私が持っている本、読んだ本をここで紹介させていただきます。読んだものについては、簡単な感想を記す場合もあります(記さない場合もあります。それは自分の中で未消化だったり、感情が揺さぶられたりしたものたちです)。
- 『家族というこころの傷』 宝島文庫 別冊宝島編集部
機能不全家族に関するプロフェッショナルとも言える、斎藤学氏がコメントしている本でもあります。夫婦の在り方、親子の在り方、それらの歯車が狂ったときの大きな皺寄せ・・・あまり見たくないけれど、確実に現存する「家族」の姿がここに綴られています。
- 『「家族」という名の孤独』 講談社+α文庫 斎藤学・著
「家族」というものは、一見憩いの場のように捉われがちです。実際にそうである家族もあるけれど、そうでない家庭もあります。そんな状況の下に生まれてきた子どもは、どうすればいいのでしょう?そんなことを考えさせられた本でした。
- 『子供がキレる12の現場』 小学館文庫 芹沢俊介・著
学級崩壊という言葉が、それ自体で意味も伝わるようになってしまいました。子どものこころに何が起きているのかを知りたくて買った本なのですが、まだ途中までしか読めていません。
- 『心が壊れる子どもたち』 角川文庫 宮川俊彦・著
これも途中までしか読めていない本です。「作文」を通じて、今の子どものこころの有り様について述べられたものです。こういったものを読むと、将来子どもが小学校に通うようになった頃のことを想像し、怖くなります。
- 『5歳までのゆっくり子育て』 PHP文庫 平井信義・著
育児に不安を抱いていた頃に買った本です。筆者は還暦を過ぎた方です。育児の現場から一歩離れた立場から、子どもの持つ可能性、それを殺さないようにする接し方について、筆者なりの意見を述べています。すべてを実行するには当然無理がありますが、”こういう考え方もあるのだな”と、新しい風を吹き込むには、いい刺激を与えてくれました。
- 『迷う心の「整理学」』 講談社現代新書 増井武士・著
「フォーカシング」について分かり易く書かれた本です。講座では足りないものを、補助的に支えてくれました。
- 『<自立>の心理学』 講談社現代新書 国文康隆・著
育児は育児書に記された通りに順風満帆に行くものではありません。子どもの可能性を活かしつつ、いかに子どもと真剣に向き合っていくか。そういったことを考えるきっかけを与えてくれそうな本です。
- 『心のメッセージを聴く』 講談社現代新書 池見陽・著
- 『思春期やせ症の謎』 星和書店 ヒルデ・ブルック・著、岡部祥平・溝口純二・訳
「思春期」と言われる時期を過ぎてしまった私ですが、「思春期」の後半とも言える時期をダイエットに振り回されていた自分を振り返るとき、頷けるものが多い本です。
- 『こころに添う ーセラピスト原論ー』 金剛出版 山中康裕・著
援助職に専門性が必要なこと、幅広い知識が必要なことを教えてくれます。また、問題に行き詰まったセラピストとの対談にも興味深い部分が多々あります。
- 『ロジャーズを読む』 岩崎学術出版社 久能徹・末武康弘・保坂亨・諸富祥彦・著
カウンセリングと言えば、基本はロジャーズといった感が否めないのですが、そのロジャーズの記した論文を補助的に支える本のような印象を抱きました。論文を読んでいないと、分からない部分もあるのですが、「人間」としてのロジャーズが垣間見えるのは、面白いと感じます。「専門家」に親しみを覚えることのできる要素が含まれた本でもあると思います。
- 『カウンセリング・ワークブック』 創元社 ジェラード・イーガン・著、福井康之・飯田栄・訳
数年前に買ったことのある本です。専門家として活躍中の方から勧められて、同じものを二度買ってしまいました。まだ中身に手を付けていませんが、実践の場で役立つような本です。
- 『マイクロカウンセリング』 川島書店 アレン・E・アイビイ・著、福原真知子・椙山喜代子・國分久子・楡木満生・訳編
カウンセリングのスキルに関して述べられた本です。途中までしか読めていませんが、スキルを持ち、それを自分なりに応用させながらクライエントと向き合っていくことの重要さを実感します。
- 『インナーチャイルド』 NHK出版 ジョン・ブラッドショー・著、新里里春・監訳
タイトルにされている「インナーチャイルド」とは、「過去の子ども時代に傷ついた心のこと」を示すそうです。ベースには交流分析療法、集団心理療法、家族療法、等があるようです。途中までは読んだのですが、文中に「心理療法中の場合、心理療法家の許可を貰ってからワークをしてください」とあり、当時の担当カウンセラーに相談したところ、「その必要はない」と言われてしまったので、そのまま読み進めていません。内容がハードなので、心理療法を受けている方は、やはり担当の心理療法家と相談してから取り組むことをお薦めします。
- 『アダルト・チルドレン 癒しのワークブック』 学陽書房 西尾和美・著
この本も、上記の『インナーチャイルド』同様に、一人で行うには危険が伴う感じがしました。そして担当カウンセラーからそれをする必要がないことを告げられてからは、開かれていません。やはり、ひとりで取り組むのは危険な感じがします。
- 『世界の箱庭療法 現在と未来』 新曜社 山中康裕、S・レーヴェン=ザイフェルト、K・ブラッドウェイ 編
- 『カルフ箱庭療法 [新版xs 誠信書房 ドラ・M・カルフ 山中康裕・監訳、河合隼雄・解説