チュウゴクワニトカゲ



 平成初頭にワシントン条約付属書Tに記載されました。現在では、動物園やファームで人口繁殖された個体のみが入手できるだけです。

 非常に特殊なトカゲで、北アメリカの「イボトカゲ」が近縁である以外、類縁する生物はいないとされています。

 外見は、箱型の頭部を除くとワニに非常に良く似ていて、インボイスネームもここに由来します。
 水中での活動に大変よく適応していて、かなりの長時間、水中で活動します。エサは昆虫や甲殻類、小型の両生類など、ほぼ肉食です。このトカゲの奇妙な所は、「肉食」で「水中活動に適応」していながら、「魚類」をまったく食べないことです。発見当初、その形体や生活様式から、ワニ同様「魚食」であると誤解されていたために、飼育は非常に難しいとされていました。
 また、かなりの寒冷地に生息していることから暑さに弱いことも飼育を難しくしていた一因のようです。

 実際には、清潔な水質を維持できるアクアテラリウムで飼育し、エアコンで暑さを防いでやれば、非常に丈夫なトカゲで、胎生なので、大きめの飼育装置が用意できれば人工飼育下でも繁殖は可能です。

 また、かなり長寿のトカゲらしく、今後、養殖個体が入手しやすくなればと期待しています。
 
 



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