雪の飛騨高山 岐阜県・高山市
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 1月半ば過ぎ、朝の天気予報では 「今日の飛騨高山地方は”雪”・・・」 まあ ”雪の高山も悪くないだろう” と家族に言い聞かせ、予定通り強行の旅に出た。 好天の名古屋駅を出発したワイドビューひだ号は岐阜駅から高山線に入る。 ここから2時間半後には雪の高山に到着するんだろうか・・・窓の外、素晴らしい景観を眺めているうちに眠ってしまった。
 下呂を過ぎた辺りで目を覚ますと次第に雪景色が目に入ってきたが、まだ降ってはいないようだ。
「まもなく到着しま〜す。」 の放送が入る。 防寒着をはおり、荷物を下ろし、降りる準備をする・・・と、その時、窓の外には猛烈な雪が舞っていた。
 改札を出て正面に観光案内所がある。 まずここで市内観光マップを貰い、広げてみた。 右手には貸し自転車のお店があるが、こんな積雪では自転車に乗るのは無理だろう。 雪の舞う中をとりあえず東へ、市内を南北に流れる宮川に向かって歩を進めた。
 国分寺通りから高山屋台会館周辺ヘ、そして、高山に来たならやっぱり三町筋周辺、なかでも上三之町の古い街並みには伝統的な建造物が保存されている。江戸時代からの家もあるそうだが、公開されている家の中は想像するのと違って、食事処・民芸品・美術館・造り酒屋など、じっくり見学する事ができた。
 高山市内には○○会館とか○○記念館とかの名所見どころがたくさんある。
それらは入場料金の必要なものもあれば、要らないものもある。が、どちらにしても全てを探索しようとすればかなりの時間が掛かってしまい、歩き疲れてしまうだろう。見るポイントを前もって調べ、絞っておく必要がある。
ましてやこんな雪の日は・・・
 雪が猛烈に降ってきたかとおもえば、空に晴れ間が見えてきたり、この高山の旅は、こんな変化に飛んだお天気の中での旅だった。