21世紀は「個人の文化」の創造を

加藤  博

    富士山ほど、日本を象徴している山は他にない。だから、皆、一度は、絵に描いてみたいと思うし、また、描く山である。子供も、大人も、素人も、また、 玄人もみんな描く山である。  が、これほど描くことの難しい山もない。
 バラさんが、この富士山を約2年の間に100作品描きあげ、20世紀を締めくくったことは素晴らしいことである。
 私も、よく富士山を描かしてもらうが、題名を「赤不二」とか、「不二冠雪」としている。富士を「不二」という文字にしている。それが、私の心である。
 その富士百態を、バラさんは、バラさんの心で表現した。見事である。
 21世紀は「個人の文化」を創る世紀である。 その、「個人の文化創造」の第一歩を、バラさんは、富士百態の御柱として完成し、それをさらにCDに収録し、21世紀の夜明けにされるとのこと。
 敬意を表したい。   二礼 二拍手 一礼         平成12年12月12日

      


 
 
 

序文