お食事タイム

 ごまちゃんはあまり大きくありません。2歳だけどまだ身長80センチ足らず、体重が10キロ余りと、1歳の男の子の平均値だったりします。食べてないかというと、そういうわけでもありません。食欲にムラはあるけれども、食べるときには私よりも沢山食べたりします。

 そんなごまちゃんとのお食事タイムは、まず料理しているところを見たがる「ゆ〜くんも、みる〜」攻撃から始まります。抱っこして料理している様子を見たいらしいのです。あるいは自分がお食事中に使う豆椅子を持ってきて、コンロに手をおいて(IHなので、ガスコンロと違い、火は実際に出ないのです)フライパンの中を覗き込んだりします。そんなときはたいてい「やちやち(焼き焼き)、やちやち」とか「あっちゅっちゅ(あっつっつ)」とか「あちゅいね〜(熱いね〜)」とか言いながら見ています。野菜を切ったりしていると、「トントントントン」と切る真似をしたり、大好きなにんじんが出てくると、「じんじんさん(にんじんさん)、じんじんさん」と生のままで食べようと手を伸ばしてきます。レンジでチンするときでも、レンジの前に陣取って、やはり「やちやち」と言いながらぐるぐると回るターンテーブルに合わせて、自分も回っています。

 さてさて。出来上がったら、今度は「運びたがり屋さん」に変身です。ごまちゃんの食器に食事を盛り付けると、「ちゅぷーん(スプーン)、ほーく(フォーク)」と催促し、渡すと御満悦の表情でリビングテーブルに運びます。そして私と旦那さんの分も運んでくれます。ビールも運びます。自分の分の牛乳を運ぼうとして、時々こぼしたりもしますが、とっても楽しそうにお手伝いしてくれます。そこには「何か人の役に立てている自分を誇らしく思っている姿」が見えます。

 食事が始まると、まずは乾杯。私と旦那さんは、お茶かビール、ごまちゃんは牛乳の入ったコップを持って「ぱんぱーい(乾杯)!」「ちーず(Cheers)!」とやってニコニコ。ごまちゃんは和食のときだって牛乳を飲みます。とってもお腹が空いていると、一心不乱に食べます。でもそんなのはごく稀。大抵は、最初のうちだけしっかり食べるけど、5分もしないうちに飽きて、おかずを手掴みしてぶらぶら、あるいはぐるると振り回して床に落としたり、牛乳をスプーンですくってテーブルに落としてみたり。「食べさせてあげようか?」と言うと最近は「あーん」と口を開けて待っています。でもあまり気にいらない物が口の中に入ってこようとすると、両目を薄く閉じて白目を向いて顔を背けます。どこでそんなことを覚えてきたのでしょう?

 食事がすむと、食器をキッチンのシンクへ運んでくれます。でもまだ小さいごまちゃんだから、シンクへ食器を投げ込む形になり、食器が割れてしまうことも多々あります。それでもやっぱりお手伝いしてくれる気持ちを大切にしたい私たちは、なるべく割られないように先回りしてシンクのところで食器を受け取るようにしたりしながら、ごまちゃんにお手伝いをお願いしています。

 ゆっくりと食事できる日がなくなって久しいのですが、こんなふうに賑やかな時間も楽しかったりします。

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ごまちゃんとの賑やかな日々