チャレンジ!   韓国のアワード
               KARL(韓国アマチュア無線連盟)発行
アワー名 H.L.A A.K.A A.P.A K.D.N D.M.Z

 近くて遠い国、距離的に近いこともありQSOには問題ないが、韓国のアワードをねらうJAのハムはまだ僅かだ。
 そこにはQSLカードの返信率が悪いことや、アワードの種類も少ないなど...。
 これまでは、チャレンジする機会を見逃していたように思う人もいるだろう。最近では、KARLをはじめ、支部やクラブのアワードがいくつか発行されている。
 そこで、まず、KARK発行のアワードを紹介する。


H.L.AHLA Award

    

HLAは次の 5種類に分かれる。(HAM、SWLに発行する。)
ルール:下記の韓国アマチュア無線局のQSLカードを得る。
Class K−異なるQSL 5局
    Class O−異なるQSL10局 
    Class R−異なるQSL20局
    Class E−異なるQSL30局
    Class A−異なるQSL50局
Class A取得者には、50局ごとにステッカーを発行する。

 KARLで発行されているいろいろな種類のアワードの中でも、KARL創立10周年を記念して「HMA Award」の名称で最初に制定(1965年)され、1982年に韓国のプリフィクスがHMからHLに変わっても同一デザインで名称だけ変えていままで発行している。B5版。

※注  3.5MHz, 7MHz, 21MHz, 144MHz, 430MHz等の周波数別に、またはSSB、CW、FMなど電波形式を特記事項の申請可能。
 受賞第 1号には、1965年 8月1日付で JA3CED 隅田 順一郎氏が取得された。
※隅田氏のCALL SIGNが永い間JA3CDEになっていたことをお詫びいたします。
                                                    

A.K.A(All Korean Prefix)

    

ルール:下記の韓国アマチュア無線局のQSLカードを得る。
    韓国の実質的な全 5エリア各1局づつ(HL1〜HL5)
    十団体局[φ=クラブ局]1局の合計6局のQSLカードを得る。 

※注1.HLでもDSまたは6KなどのPrefixに関係なく、6個のcall areaの無線局と交信を完成してQSLカードを得れば申請できる。
※注2.交信相手局が移動運用(車両または、携帯)中に交信した場合に発行するQSL CARDに記載された移動地は有効。
 すなわち、例:[HL1◯◯◯/M3]の場合には、地域番号3は忠清南道、忠清北道で取扱う。
※注3.現行のCall Area(Prefix): 「1999年正会員名簿」から。
 HL1,HL2,HL3,HL4,HL5.
 DS1,DS2,DS3,DS4,DS5,6K5.
 HLφ,DSφ,6Kφ,6Lφ,6Mφ,6Nφ.(φ=団体局[クラブ局])

 1980年 1月 1日新設された比較的に最近発行のアワード。JHφQYS 河合 文彦氏が1982年 8月12日付けで、No3をJAでは初の受賞。B5版。
                                                    

A.P.AAll Province Award

   

ルール:大韓民国の行政区域の特別市、廣域市に加え、4つのエリアの
    各道から1枚づつ合計16枚の韓国アマチュア無線局のQSLカード
    を得る。
Call Areaと行政区域名は次の通り。
 1 ソウル特別市。
 2 仁川廣域市、京畿道、江原道。
 3 大田廣域市、忠清南道、忠清北道。
 4 光州廣域市、全羅南道、全羅北道、済州道。
 5  釜山廣域市、大邱廣域市、蔚山廣域市、慶尚南道、慶尚北道。
※注 申請者の希望によって周波数及び電波形式を特記できる。

 大韓民国の行政区域の体系を注意深くみれると、ソウル特別市と仁川(インチョン)、大田(テジョン)、光州(クワンジュ)釜山(プサン)、大邱(テグ)、蔚山(ウルサン)など6廣域市(クワンヨクシ)があって、京畿道(キョンギド)、江原道(カンウオンド)忠清南道(チュンチョンナムド)、忠清北道(チュンチョンプクド)、全羅南道(チョンラナムド)、全羅北道(チョンラプクド)、済州道(チェ
ジュド)、 慶尚南道(キョンサンナムド)、慶尚北道(キョンサンプクド)の9道となっている。
 特別市と廣域市の下には区があって、各道には市または郡に区分されているが、道は日本の県に相当する。

 1985年 9月 9日付けで、JE2ZAF(7J2AAS)朴 勝 也氏がNo4をJAでは初の受賞。B5版。
                                                    

K.D.NKorea District Number)Award

    

 H.L.Aと同じ交信(受信)数で申請するアワード、クラスは下記の6種類
に区分される。
ルール:下記の韓国アマチュア無線局のQSLカードを得る。
    KDN 50:異なる50 市、郡、または区との交信(受信)
    KDN100:異なる100市、郡、または区との交信(受信)
    KDN150:異なる150市、郡、または区との交信(受信)
    KDN200:異なる200市、郡、または区との交信(受信)
    KDN250:異なる250市、郡、または区との交信(受信)
    ALL KDN:賞状申請日現在、全KDNの交信(受信)。

