ipftp.pl (IPアドレス自動登録(変更)プログラム)

FreeBSD (UNIX)

ケーブルモデム

FUJITSU FMV(DOS/V)



 我が家もケーブルテレビ (CATV) のインターネットサービスに加入しました。NTT等の通話料金は気にしなくて良いし、スピードもISDNより早くて快適です。しかし、ケーブルテレビのインターネットサービスも、ユーザーの希望どおりの完璧ではありません。

 ケーブルテレビインターネットサービスのホームページ容量が足りない場合や、アクセスカウンター・電子掲示板・チャットなど SSI,CGI の使用を許可していない上に提供もしていない場合は、自宅にプライベートサーバーを立ち上げ、wwwサーバーソフト (apache等) や perl 等を利用することによりこれらが可能になります。

 しかし、このようなプライベートサーバーを立ち上げるには、CATV側のDHCPサーバーから配布されたアドレスを使用しなければなりません。したがってプライベートサーバーをリブートしたりすると、IPアドレスが変わってしまうことがあります。そのためアクセスしてくる人は、プライベートサーバーのアドレスがわからなくなり、アクセスできなくなってしまいます。そのようなときには、筆者の方法のように設定し、さらにIPアドレス自動登録(変更)プログラム (ipftp.pl) を使用することにより、わざわざ自分で毎回書き換える手間をなくすことができます。テレホーダイの時間だけの一時的なサーバーの立ち上げの時も利用できると思います。

 IPアドレス自動登録(変更)プログラム (ipftp.pl) は、FreeBSD 2.2.7(2.2.8)R (UNIX)上で、perl5とCPANのライブラリーを使用して実行します。なるべく誰でもわかるように、プログラムにコメントを入れましたが、ある程度 perl を理解していないと使えない(カスタマイズできない)かもしれません。また、このプログラムはシェアウエアです。試用期間1ヶ月を越えて継続して使う場合や改造して使う場合は、必ずシェアウエア登録をしてください。

 FreeBSDのインストール方法は、こちらをご覧ください。(ここでは、FreeBSD 2.2.7Rを使いました。FreeBSD の最新バージョンはここ)

 Windows 版もそのうち!? 開発の予定です。

 ただし、ケーブルテレビ (CATV) 側との契約で問題が生じるおそれがありますのでご注意ください。また、UNIXについては素人ですので、間違った表現や記載があるかもしれませんが、ご指摘くだされば幸いです。

1. 構成図 及び 説明
2. シェアウェア登録
3. ipftpのダウンロード
4. インストールの方法


「FreeBSDでCATV&家庭内LAN&PPPサーバー」のホームページへ

Update 1999/4/28 by A.Sato