月28日(日)開催予定で す
〜♪〜大 音響〜♪〜!!          ステージから見た会場

例年は暖房を入れますが、今年は暖房なし一部窓開放でも寒さを感じませんでした。

非常に楽しい時間を過ごすことができ、ありがとうございま した。
 ・17:00過ぎにお開きとなりました、 皆さんお疲れ様!!


  ・次回 安城市試聴会の詳細は追って掲示板に掲載します。
同好の方、ご 興味ある方を募集してい ます この機会に仲 間を広げましょう!!


中 部地区活動に戻る