※注 KDNナンバー・行政区域
    A11〜A35・ソウル特別市
    B15〜B26・釜山廣域市
    Cφ1〜Cφ26,C13〜C24・京畿道
    Dφ1〜Dφ7,D12〜D25 ・江原道
    Eφ1〜Eφ3,E11〜E20 ・忠清北道
    Fφ2〜Fφ9,F14〜F26 ・忠清南道
    Gφ1〜Gφ9,G11〜G23 ・全羅北道
    Hφ2〜Hφ9,H12〜H32 ・全羅南道
    Kφ2〜Kφ12,K11〜K34・慶尚北道
    Lφ1〜Lφ14,L14〜L28・慶尚南道
    Mφ1〜Mφ2,M11〜M12 ・済州道
    Nφ1〜Nφ11・仁川廣域市
    Pφ1〜Pφ8 ・大邱廣域市
    Qφ1〜Qφ5 ・光州廣域市
    Rφ1〜Rφ5 ・大田廣域市
    Sφ1〜Sφ5 ・蔚山廣域市

 KDNとは、日本のJCCやJCGと同じように、多くの韓国のアマチュア無線局はQSLカードにこのKDNナンバーを表記しているが、韓国アマチュア無線連盟では1981年に韓国の特別市及び廣域市の区、道の市及び郡にKDNナンバー制定し付与していて、KDNを一定数以上(KDN50, 100, 150, 200, 250)または、すべての市、郡、区との交信(受信)ならば ALL KDN賞を申請することができる。
 1983年 9月 7日付けで、JI1PFJ 猿山 一郎氏がKDNー150を最初に受賞。B5版。
                                                 

D.M.Z (Demilitarized Zone) Award

    

ルール:1.北緯38度線にある国とQSOしQSLカードを得ること。
    2.必ず韓国(HL,DS,6K,6L,6M,6N)を含むこと。
    ClassA:15 Entity
    ClassB:10 Entity
    ClassC: 5 Entity
 北緯38度線上のEntity、9H,BY,CT,EA,EP,EY,EZ,HL,I,
JA,P5,SV,TA,UJ, W,YA,YI.
※注1.1959年2月3日以降の交信有効。
※注2.発行期間:南北統一時まで。

 「KARLmonthly」99年 4月号にデザインが発表されたばかりの新アワード。

 朝鮮半島が南北に分断されたまま、既に半世紀を経ている。1945年8月15日、日本の敗戦は、36年間にも及ぶ朝鮮の植民地化政策から開放されが、米ソによる38度線の設定は日増しに壁を厚くし、翌46年5月になると民間人の38度線通行は全面的に禁止された。
 1950年 6月25日には朝鮮戦争勃発。53年 7月27日、板門店で停戦協定調印まで米ソ冷戦の中、近代兵器の投入と心理戦とで、同族が血を流し戦う悲惨な戦争が起きた。
 民族統一、国土統一のかけ声はかけても、語り合うことはなく。そんな空虚な気持ちに追いやられる今の国際社会を考えるためにも意義あるアワードだ。
                                                 

[上記、KARL発行のアワード申請、共通ルール]
(1)1959年 2月 3日以後の交信から有効。韓国人に初のアマチュア無線局(HL9TA)が許可され開局以後である。
(2)旧HMコールは全て有効。
  例えば、同一サフィクス局のHM1とHL1を重複してはいけない。
(3)HM9(旧KARL移動局)及び、HL9駐韓米軍との交信は無効である。

申請方法:GCR(アマチュア局2名のQSLカード所持証明)+10IRC(またはUS5$)。
     HLAのステッカーは、追加GCR+4IRC(またはUS2$)。
    ※ QSLカード返送、必要時には別途送料を含むこと。
申請先:韓国アマチュア無線連盟(KARL:Korean Amateur Radio League)
    100-601 大韓民国 ソウル特別市 瑞草区 良才洞275ー7
         KEC(韓国電子)B/D 6層
    または、ソウル中央郵便局私書箱162号(C.P.O. Box 162, 100-601,
     Seoul KOREA)

参考文献:KARL発行・教養教育教材「アマチュア無線と無線局の運用」、「'99 正会員名簿」、「'99 卓上カレンダー」、「KARLmonthly」99年 4月号、そして、会報「あんてな」第24号。



 その他のアワード
韓国アマチュア無線連盟(KARL) 2002 FIFA World Cup Award
KARL 忠南支部発行 百済の古都・扶餘(プヨ)記念賞
KARL 慶北支部発行 慶州世界文化エキスポ記念AWARD
KARL 釜山支部発行 第14回 アジア競技大会 記念アワード

                                                     


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