琵琶湖ツーリング


 今回のキャンプが企画されたのは約2ヶ月前の新年会で。この新年会のメンバーは去年北海道で知り合った人達と。
 既に過去に2回ほどキャンプをしており今回のキャンプが3回目。
 その時はまだまだ先だと思っていたが、あっちゅうまにこの日がやってきた感じがした。
 このキャンプのメンバーは一年前までは誰一人として知らなかったのに何故か一度会ったらみんな気が合いこの企画が続いている。やはり「類は友を呼ぶ」であろうか?「類友キャンプ」とでも名付けようか?
 北海道で知り合った人が、違うところで知り合った人を誘って来たりしている。
 今までこのキャンプには俺一人で参加していたが、碧海レーシングも合流しようと声を掛けたが、流石にこの時期に参加するキャンパーはスノ1人だけ(^^;

 スノとの待ち合わせは高浜市にあるサークルKに9:30。
 俺は5分前に到着し、スノはぴったりの時間に到着。
 しかしだ、俺はフル積載なのにスノはもの凄い荷物がコンパクト。
 おかしいと思い問いただすと、やはり荷物が少なかった。
 原因はテントをどこかに落とした為であることが判明(笑)
 早速ハプニング発生(笑)
 まぁ、しょうがない。国道で落としたのならばペチャンコは確実。
 ここは諦めて出発することになった。
 
 まず向かったのはバイク屋。
 スノのバッテリィ交換と俺のタイヤに突き刺さった異物の除去のため(^^;
 FZRのバッテリィは「へたり気味」で今では押し掛け状態。また俺のGPZにはタイヤに異物が突き刺さっているのを発見・・・・
 10:00に俺の行きつけの店「モトハウス21」に到着。
 バッテリィ交換と異物除去で約1時間の休憩・・・

 新品バッテリィに交換したスノのバイクは蘇り、セル一発でエンジン起動が。
 やはり、新品パーツは気持ちがいいね。

モトハウスにて

 仕切直しての出発。
 まずは東名高速道路「豊田IC」へ向かう。
 名古屋市内は走りたくないからな。
 高速に乗って降りるのは東海北陸道「関IC」
 そのまま琵琶湖近くまで高速で行っても良かったが、久し振りのツーリングなので山道も走りたかったから山越えルートを走ることに。

 関ICで降りてからはツーリングらしい道路。
 のどかな県道を西進していく。
途中の休憩地点。

 国道303号線に入ると更にど田舎。
 この道は始めて走ったが実に良い。ツーリングにピッタリな道路だ。
 ちょっと道が細いところもあったけど、殆ど2車線で走り易い。
 しかしだ、空模様が前日にチェックしたとおりの雲模様に・・・・
 「15時くらいに夕立があるかも知れませんので雨具の用意を」
 そのままやんけ。
 見事に雨が降り出して来たのだ。小雨のうちに雨宿り地点を発見。
 すぐさまウィンカーを左に出して停止。
 そこは建設中の小学校玄関前のロータリー。
 かなりの田舎だが立派な小学校を建設中。きっと近くの関西電力が作っているダム工事に関係した「地元協力金」で建設したのは明白。
 まぁ、そのおかげで雨宿りが出来た(^^;
シュラフを守るスノハラ。
 30分くらいだっただろうか。次第に空が明るくなってきて太陽が顔を出した。
 日頃の行いが良かったのだろう(笑)
 ちょっと雨が降って寒くなったから一枚厚着をして再出発。
 しかし、寒い!
 雨が降ってしまったために、先程まで17℃示していた電光掲示板が今は12℃。
 あのまま出発していたら、確実に震えて走っていただろう。

 雨宿り地点から目的地の海津大崎キャンプ場まではツーリングマップルで約1ページ。
 北陸自動車道「木之本IC」からは去年の10月に車で参加していたから道は暗記。
 琵琶湖湖畔を少し走ってキャンプ場に到着。

