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■インストールするパソコンのハードウエア

 FUJITSU FMV-DESKPOWER FMV-5133D5 Pentium 133MHz HDD 1GB RAM 32MB
 NIC 内蔵10BASE-T(FMV181/182)
 NIC MELCO LGY-PCI-TR (PCI LANボード)

■FMVのIRQ情報

 IRQ DMA                           IO     

 00    システムタイマ
 01    106日本語(A01)キーボード(ctrl+英数)
 02    プログラミング可能な割り込みコントローラ
 03    通信ポート(COM2)               02F8-02FF
 04    通信ポート(COM1)               03F8-03FF
 05 01,05 Creative Sound Blaster 16,AWE-32またはサウンドデバイス互換
 06 02 標準フロッピーディスクコントローラ
 07    プリンターポート(LPT1)            0378-037F
 08    システム CMOS/リアルタイムクロック
 09    PCIステアリング用IRQホルダ
 09    ATI Graphics Pro turbo PCI (atim64-VT)
 10    Fujitsu FMV-181/182            0300-031F
 11    PCIステアリング用IRQホルダ
 11    MELCO LGY-PCI-TR              7200-721F
 12    PS/2 互換マウスポート
 13    数値データプロセッサ
 14    CMD PCI-0646 Bus Master PCI to IDE contoller
 14    プライマリーIDEコントローラ(シングルFIFO)
 15    CMD PCI-0646 Bus Master PCI to IDE contoller
 15    セカンダリーIDEコントローラ(シングルFIFO)

■インストール手順

  0) HDDのフォーマット

 インストールする前に、HDDにFreeBSDをインストール出来るように、領域を確保しておく。
 800MBをMS-DOS領域、400MBをFreeBSD領域とした。(Windowsを使わなければFreeBSDだけでもよい)

 1.Windows98起動FD1を入れ、FMVを起動し1.を選択して立ち上げる。
 2.指示通りキーボードを選択し、起動FD2に入れ替える。
 3.A:\> になったら、再び起動FD1に入れ替える。
 4.A:\>FDISK [return]
 5.大容量ディスクのサポート....は、「N」[return]
 6.MS-DOS領域..作成の「1」[return]
 7.基本 MS-DOS...の「1」[return]
 8.アクティブなMS-DOS領域を800MBを作るため、後は指示通りに行う。
  FreeBSD領域は、FreeBSDインストール時に作成するのでここでは作成しない。
 9.再起動した後、A:\>FORMAT C: [return] でHDのMS-DOS領域のフォーマットを行う。
 10.空になったCドライブのHDにWindows98をインストールする。

 1) ブートディスク(FD)を入れて、FMVの電源を入れる。

先ほど作成した kern.flp (カーネルフロッピー) を入れてパソコンのスイッチを入れます。
しばらくするとPlease insert MFS root floppy and press enter:と表示されますので、
指示通り、mfsroot.flp (ルートフロッピー)に入れ替えてenterキーを押します。

 2) 2行目の「Start kernel configuration in full-screen visual mode」を選択する。

 3) 「X」ですべてを表示して、[必要な物以外はdelete]等で削除し、conflictsを解消する。

  Storage:
   Froppy disk controller fdc0 6 0x3f0 ←変更なし
   IDE/ESDI/MEM disk controller wdc0 14 0x1f0 ←変更なし
   IDE/ESDI/MEM disk controller wdc1 15 0x170 ←変更なし
  Network:
   Fujitsu MD86960A/MB869685A Ethernet Adapter fe0 0x300 
  Communications:
   parallel printer port lpt0 7
   8250/16458/16550 Serial port sio0 4 0x3f8
   8250/16458/16550 Serial port sio1 3 0x2f8
  Input:
   Keyboard atkbd0 1
   PS/2 mouse psm0 12
   Syscons console driver sc0

  以下はそのままで、[Q][Y]で、起動するのを待つ。

  (wd0で時間が1分くらいかかるがじっと待つ)

  FreeBSD sysinstall - I18N Menuが表示されるので「Japanese Japanese(EUC-JP)」を選択し[OK]

 4) 「K.Keymap」を選択し「Japanese 106」をカーソルキーとスペースで選択

 5) 「4.Custum」を選択し[space]を押す。

  「2.Partition」を選択し[space]を押す。
  [c]で領域を作成する。[400M]とする。[165]はそのままとする。
  [q]で終わる。
  (*)BootMgr としてブートマネージャを入れる。
  「3.Label」を選択し[space]を押す。
  [a]で自動的に標準のディレクトリーを作成する。

  wd0s1 <none> 801MB DOS  ←<none>を /dos に変更するとdosの部分もマウント出来る
  wd0s2a / 32MB UFS Y
  wd0s2b swap 73MB SWAP
  wd0s2e /var 30MB UFS Y
  wd0s2f /usr 263MB UFS Y

  となるので、[q]で終了する。

  「4.Distributions」を選択し[space]を押す。
  「6.X-User」を選択し[space]を押す。
  「Do wish to install DES....」は、「NO」[return]
  「Would you like to install the FreeBSD ports ...」は、「NO」[return](インストールしたかったらYES)
  「Server」を選択し[space]を押す。[X]Ma64を[space]で選択し[OK][return]
  「Exit」「OK」[return]
  「8.Custum」を選択し[space]を押す。
  「src」を選択し[space]を押す。「sys」を選択し[space]を押す。
   [return]を3回押す。
  「5.Media」を選択し[space]を押す。「1.CD-ROM」を選択し[space]を押す。

  本当によければ「6.Commit」を選択し[space]を押す。
  もう一度確認の[Yes]で[return]を押すと、インストールを開始する。

  「バージョンが...本当に...」のメッセージが出ても[OK]で続けるとインストールが始まります。

  10-20分かかるので、コーヒーでも飲んで待ってください。

  「User Confirmation Requestedで、総合設定メニューに移動しますか?」が表示されたら「Yes」[return]

  必要なら「1.User Management...」でユーザーを登録する。

  「3.Time Zone」を選択し[space]を押す。「...UTC?...」「NO」[return]
  「5.Asia」「17.Japan」「1.most locations」「...JST?..」で「Yes」
  「5.Mouse」「2.port」「(*)PS/2....」を選択、「0.Exit」
  「6.Networking」を選択し[space]を押す。
  「[ ]Interface」を選択し[space]を押す。

  「ed1」と「fe0」を設定する。

    [name][domain]
    [gate][dns][myAddress][netmask][option]

  「ed1」を選択し[space]を押す。(tmpfmv=マシン名です。各自好きな名前にしてください。)

    [tmpfmv][catv123.ne.jp]
    [NO][210.ddd.nnn.sss][192.168.13.7][255.255.255.0][ ]

  「OK」[return]  有効化しますか?「OK」[return]

  「fe0」を選択し[space]を押す。

    [tmpfmv][catv123.ne.jp]
    [NO][210.ddd.nnn.sss][192.168.13.11][255.255.255.0][ ]

  「OK」[return]  有効化しますか?「OK」[return]  「Exit」「OK」[return]

  「R.Root Password」でパスワードを入力(2回)

  設定がすんだら、

  「E.Exit」「OK」[return]
  「E:導入終了」を選択し[return]。
  フロッピーを抜いて再起動する指示が出るので従う。


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