FreeBSDでCATV&家庭内LAN&PPPサーバー



1.なにがしたいのか.... [目次へ]

 我が家もケーブルテレビ(CATV)のインターネットサービスに加入しました。NTT等の通話料金は気にしなくて良いし、スピードもISDNより早くて快適です。しかし、ケーブルテレビのインターネットサービスもユーザーの希望どおりの完璧ではありません。

 そのような問題点(会社によって異なりますが...)を何とか克服できないだろうか? ということで、まだまだ実験中ですが、FreeBSD 2.2.8R (UNIX) を使い、自宅にプライベートサーバー(DOS/Vマシン)を立ち上げることによって対応できたものについて、設定などの情報を公開しました。(ここでは、2.x.xの最終バージョンの2.2.8Rを使いました。FreeBSDの最新バージョンはここ)

 ただし、他人にアクセスを許可したり、その他ケーブルテレビ(CATV)側との契約で問題が生じるおそれがありますのでご注意ください。また、UNIXについては素人ですので、間違った表現や記載があるかもしれませんが、ご指摘くだされば幸いです。

問題点 1) 外出先からアクセスできない(電話回線からのアクセスポイントがない)

 モバイルなどの時、電話回線からアクセスするポイント(ダイアルアップのプロバイダ)がなくて不便です。そこで、自宅にTELすれば、家庭内のLANからCATVのインターネットにつなげることが出来るようなシステムを構築してみました。
 自宅にプライベートサーバーを立ち上げ、NIC(ネットワークインターフェースカード)を2枚接続して、自宅内のローカルなLANからケーブルテレビ側のグローバルのLANに接続できるようにするソフト(ip filterなど)を利用することにより可能になります。ケーブルテレビ側のIPアドレスがDHCPサーバーから割り当てられている場合でも、DHCPのクライアントソフトにより、FreeBSDでも問題なくIPアドレスが取得できます。PPPサーバーは、NTT-ME (旧NTT-TE東京)のMN128 SOHO/DSUには、ISDNのPPPサーバー機能(ISDNとPIAFSの着信が可能)があるのでそれを活用しました。
 最近は、TA+ルータ+MODEMという機種もあるようですので、それでも対応できると思われます。ただし、MN128 SOHO/DSUには、アナログのPPPサーバー機能はありません。FreeBSDによる内蔵モデムを利用したアナログモデムのPPPサーバーを立ち上げても可能かもしれませんが、専用のアナログ回線がないとふつうの電話とPPP着信の電話と鳴り分けができないと困るので今回は見送りました(ISDNの場合は、PPP接続の時は電話のベルが鳴らないのでよいが...)。

問題点 2) CGIが使えない (掲示板、チャット、アクセスカウンターもサービスしていない)

 ケーブルテレビのインターネットサービスがCGIを許可してなくて、さらにあらかじめ使って良い物も提供していない場合は、自宅にプライベートサーバーを立ち上げ、perl(perl5)を利用することにより可能になります。

問題点 3) 与えられているホームページ容量が少ない

 ケーブルテレビのインターネットサービスの容量が足りない場合、自宅にプライベートサーバーを立ち上げ、wwwサーバーソフト(apache等)を利用することにより可能になります。さらに、DHCPからアドレスを取得している場合、リブートしたりすると、IPアドレスが変わってしまうことがあります。そんなときは、IPアドレス自動登録(変更)プログラム(ipftp.pl)により、わざわざ自分で書き換える手間がなくなるようにできます。

問題点 4) FTPサーバーがない(メールでは送れないような大きなデータを交換したい)

 ケーブルテレビのインターネットサービスのメールの扱い容量が足りない場合、自宅にプライベートサーバーを立ち上げ、ftpサーバーソフト(ftpd)を利用することにより可能になります。

問題点 5) メールが外部のネットワークから見ることができない

 自宅にプライベートサーバーを立ち上げ、proxyサーバーソフト(delegateなど)を利用することにより可能になります。

問題点 6) 掲示板が外部のネットワークから見ることができない

 自宅にプライベートサーバーを立ち上げ、proxyサーバーソフト(delegateなど)を利用することにより可能になります。

問題点 7) DHCPで割り当てられるがもっと複数のパソコンで使いたい

 我が家の加入しているCATVインターネットサービスでは、グローバルのIPアドレス(現在は8個まで使用を許可されている)を、CATV側のDHCPサーバーから割り当てられます。DHCPサーバーで割り当てられたグローバルアドレスと家庭内のローカルアドレスのLANとを接続できるようにするには、FreeBSDでIP masqueradeルータ機能を持たせるようにする必要があります。

問題点 8) Macintoshの場合、DHCPで割り当てられる時にエラーが生じてIPアドレスを取得できない

 これは、ケーブルテレビ側のDHCPサーバーソフトによって、このような不具合が生じる様です。FreeBSDで状況を解析して、DHCPサーバーの不良を訴えて、DHCPサーバーを変えてもらいましょう。私の加入しているCATVインターネットサービスでは公式には公開していませんが、DHCPサーバーを変えたときから、Macintoshの不具合が解消されました。

 

 ※このホームページはあくまでFreeBSDによるサーバー立ち上げの参考になるように、作成・公開したものであり、これに基づく事故などについては、一切責任は持ちませんのでご了承下さい。※


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