 キャンプ場の奥の方に見慣れた人達が。
 高田の姉さんに谷口さんに若山さん。
 3人とも去年の北海道ツーリングで美深にて知り合った人達である。
 ここは「日本の桜名所100選」にもなっている桜の名所。
 どうやら花見の時期はキャンプ禁止らしいが、高田の姉さんがドスを利かして難を切り抜ける(笑)
 例年ならば今が丁度花見の時期だったが、今年の桜は早すぎた。既に葉桜。
 と、言うことで花見の時期じゃないからキャンプの許可を得る・・・

 5人で話していると谷口さんの知り合い「さっちゃん」到着。
 ジュベルに馬鹿でかい箱。人目で旅人と判断。間違いなかった。
 谷口さんが北海道の礼文島で知り合ったのが最初。
 その後、沖縄ツーリングの際でも「阿蘇」や「屋久島」でも再々再会していた。
 運命の出会いでは無かろうか?そんなに偶然に会える物ではないと思うのだが?

 みんなは買い出しが終了していたので俺達も買い出しに。
 またバイクに乗るのは「おっくう」なので、今回は珍しく車で参加していた若山さんの愛車を借りることに。
 SUZUKIジムニー。米国名サムライ。
 またこの車がくせ者だった。
 4輪なら快適だろうと思ったのが大間違い(笑)
 かなり運転しにくい。クラッチミートの場所が分かり難いし、ハンドルの遊びも半端ではない。
 俺の持っている運転技術を出し切って時速60km/hでスーパへ向かった。

 買い出しから帰ってくると「えっちゃん」が到着していた。
 出発前には道に迷っていたが無事に到着。
 えっちゃんは高田姉さんが北海道で知り合った女の子。
 過去のキャンプに参加していた「まゆみちゃん」と一緒に北海道を走っていた。
 まゆみちゃんも一筋縄でいかない子だが、えっちゃんも同じ様な感じがした。
 この二人で走る北海道はどうゆうものだろうか?きっとドキュメントTV番組作ったら3時間の枠が必要だろうな。
 まゆみちゃんはお仕事で参加不可。残念。看護婦さんに土日はないのだ(><)

 さあ、ここからがキャンプ。
 ライダーキャンプは各自作ってそれをみんで摘んで食べる。
 俺達はキムチ鍋を作ったが、殆どみんなの物をつまみ食いしていたら腹一杯になってしまった。
 酒が入るとまず耳にはいるのが「若山さんの駄洒落」
 今回も駄洒落パワー全開炸裂(^^;
 たまに寒いギャグもあったが、これでホントに徹マン明けの人なのか?ってくらい元気。
宴会じゃー

 俺は相変わらず500の缶ビール一本で十分だったが、みんなよく飲む(^^;
 すると酒の臭いにつられて高田姉さんの旦那さん到着!
 今日は仕事だったので車で参加。もちろんダットサン フェアレディZにて。
到着!

 旦那さんが参加してさらに酒の消費量がアップする。
 だんだん谷口さんが壊れていくし(笑)
 毎回思うのだが、キャンプの出来事は内容が濃い割には書くことが少ない。
 やはり俺も少ないとは行っても酒が入っているし、話ばかり記憶しているだけを書いたらもの凄い文章量になってしまい、俺の手が腱鞘炎になってしまうと思う。
 だから雰囲気は写真で勘弁(^^;
さっちゃんの「ざーます眼鏡」を掛ける若山さん(左)

左からえっちゃん、姉さん、谷口さん

喰う。

お電話中!

 気が付いたら谷口さんは既に寝ていた(^^;
 俺もスノもその次に寝ることに。確かこの時点で0:30位。
 みんなは何時まで起きていたのだろうか?

 寝る。しかし寒い!昼間は暖かいけど、流石にこの時期の夜はまだまだ寒い。気温は一桁だし。
 スノは爆睡だが、俺は2時間起きに目が覚めていた記憶がある。
 強烈だったのは朝のカラス。
 ギャーギャー何か話している。これで起きてしまった。
 スノを起こさないようにテントの外に出て一服。
 若山さんは起きていたが再度寝てしまった(^^;
 と、言うことで俺が一番早起き?

