Guitar amp  なんちゃってChamp製作記 そのF                    2017.6.24   Katou@ 刈谷
  性能測定 
完成したチャンプ
<  完成した「なんちゃってChamp」 >





ギター アンプ 
FENDER Tweed Champ



超!!!!有名なギター アンプです。

エ リック・クラプトンが数々の曲を
ツ イードチャンプ
で 録音しビッグヒットを生み出したことで
知られる小型アンプです
  
<体力測定>
< 周波数特性 >
周波数特性
     






仕上がり周波数特性は18〜30Kc/s@−3dBとなりました。
春日無線の出力トランス「OUT54B−57」は評判通り優秀。

50c/s付近で僅かに(1.1dB)盛り上がっています。
出力管6V6GTのカソード・パスコン容量が小さいためと
思われます。 オーディオアンプにも適応できそうです。
< 入出力特性 >
入出力特性






最大出力は約5Wとなりました。

4.5W位から徐々に波形の頂点が詰まってきます。
ここから歪ゾーンに入り7W位まで伸びます。

<改良>
   ・フルボリューム付近ではハムノイズが聞こえます。
   オリジナルに対しB電源チョークコイルを追加していますが、やはり演奏の合間ではそれと分かります。
   依頼者の I さんから
「エレアコで用いたいのでもっと低減したい」と依頼されました。

   ・ハムの原因は初段管のヒーターノイズです。 千倍強増幅する回路に交流点火では避けられません、
   直流点火に変更することにします。

   ・既存トランスのヒーター巻き線(6.3V 0.7Aをブリッジ整流すれば簡単ですが、電流容量が約60%(0.42A)に
  低下するため使えません。そこで秋月電子のスイッチング式ACアダプタ「GF12−US0618」(6V1.8A)を用いることにします。
  6Vアダプター 中華モノなので実容量は表示1/2位でしょう・・ヾ(^-^;)
   このACアダプターをシャーシ内に組込み(接着)、ヒーター配線を繋ぎ替えます。
  取付け状況  I さんのブログから借用した画像です(^-^;)

   ・結果、フルボリュームでもハム音は皆無になりました。 チャンプユーザーはお試しあれ!
   <これで完成です!>

                                 
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