トーン

トーンとは?

トーンとは明度と彩度が複合された概念で、色の明暗、濃度、鮮やかさなど、色の調子のことで、色調ともいわれています。トーンはカラーシステムによって分類が異なり、日本色研事業株式会社の開発したカラーシステムであるPCCSでは、無彩色を5つのトーンに分け、有彩色のトーンを12種類に分けています。またCCIC(商工会議所カラーコーディネーション・チャート)では、無彩色を10トーン、有彩色を21トーンに分けています。


【ご注意】「灰色の森林」では、これらPCCS、CCICのトーン表は掲載しておりません。色彩検定やカラーコーディネーター等の勉強のために、以下の図を参考にしないでください。また詳しくは色彩検定、カラーコーディネーターの参考書などをご利用いただくか、日本色研事業株式会社様のサイト等をご参考ください。

»日本色研事業株式会社様のサイトへ

トーンの種類(イメージ図)

トーンの種類は、様々ありますが大きくわけると以下の種類があります。

トーンの種類(イメージ図)

HSBモデルを使ったトーンのイメージ

以下の図は、HSBモデルを使った無彩色5種類と有彩色の赤を基調とした場合の12種類のトーンのイメージです。

赤を基調とした各トーンのイメージ図

ご注意※「灰色の森林」では、トーンの概要をご説明するため、HSBモデルの明度と彩度を分割してトーンを定め、イメージしやすいよう修飾語(vividなど)をつけております。ここではHSBモデルにおける明度、彩度の数値を25%ずつ4分割にしています。図中にある分割した数値は、他のトーンの概念を表したものではなく、このトーンイメージ図は、説明のために作成したもので、HSBモデルにおける明度(B)と彩度(S)の値が100%の場合を、最も鮮やかで明るい色(vivid)としており、画面上で見た場合のトーンのイメージを説明したものです。各表色系や規格、カラーシステムの定めている「トーン」には準拠していないため色合いも異なりますのでご注意ください。

トーンから感じるイメージ

トーンは様々なイメージを持っており、そのイメージを参考にすることによって配色をする際のヒントになるかと思います。以下の表は各トーンにより、一般的にどのようなイメージを持っているのかまとめたものです。

vivid(ビビット)
鮮やかな、鮮明な、派手な、冴えたイメージ
bright(ブライト)
明るい、輝いている、華やかなイメージ
strong(ストロング)
はっきりした、強い、情熱的なイメージ
deep(ディープ)
深い、伝統的な、濃いイメージ
light(ライト)
薄い、軽い、澄んだ、さわやかな、楽しいイメージ
soft(ソフト)
柔らかな、穏やかなイメージ
dull(ダル)
冴えない、鈍い、くすんだイメージ
dark(ダーク)
暗い、陰気な、大人っぽいイメージ
pale(ペール)
淡い、薄い、やわらかい、優しい、弱いイメージ
lightgrayish(ライトグレイッシュ)
落ち着いた、おとなしいイメージ
grayish(グレイッシュ)
にごった、地味なイメージ
darkgrayish(ダークグレイッシュ)
重い、陰気なイメージ
white(ホワイト)
清潔、冷たい、新鮮なイメージ
gray(グレー)
寂しい、都会的な、落ち着いたイメージ
brack(ブラック)
高級、フォーマル、引き締まったイメージ

トーンを利用した一例

例えばpale(ペール)は淡い色や薄い色でイメージ的に大多数の方が、「優しい」、「かわいい」などといった印象をもつはずです。このpale(ペール)は、ベビー服やベビー用品などに多く見受けられ、「優しい」、「かわいい」といったイメージを感じさせます。

ベビー服などによく使われるペールトーンの使用例

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