手前にあるのがさっちゃんの「箱」

 それにしても今日は最高の天気ではないだろうか?
 暖かい、イヤ、暑いくらいになりそう。
 昨日の夜の寒さが嘘のよう。とりあえず上着を脱いだ。

 暫くしているとみんな起き出してくる。
 そして各自コーヒを作る。やはり朝はコーヒに限る!
 インスタントでも上等。本当は豆からやれば一番なんだけど、生憎俺の舌はそんな上等ではない(笑)
釣りをしているのは谷口さん。

 朝は「まったり」これが高田キャンプ。
 気が付けば10時を余裕で過ぎているではないか。
 帰り支度をしなくては。

 撤収は今までに何回もやっているので慣れてしまった。バイクへの搭載方法も確立しているので、しっかり固定できる。
 苦戦しているのはえっちゃん。
 荷物が載せにくいドラッグスターなので手こずっていた。
 自分でテントを買って初のキャンプが今回なのでしょうがない。これは何回も挑戦して自分の搭載方法を確立するしかないかな。

 11:30。俺とスノは海津大崎キャンプ場を後にする。
 みんなとはここでお別れ。

 まずは琵琶湖パークウェイ。ここは走りでも有名なのか、走りそうな車やバイクをよく見掛けた。
 それにしても今日は天気が良すぎる。バイクはもちろん車も多い。
 バスも走るのでせっかくの琵琶湖パークウェイがノロノロ走行。
 暫くすると見通しの良い道路に。対向車はいない。チャンスだった。
 先頭のバスを追い抜くと案の定前方がら空き!
 良い道!楽しい。やはりこうゆう道はバスの後ろに付いては駄目だね。

 頂上の展望台駐車場に到着。バイクの数が半端ではない!
 アメリカンからスポーツ車、原付。もの凄い数だ。
 少し後にえっちゃんも来た。ここから敦賀までツーリングしてから帰るらしい。
 ちなみに彼女は大阪。なにわナンバーの強者?である。
展望台より。

 この後、俺とスノはお決まりの温泉へ。碧海レーシングには欠かせない温泉である。
 場所は、展望台より20分程度の所にある「マキノ温泉」
 去年にも来ていたが良い温泉である。
温泉。

 湯船は銭湯っぽいけど、温泉は気持ちよいし、なにより350円の低料金が最高だ!
 近くに新しい温泉施設が出来たが、地元の人の話だとこちらの方が温泉らしいとの事。
 地元のおっちゃんと話す。
 バイクの話になり、このおっちゃんも昭和三十年代に250のバイクで各地を走ったそうだ。
 車の免許は全て持っているこのおっちゃん。なんと少し前まで自衛隊で戦車の運転手だったのだ(^^;
 米軍払い下げのM60から最新式の90式戦車まで。新しい戦車はATなので楽なんだって。
 それにしても良い感じのおっちゃんであった。
 北海道の「熊ノ湯」にいる地元の親父共も見習え!
白いシャツがおっちゃん。

 温泉にはいると何故眠くなるのだろうか。
 帰りの高速では休憩を2回もしてしまったよ(笑)
 ちょっと早めの車の後ろを走って楽をする。
 スノとは一宮ICでお別れ。
 俺はそのまま豊田ICまで突き進む。
 流石に天気の良い日曜日だけあって、高速はやや混み気味であったが100近辺で流れていたので良しとしよう。

 今回は久し振りのツーリング&キャンプだったので疲れた。
 特に昨日は情けない。250km程度しか走っていないのに腰痛が・・・
 筋力トレーニングをしなければ(^^;

 去年の10月から約二ヶ月のペースで開催されている高田姉さん達との集まり。
 次回はこの調子で行くと6月くらいかな。梅雨が心配だけど。