ライカ型距離計連動機


ライカの有る風景
ライカの有る風景
     左:Leica 3f                       右:LEICA M6 
 ライカは35mm映画用フィルムを用いる世界初の実用小型カメラです。

 ライカ型距離計連動機は35mmフィルムを使いレンズを望遠や広角に
 交換出来、ファインダー内の二重像合致操作と連動しピントが合う機種
 を言います。 1932年発売のライカ�U型で実現した機構です。
    
  
【 日本製 】
   ・Canon �UD + Canon 50mm F1.8
     打倒ライカの心意気                     
 Canon �UD 俯瞰
   「打倒ライカ」を目指したキャノンの心意気を感じるカメラです。
高級機4Sbの機能を省いた普及機ですが、作りに手抜きは無く
    操作性・写り共トップクラスのバルナック型です。         
     実用的な一眼式変倍ファインダー
Canon �UD 背面
  本家ライカ・バルナック型の二眼に対しりキャノンは一眼で使い易く
  
望遠レンズ装着時は倍率切替えで高精度なピント合わせが可能です。
  改良型の�UD改は接眼窓が大きくなり視認性が向上しました。
     バルナック型の弱点   
底蓋
    バルナック型共通の弱点 底蓋式フィルム装填です。
    カメラ底にフィルムリーダー部カットの説明図が有ります。   
    説明図通りにカットしないと慣れていない人は装填できません。
        キャノンレンズの原点
50mmレンズ
   ガウス型大口径特有の開放フレアを世界で最初に解決したレンズ。    
     有名なライツ・ズミクロン(53年)より2年も早くしかも安価なガラスだけ
   で実現しました。 安価ですが写りはズミクロンと肩を並べます。

   ・Nikon S2 + NIKKOR 50mm F2
     世界ニコンの端緒
ニコンS2
  S型後継機開発中にライカM3が発売され急遽新機軸を加えて同年末
  発売された機種。 クランク巻戻しはM3を凌駕する世界初の機構です。
  美しい外観・優れた機構・良好な使用感は正に高級機です。
      Fの原点
ニコンS2 軍艦部
   軍艦部配置はニコンSP、ニコンFへと受け継がれました。
   
ファインダーは等倍で接眼窓も大きくアルバタ式フレームと相まって
   大変見易いです。
     コンタックス式フィルム装填   
裏蓋
  フィルム装填はコンタックスそのものでニコンFまで継承されました。
  薄肉ダイキャストのボディーシェル、研磨された太いフィルムガイドレール
  未だ腐食の無い塗装・メッキ等は日本光学の技術力を物語っています。
        名実のレンズ群
Sニコンレンズ
    Sニッコールは高コントラストで力強い描画が持ち味です。
    何れのレンズも十分現代で通用する水準の写りです。

    ずっしりと重い金属とガラスの塊です。


   ・Leotax FV + TOPCORR 50mm F2
     本家より進化したバルナック型
レオタックス FV
   ライカM3に影響され最新機能を盛り込んだ昭和光機の最終製品。
   各機構は無理に押し込まれた感じも無く動作もスムーズ。
   美しく優れたバルナック型の1台だと思います。
     近代化改装
レオタックス FV 軍艦部
  近代カメラと同じレバー巻上・クランク巻戻し機構を搭載、シャッター
  ボタンも前方に移動し操作性は極めて良好です。
  
ファインダーは二眼式ながらアルバタフレーム入りで構図が容易です。
    少しだけぽっちゃり
右手操作部 
  ライカ�Vfと比較すると「少しだけ全体に広く・高く・厚い」
  部品と部品の間隔が僅かに広く、微妙に緊張感が薄れた感じがします。
  でも、これはこれで特にお気に入りの1台です。 
     最高のLマウントレンズ
トプコール−S
  トプコール-S白絞り、解像・コントラスト共に素晴らしいレンズです。
  開放から潤いがあり緻密な画質が得られます。
  本レンズの改良型で黒絞り環のトプコール-Sは更に良いと言われます。

   ・MINOLTA CLE + M-ROKKOR 40mm 1:2 + M-ROKKOR 28mm 1:2.8
    スマートな和製AEライカ
CLE 正面
  AEとはAutomatic Exposure、自動露出のことです。ライカらしく無骨な
  イメージを持つCLの後継機ですが、シャッター・露出機構等が合理的
  構造に一新され、スマートで使い易い和製ライカに生まれ変わりました。
    Mとは異なるファインダー
cle 軍艦部
  非常に見易い実像式フレーム・距離計像です。28mmフレームは常に
  表示、装着レンズに応じ40mm又は90mmが追加表示されます。M型
  ライカが持つ35mmフレームはなく、装着すると40mm表示になります。
    使い易いお散歩ライカ
CLE 背面
  裏蓋開閉式でフィルム装填が楽、コンパクトで自動露出なのでスナップ
  ショットにも使えるライカタイプです。エルマー90mm等軽量コンパクトな
  レンズとの組合せで本領を発揮しますが重量級レンズはバランス最悪。
    「M」を名乗るROKKOR
Mロッコール
  ボディーに「M」の字はありませんが、レンズは「M-ROKKOR」、勿論
  Mマウントです。高解像で階調豊かな描写は一レフレンズを凌駕します。
  クラシックレンズと異なり直進ヘリコイドなのでPLフィルターが使い易い。

