2007.10.7 デニスコナーカップヨットレース徹底解析

1.レース全体の航跡図

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1レグ:10:20〜10:45 後半は上りすぎ
2レグ:10:45〜11:04 かなり変な走り!? やっぱり、風は少し落ちたみたい。
3レグ:11:04〜11:29 前半は上りすぎ
4レグ:11:29〜11:46 ややまともになってきたか
5レグ:11:46〜12:09 ややまともになってきたか

2.スタートの解析

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1回目は我々もリコールかもしれませんね。2回目、3回目とだんだんへっぴり腰になっちゃいました(笑)。

3.風向・風速・船の速度・角度の解析

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左の目盛は0〜360度、右の目盛は0〜20ノットです。

風向も10〜20度常に触れているのが分かります。TWSは40度前後がベストですが、たまに上りすぎになっているときもありました。風も8〜14ノットですので、No2が正解だったかも。

4.どこでもヨットレースデータ

20071007dokodemo_denis.zip (279KB)

10倍速くらいで、自動追尾をOFFにして、後はマウスの左クリックで拡大、右クリックで縮小です。これを見ると1回目のスタートはリコールですが、2,3回目はジャストスタート(17秒遅れ)みたいな・・・!

5.参加記

朝6時出航の時に、皆が「兄貴は?」と聞いてきて、「今日はこれない。僕が繰り上がり艇長です。」というと、「え〜」っていう感じで、かなりテンションダウン。ははは、僕の信頼が低いのかな・・・。
ラグーナマリーナまでの回航時は70度の風。スタート時は10-11ktの120度の風。作戦は、スタートして右に振れる予想で上りは右海面、下りは進行方向に見て右海面だった。迷うところだがNo2(120%)とフルメインにした。まず、見通し線を確認した。33艇にしてはスタートラインが短い。かなり上マークは危険な混戦状態で、GUSTの上で最高のスタートだったがゼネリコだ。今までで一番どきどきした。気を取り直して2回目のスタートは若干びびり気味だが、右にはダンシングビーンズがいてタイミング的にはわりといいスタートかと思いきや、またまたゼネリコ。3度目の正直で、真ん中よりもマークよりからやや出遅れスタートだった。すぐに右海面に行きたかったが、右のスターボード艇が多くしばらくしてタック。しばらく走ると、左後ろで「どかーん」「ばかやろう!」と聞こえてきて振り向くと、J24とY33Sが直角に衝突していた。風は右に左によく振れて、さらにブローがくると13ktだ。メインのリリースが遅れ、ブローチング寸前。スキッパーも風の振れに間に合わずに上りすぎになったりしてふらふらしてしている。何とか上マークを回り順位は2/3程度。スピンを上げて、追い上げて数艇抜いた。下マークを回り、今度は若干風が8-9ktに落ちてNo2ではパワー不足だ。しかしブローがくるときつい。次の上マークでスピンを上げたが、かなり風が南に回っていて、オーバーセールしてしまった。最後の上りはまた風が11-13ktに上がり、スキッパーもやっと調子が出てきて、風向も若干安定してきて、ボートスピードもよかった。しかし、レーティングでは、20番目だが、23着修正25位。失格3艇とDNF3艇だから、完走の中でどべから3番目だった。成績は散々だが、天気もよく、レース後に豊田さんのレクチャーに耳を傾け、勉強になった。3時からのパーティにちょっと参加して、3時半に出航して5時2分前にぎりぎりセーフで帰着した。あれだけあちらこちらで事故(ケーニッヒもベンガル7とJUST8に2回も接触したらしい)があったのに、無事でよかった。今回の反省点は、今日のメンバーでの練習不足に尽きると思う。長尾さんの言われてた計画通り、練習すればよかったと反省です。参加されたメンバーの方、迷(?)スキッパーに付き合っていただきありがとうございました。お疲れ様でした。