-Ami誕生の物語-
 ●それは、とても悲しい宣告でした・・・
 ある日、私たちの子どもは行き場を失いました。市内の最大の法人が、「この先、数年間は新規の契約はしません・・・。」
「実習も受け付けません。入れると勘違いされるから・・・。」
と、宣言されてしまったのです。社会資源に乏しい私たちの小さな市町では、安心して我が子を託せる事業所が他に無かったのです。
 
 その時から、障がいを持つ子どもの母親11人が集まり、話し合い、勉強し、悩みながら、どうすべきかを必死に考えてきました。

 ●勉強会を開始する・・・
 平年成24年に比較的重い障がいを持つ子どもが多かったこの11人の母親で、「知立市の進路先を考える学習会(グループAmi)」を発足しました。知立市の福祉課、特別支援学校の進路担当者、他市の社会福祉法人の施設長等にも参加を要請し、話し合いを重ねました。

 既存の事業所に門戸を開いてもらうようお願いするのか、市外の有力法人に知立市への進出を要請するのか、ついには、いっそ自分たちで法人を立ち上げるのか!?  色々な専門家にアドバイスしていただき、私たちの進むべき道を模索しました。

 こうして、自らの手で法人を立ち上げようと決意した私たちに、知立市から一つの提案がありました。
「社会福祉協議会が入っている『福祉の里』内の食堂の運営を引き継いで貰えませんか?」

 ●食堂を運営することに・・・
 やる気はあっても活動の拠点を持たないAmiでしたから、子どもたちの拠点を作る前に、親が力を合わせてAmiの拠点を作くろうよ!ここが上手く運営できたら、将来我が子がこの食堂で自立のための実習をできるかもしれないね♪

 11人の母親は、子どもが生まれてからずっと仕事から離れており、まして、食堂の経営経験など皆無でした。それでも、「私たちが力を合わせればできるはず!」と、みんなで励まし合いながら試行錯誤の連続で、平成に26年4月より食堂経営を始めました。食堂の名前はズバリ「あみ食堂」にしました!そして、売り上げの一部を、いつか我が子が利用する事業所設立の資金として、わずかずつですがコツコツ積み上げていきました。

 あみ食堂の経営は失敗の連続でした。でも、みんなで一つずつ困難を克服するたびに、私たちの結束は固まったように思います。次は、我が子の事業所を立ち上げる! 私たちなら、必ずできる! と、励まし合いました。沢山の専門家の人たちに支援していただき、教えていただきました。

 ●ついに、NPOを立ち上げる・・・
 そして、平成27年1月、ついにNPO法人「Ami」を立ち上げることができました!決して私たちだけでは、立ち上げることはできなかったでしょう。私たちの背中を押してくれた、沢山の支援者の皆様のおかげです。

 ●子どもたちを託す人材の確保・・・
 法人を立ち上げましたが、次に問題になったのが人材の確保でした。我が子の将来を託しますから、やる気があり、経験が豊富で、安心して任せられる人・・・ などという、贅沢な希望はとてもかなわないものでした。

 もう2ヶ月先には、一部の子どもたちは卒業を迎えます。どうしたらいいの??  途方に暮れていた時に奇跡は起こりました!
 
 スーパーバイザーとして開始当初から勉強会に参加してもらっていた、県内最大級の法人の施設長さんが、「必ず立ち上げましょう!と。みなさんと約束した以上、約束を守るために私がスタッフとして参加します。」と、全ての要職を投げ出してAmiに参加してくださったのです。そして、素晴らしいスタッフを一緒に連れて来てくださいました。
 
 まずは平成27年4月より、地域生活支援事業の「日中一時支援事業」を開始し、貧しいながらも楽しい余暇支援を展開しながら、本格的な事業展開の準備を進めていきました。

 ●新たに多機能事業所として再スタートしました・・・♪
 膨大な資料を整えて、愛知県に事業申請し、ついに平成27年4月1日生活介護事業と放課後等デイサービス事業の多機能事業所として本格スタートすることができました。生活介護には経験豊富なベテランのスタッフが、放課後等デイサービスにはやる気満々のスタッフが新たに参加してくれて、とても活気が出てきました!
 
 ●夢を形に・・・
 Amiはスタートしたばかりのつたない法人ですが、親である私たちが立ち上げて法人ですから、既存の事業所には無い特色を押し出し、我が子が生まれ育った地域で、健やかに安心して暮らしていける福祉サービスを創り出していければと願っています。

 子どもたちが成長するにしたがって、一人前の大人のように親から自立した生活を送らせてあげたい(グループホーム)、人間は働き食べて寝るだけでは幸せになれないから、しっかり働き自分で稼いでくれるような仕事をしてほしい(仕事の創造)、その稼ぎでお買い物したり、野球観戦したり、コンサートに行ったり、心を豊かにする余暇を支援する仕組みを作って、精一杯楽しい人生を過ごしてほしい(ヘルパーステーション)など、Amiが創り出していかなくてはいけないサービスは、まだまだ沢山あります。

 我が子が一回きりの人生を精一杯楽しめるよう、質の高い良質の福祉サービスを創り出していきたいと思います。私たち親の想いがいっぱい詰まったAmiです。Amiにやって来る人たちが困った時に、優しくそっと受けとめてあげられる網を街中にはってあげたいと願っています。

 皆様の、温かいご支援をよろしくお願いいたします。


             特定非営利活動法人Ami
              理事長 鬼頭 郁美
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事業内容  障がい児(者)福祉サービス事業
法人名 特定非営利活動法人Ami 
所在地  〒472-0013 愛知県知立市谷田町宝土18番地15 
連絡先 ☎ 0566-55-1585  fax 0566-55-1585 
AmiのHP http://www.katch.ne.jp/~amiami-1541/
AmiのBlog http://amigo.blog.jp/ 「元気でAmigo」で検索