   ・Canon P + CANON LENS 50mm 1:1.4
    大衆機と言う名の高級機
Canon P with 50/1.4
   PとはPopulaire(ポピュレール)の略、つまり大衆機です。高級機6Lの
   複雑な変倍ファインダーを固定倍率アルバタ式に簡略化したものです。
   ニコンSPに対するS3の様な機種かと思います。
    空気を感じる等倍の目
CanonPのファインダー
  ファインダーは等倍!フレームはアルバタ式(35、50、100mm)ながら
  視差自動補正付きでフレアも少なく使い易い。距離計像が大きく鮮明で
  100mm使用時のピント精度はM6より高いかも。
    使える和製ライカ
P 背面
   シャッターはメタル幕で焦点焼けの心配なし。 巻上げレバーは135°
   一操作で小刻み可能、フィルム送りインジケータと相まって使い易い。
   裏蓋は一般的横開きで誤操作防止ロック付き(マガジン開閉連動)。
    ちょっと古めかしい大口径
L50mm1.4
  ガウス型の弱点コマ収差による開放フレアを克服したキャノンの傑作
  Serenar 50mm 1:1.8を発展進化させた大口径レンズ。1:1.8とは異なり
  線が太く力強い描写、開放付近では被写体により周辺に渦を巻きます。

   ・Canon 7 + CANON LENS 50mm 1:1.2
    使うなら7
Canon 7-1
M型ライカに匹敵する機能・性能を持つ国産ライカ型の終着機。
(キャノンレンジファインダー最終機は次機種7s、露出計ををCds化)
頑丈で安定したメカニズムは本家以上、最高の実用作画機です。
    完成されたレンジファインダー
7 軍艦部
P型のアルバタフレームを4段(35/50/85・100/135)切替え採光式に
改めたファインダーは倍率0.8倍、勿論視差補正付き。各フレーム
は焦点距離数値と共に単独で表示。迅速かつ正確に合焦できます。
    最高のCP
7 斜めから見る
セレン露出計(高/低2段切替え)はシャッターダイヤルに連動、
マウントはf0.95レンズとミラーボックス用スピゴット爪を持つダブル
マウント。M型ライカを超える機能を持つ本機はもっと評価されるべき。
    意外に使える大口径
50mmf1.2
装着レンズは50mmf1.2。 国産Lマウント〜f1.2級標準レンズ中

最も市場価値が低いが写りは秀逸、開放から実用レベルの解像・
コントラストが得られる。 これももっと評価されるべきレンズと思う。


【 ドイツ製 】

   ・Leica �Vf + Summicron 50mm F2(沈胴ズミクロン)
    美しい機械
底蓋
    数あるカメラの中で最も美しいと思います。
    外観・操作感・作動音共に上品で優しく女性的です。
    男性的なキャノンとは対極のバルナック型です。
     総本山 Ernst Leitz Wetzlar    
ライツネーム
    CanonやNikonの素晴らしさは解っていますが・・・・
    やはりこの「ブランド名」には敵いません。
    この地名が気になる人は「ライカ病」感染者の一人です。
    美しいレンズ 
底蓋
   沈胴ズミクロン50mmは数あるレンズの中で一二を競う美しいレンズ
   だと思います。  高解像力で線は柔らかくこれも女性的です。
   新種ガラスの経年でしょうか、カラーでは幾分イエロー気味です。
     ライカの伝統    
底蓋
    レンジファインダーライカには一般的な裏蓋は有りません。
    バルナック型、M型共に底蓋方式です。
    丸パイプを押し潰してボディーシシェルとしたA型以来の構造です。

   ・BRAUN Paxette super�UBL + Staeble Color Ultralit 1:2.8/50 + Staeble Telexon 1:3.8/135
    ドイツ香る普及ライカ
パクセッテ2BL
  ドイツで多機種作られたレンズシャッター式距離計連動・レンズ全群
  交換機の一つ、カール・ブラウン社のパクセッテ�UBLです。安価なりの
  造りですが機械好きの興味を引く珍しい機構を持つ面白い大衆機です。
    Mを目指したファインダー
ブライトフレーム
   50・85・135mm用採光式ブライトフレームを持ち視野全体で35mmに
   対応します。距離計は二重像合致式、基線長が短く倍率も小さいこと
   から135mmは無限遠以外実用になりません!(-ω-;)。
    ガバッと外れる裏蓋
裏蓋
  裏蓋はライツ・ミノルタCLの様な底蓋一体構造です。
  本機のほうが早いですから、CLが真似たのかも?。
  フィルム装填は各レンジファインダーライカより遥かに楽です。(゚∀゚*)
    レバー式巻上げ・巻き戻し
背面
  巻上げはレバー180度2回式、巻き戻しもレバー!エンヤット何回も!。
  巻上げレバー横のボタンはスプロケット解除、露出計はBEWIの単独式。
  アクセサリーシュー前方はフィルムカウンター、後方はセットダイヤル。
                       
  今後も適当な間隔でアップ していきたいと思います。

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