ＣＣＣは２〜４人向けのコインとカード(トランプ)を使ったボードゲームであり、より多くの陣地の獲得を目指す。
ボードは基本的に６×６マス程度の広さのものを使い、正方形でなくてもよい。
・ＣＣＣではトランプ２デック(同じもの)を使い、 [ジョーカー](赤黒色付き)４枚を含んだ１０８枚を使用する。
・各プレイヤーは自分だけの色のコインを使う。
・ターン制であり、先攻のプレイヤーから反時計回りでターンを回していく。
・それぞれのプレイヤーの初手は４＋ｎ枚であり、ｎは自分の順番である(先攻のプレイヤーの初手は５枚、次のプレイヤーは６枚、その次のプレイヤーは７枚といった具合)。
・自分のコインの数がいずれのプレイヤーのコインの数よりも２つ以上多く置かれているマスを自陣という。
・自分のコインの数がいずれのプレイヤーのコインの数よりも１つだけ多いマスを準自陣という(つまり、準自陣はもう１つ自分のコインを置くと自陣となる)。
・プレイヤーの自陣には他のプレイヤーはコインを置けない。
・始めて山札がなくなった時、今まで使われたカードを切り、それを山札としてゲームを続ける。
・２度目に山札がなくなった時、そのあと各プレイヤーが１度ずつターンを行ってゲーム終了(つまり、最後に山札からカードを引いたプレイヤーが最後のターンを行う)。
・ゲームが終了したら、それぞれのプレイヤーの自陣、順自陣の中で、１〜４を１点、５，６を２点、７以上４点として、それらの点数の合計が一番多いプレイヤーの勝利となる。
ターンの進行
１コインを置く。
２カードを引く。
３ターン終了。
自分のターンにコインを好きな枚数(０枚でもよい)だけ置くことが出来る。コインは手札を消費することで置くことが出来、置ける場所も制限されている。同じターン中に置くコインは、同時に置かれたものとする(これにより『１』のマスを自陣にするには、同じターン中に[A]を２枚以上使用する必要上がる)。
コインの置ける場所
・隣にコインが置かれていないマス。
・自分のコインが置いてあるマス及びその隣のマス。
コインの置けない場所
・いずれかのプレイヤーのコインの数が自分のコインの数よりも２つ以上多く置かれているマス。
・[A],[4],[9]を１枚で出す場合、自分の準自陣及び隣にコインの無いマスには置けない。
ただし、置けない場所は置ける場所よりも優先される。
コインの置き方
コインは手札からトランプを１枚以上使い、マスの数字のニ乗に一致するように出すことで置ける。
トランプの[2]〜[10]は額面通りの点数として扱い、[A],[J],[Q],[K]はそれぞれ１,１１,１２,１３点として扱う。
ただし、[A],[4],[9]を１枚で出す場合、自分の準自陣及び隣にコインの無いマスには置けない。
[ジョーカー]と[エース]([A])には特殊な効果があり、
３枚以上で全てのカードが同色(赤or黒)の時も特殊な効果がある
(これをフラッシュと呼ぶ)。
[ジョーカー]：[ジョーカー]は出したトランプの合計点数に×２の効果を及ぼす
(優先順位は足し算より後である)。
(例：[8],[ジョーカー]を出した場合、８×２で１６点なので４となる。)
[エース]([A])：[エース]は額面の１の他に、スプリットの効果として使える。
出し方として、X,[エース],Yとして出す(X,Yはそれぞれトランプの組)。
結果としては、Xで進める数とYで進める数の合計だけ進める。
(例：([4]),[A],([3],[6])を出した場合、２＋３で５となる。)
フラッシュ：フラッシュは出したトランプが３枚以上でしかも全てが同色(赤or黒)
の時にトランプの合計点数に×２の効果を及ぼす(優先順位は足し算より後である)。
(例：[7],[8],[J],[J],[K]を出した場合、５０×２で１００点なので１０となる。)
[ジョーカー]、[エース]([A])、フラッシュの複合例
([5],[7],[K],[ジョーカー]),[A],([Q],[4])を出した場合、
[エース]の前者は２５×２×２で１００点なので１０、後者は１６点なので４、
あわせて１４となる。
カードを引く時、次の４つからどれかを行える。
・カードを引かない。
・山札から１枚引く。
・手札から２枚捨て、山札から４枚引く。
・手札から５枚捨て、山札から８枚引く。
ただし、手札にカードが無いときにカードを捨てることは出来ないし、
山札を超える数を引くことは出来ない(例えば、山札が残り３枚の時に「２枚捨てて４枚引く」ことは出来ない)。