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木造 薬師如来立像もくぞう やくしにょらいりゅうぞう

木造 薬師如来立像
分類
市指定(第27号)
指定年月日
昭和40年5月1日
種別
彫刻
所有者
神光寺
時代
時代不詳
法量
高さ 100cm

 薬師如来は、人々に安堵を与えるために右手をあげ、左手には、中指・薬指をわずかに曲げて薬壷を持つ。来世の極楽往生を説く阿弥陀信仰と対照的に、病気をいやし災いを除くことができるという、現世利益的な性格を持つ仏である。
 この像は、上条白山媛神社の神宮寺じんぐうじであった神光寺じんこうじの創建の際にえいざんから贈られたものと伝えられる。円満な顔部、広やかな胸部がそれをうかがわせ、寺では、慈覚大師の作として尊ばれている。