Macintosh LC630 第2の人生 「CATV用家庭内サーバー」大作戦


4.MacBSDのインストール [目次へ]

 まず、MacBSDを用意して、UNIXパーティションをMkfsでフォーマットした後、インストーラーでインストールし、最後にデバイスファイルを作成してインストールは完了です。

MacBSDの準備 [目次へ]

 CD-ROM付の本を購入した場合は、CD-ROMのまま使用してもよいし、インストールを早くしたいときは、内臓HDDにコピーしてください。CD-ROMがない場合や最新バージョンがない場合は、FTPサイトからダウンロードして、内臓HDDに入れておきます。

必要なものは、(1.4の場合)
ftp://ftp.jp.netbsd.org/pub/NetBSD/NetBSD-1.4/mac68k/installation/misc/ の中の
 Booter1.11.3.sea.hqx
 Installer_1.1g.sea.hqx
 Mkfs_1.45.sea.hqx
ftp://ftp.jp.netbsd.org/pub/NetBSD/NetBSD-1.4/mac68k/binary/sets/ の中の
 base.tgz (最低限必要)
 comp.tgz
 etc.tgz (最低限必要)
 kern.tgz (最低限必要)
 man.tgz
 misc.tgz
 MD5 ?
 BSDSUM ?
 SYSVSUM ?
 CKSUM ?

・外部HDDを取り付けて、まず内臓HDDでMacOSを立ち上げます。
 Etherのケーブルは、ネットワークの設定が完了するまで、CATVには接続しないように気をつけて下さい。プライベートアドレスを割り当てて家庭内だけのLANに接続する場合は問題ないです。

UNIXパーティションをMkfsでフォーマット [目次へ]

Mkfs_1.45をダブルクリックして起動します。メッセージが表示されたらOKを押します。

目的の外部HDDを選択してOKを押します。

UNIX_SVR2->A/UX Rootを選択してFORMATを押します。

ダイアログが表示されたらそのままOKを押します。

メッセージが表示されたらFormatを押します。
ダイアログに進み具合などが表示されます。容量によって数分かかります。

メッセージProgram Finished...が表示されたらI Read itを押します。
同様にUNIX_SVR2->Swapを選択してFORMATを押します。
ダイアログが表示されたらそのままOKを押します。
メッセージが表示されたらFormatを押します。
ダイアログに進み具合などが表示されます。
メッセージProgram Finished...が表示されたらI Read itを押します。
終了したらDONEを押します。
File->QuitでMkfs_1.45を終了します。

いよいよNetBSD/Mac68kのインストール [目次へ]

NetBSD/Mac68k Installerをダブルクリックして起動します。

インストールする先の外部HDDを選択してOKを押します。
File->Installを選択します。

インストール元の次のファイルを選択しAddします。
mac68k/binary/setsのなかの
base.tgz
comp.tgz
etc.tgz
kern.tgz
man.tgz
misc.tgz

BSDSUM これ以下のファイルは不要のようです。
CKSUM
MD5
SYSVSUM

以上を選択(Packages Selected)したらDoneを押します。
ダイアログに進み具合などが表示されます。

機種によりますが、時間がかかりますのでコーヒーでも飲んで休憩してください。
参考までにIIVx(68030 32MHz)で数時間、LC630で2時間半でした。

インストールが終了し、Finish extracting ......というメッセージが出て止まったらインストールは終了です。

デバイスファイルの作成 [目次へ]

File->Build Deviceを選択しデバイスファイルを作成します。

終了したら、File->QuitでNetBSD/Mac68k Installerを終了します。これでインストールは完了です。次は設定をします。


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