タラオムーンS







タラオ「誰ですかぁ?」


タラオが訊ねると、声の主はヒュッという風を切る音とともに
タラオたちの前に登場する。


スズコ「私は、クィーン・ワカメさまの配下 スズコ!」


タマ「ク、クィーン・ワカメだって!?大変だ。3人とも美童戦士に変身するんだ」

そう言うと、タマは3つの三輪車を吐き出す。
ぶつぶつ言いながらも三輪車に乗り、変身するタラオとリカ
別に正義のために戦おうってつもりはないのだが、
ピカって光る変身はちょっと面白いと考えているのだ。


タラオ「ムーンデビルパワー・メイクアップですぅ!」
リカ「マーキュリーマーダーパワー・メイクアップ!」

2人が叫ぶと、光りに包まれる。
そして、タラオとリカは某有名小学校の制服を着ていた。

タラオ「そういえば、リカちゃん。この制服ってどこの学校のか知ってますか?」
リカ「ええ。知ってるわよ。筑波大付属でしょ?」
タラオ「なかなか知性を感じる制服ですぅ」

タラオはこの美童戦士のコスチュームを気に入っていた。



タマ「さぁ。イクラちゃん!この三輪車に乗って、
マーズヘルパワー・メイクアップと叫ぶんだ!」

ちょっと不思議がりながらも、言うとおりに三輪車に乗るイクラ
そして
イクラ「ハーイ(なんだ?よくわからねえけど、とりあえず、叫んでみるか・・・・マーズヘルパワー・メイクアップ!!)」

するとイクラも光るに包まれる。
そして
タラオ「!!」
リカ「イ、イクラちゃん・・・!?」
驚愕する2人







イクラは慶應小学校の制服を着ていた。
慶應小学校とは、私立の小学校で最も難関な学校である。
このまま中学、高校そして、慶應義塾大学とエスカレーター式に入学できるため
将来を約束されたエリート学校なのだ。
タラオとリカの筑波大付属も名門ではあるが
やはり世間の評価は、慶應の方が高い。


タラオ「な、なぜイクラちゃんが慶應!?」
愕然するタラオ


イクラ「バブー(ハハハ。まぁなんだ。俺は慶應ボーイだしな♪しかも医学部だぜぃ)」
上機嫌になるイクラ。
慶應の附属でなぜ医学部なのか意味不明のことではあるが。

タラオ「くっ!ワケわからないことを・・・・」
明らかに動揺しているタラオ。
リカ「キィー!ハーイバブーチャーンしか言えないのに何で慶應なのよ?」
憤慨するリカ


タマ「これで美童戦士が3人。これならクィーン・ワカメの野望も阻めるかもしれない・・」
マイペースに感動しているタマ。
そして、

タマ「金水晶は平和のために必要なんだ!
ここにいる3人の美童戦士がいる限り、クィーン・ワカメの野望は実現しないぞ!」
タマはビシッとスズコに向かって戦いを宣言する。

スズコ「ふん!お前たち美童戦士などこのスズコがひねる潰してちゃうわ」
自信満々に腕をくみながら答えるスズコ
タマ「胸に燃える正義の炎がある限り、僕たちは戦い続ける!」
スズコ「そんな小さな炎なんて、私が消してやるわ」

2人が熱血している時に・・・・


タラオ「おい。クソ猫・・・」
無表情でタラオはタマに言葉をかける。

タマ「え?なんだいタラオくん?」
タラオ「なんでイクラが慶應なんだ?俺のコスチュームも慶應附属のにしろよ」
タマ「え、いや、それは無理だよ。だってこのコスチュームは
1人1人のコスモと、それにM78星雲からの愛のエナジーによってなされる。
まぁ、いわゆるA・Tフィールドの効果と個人のニュータイプへの覚醒によって発生する奇跡なんだ。
だから、分かるよね?つまりはタラオくんには君だけのコスチュームがあって・・・」

難しい言葉を次々と並べるタマ。

タラオ「俺にはてめえがただのアニメオタクってことしか理解できねーんだけど?」
タマ「いや、だからだね・・・」

スズコ「ええい!仲間割れは見苦しいわよ。この私がみんなまとめて始末してあげ・・・」


ガツン!!









後ろから、スズコはイクラに手刀をくらう。

スズコ「ぐふっ!だが、こんなところでやられはせん・・・」
と、根性を見せるのだが、3人の美童戦士にフクロ叩きに会う。

スズコ「ゲホ!ガヒ・・・・きょ、今日のところは私の負けにしといてあげる・・・」
リカ「あらあら、何かほざいてるわね。」
タラオ「この人はさっきから僕たちの話しにいちいち入ってきて、うっとーしいです。」

戦意をなくし、逃げようとするスズコに容赦なくヤクザキックをかます3人。
そして、スズコが意識を失う瞬間・・・


「大丈夫か?タラオムーン!?」
タラオの背後から声が聞こえ、その声の主は右手に持っている鉄パイプでスズコに一撃を加える。
そして、ウヒャヒャヒャと下品な笑いをしながらメチャクチャにスズコを殴る。
それから5分ほど殴りつづけ、肩でぜーぜー息を切らせていると

タラオ「えーと。誰ですか?」
その男は何者だろうとタラオは尋ねた。

カツオ仮面「はっはっは。僕の名前はカツオ仮面。」
カツオ仮面はバラを口にくわえ、
「さらばだ」と突然叫ぶと、サワヤカに笑うと夕日に向かって走って行った。


タラオ「・・・・・・・春じゃないのにバカがいるんですね・・・」
リカ「どこの病院から脱走してきたのかしら?」





こうして、クィーン・ワカメの野望を見事に阻むことに成功した美童戦士達
だが、次回にはクィーン・ワカメが直々に登場し3人と1匹に戦いを挑む。
世界の平和は君たちにかかっている。頑張れ美童戦士、負けるな美童戦士!







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