海津大崎
2007.10.13〜14


 碧海としては久し振りのキャンプツーリング。
 前回が天候不良で中止になってしまったから。
 なんとまぁ、2003年8月の平湯ツーリング以来だった。
 以前は頻繁に実施していたのになぁ。もうちょっと頑張らなければ。

 しかし、今回はみんなの仕事などの都合により、参加者は俺、筒井君、スノの三人。
 あと、俺が北海道で知り合った高田姉さんと谷やんに連絡し、合同で実施することに。
 場所は海津大崎キャンプ場。琵琶湖の北端にある。
 ここは、高田キャンプでいつもお世話になっている。静かでリーズナブル。かなり気に入っている。
 難点はトイレと固い地面(ペグがなかなか刺さらない)
 でも、やっぱり人が少ないのは良いね。周りを気にしなくて済むし。

 さて本題。
 スノは前日に会社の飲み会で四日市に宿泊していたから、朝からの参加は不可能で現地集合となった。
 高姉と谷やんは電波の届かない秘境で朝から釣りのため、いつもの通り現地集合。
 だから、ツーリングしたのは俺と筒井君だけ。
 9時半に名神の一宮PAで待ち合わせすることに。

 7時に携帯で目覚ましをセットしたのに、その前に携帯が鳴った。
 しかし、目覚ましに使用している着メロとは違う。メールの音楽だ(名鉄パノラマスーパDXのミュージックホーン)
 メールを見てみると、筒井君からだった。
 風邪引いたか?と思ったら、内容は「寝袋がない」
 どうやら朝から準備を開始したのだが、キャンプ必需品の寝袋が見つからない。
 電話で相談して、俺の夏用(ワンシーズンのペラペラ仕様)を貸すことに。
 絶対にこれじゃ寒いのだけど、無いよりはマシだからね。
 朝飯食べていると、またメールが。
 寝袋が見つかったそうだ(笑)
 筒井君も久し振りなので、どこに収納したのか全く忘れてしまってたようだ。見つかって良かった。

 8時調度に家を出て名古屋高速使ったら1時間で着いてしまい、筒井君を待つことに。
 15分くらい煙草吸ってコーヒ飲んでたら筒井君到着。
 そんなに急ぐ事無いから、PAでのんびりしていたら、どこかで見たことのある人が。
 同じ会社で同じ高校の先輩だった。
 どうやら4家族で岐阜へキャンプに行く途中らしい。
 その4家族。
 子供繋がりで、母親は仲良し。父親はみんな初対面。
 うーん、男4人の気まずい雰囲気が伺える(笑)

 名神から東海北陸に移って、関ICで降りる。
 ここからは下道。
 もうちょっと調べれば、もっと手前から下道でも良い道があるのだとは思うのだけど、海津行くのには、いつもこの道なのでこのルートを選んでしまう。

 いつもは腹が減った頃に通るところが、今回はまだ10時半。
 このツーレポを書いていて思い出したのだが、前回、スノと海津へ行くときの集合時間は同じ9時半だったけど、場所は地元だった。
 だから1時間くらいペースが早いのであった。
ちょっと休憩。

 道の駅「藤橋」で昼休憩。
 レストランが目に入ったので、そこで昼食タイム。
 入り口に「店長のお薦め」ってポスターに旨そうなラーメンがあったので、それを注文することに。
 「豚骨みそラーメン」
 単品にするかセットにするか悩んだけど、写真で見た「からあげ」がこれも旨そうだったのでセットを二人とも注文。
 注文して5分くらいで来た。空いているからだろう。
 イマイチ
 まずいって程じゃ無いのだけど、ポスターでアピールするほどの物ではない。
 からあげ
 これもイマイチ。
 結局、レストラン側の作戦にまんまと騙されたわけだ。
 最初、ちょっと怪しいと思ったのが、昼時なのにガラガラ。うちらと、もう一人別のライダーが居ただけだった。
 しまった・・・・
見た目は良いのだけどなぁ

 ここから先は滋賀県に抜けるまでずっと山道。自販機すらない。
 2002年に走ったときはずっと細い道ばかりであったけど、今ではだいぶ橋やトンネルが開通し、走りやすい道路に生まれ変わろうとしている。
 あと一カ所だけ橋が未完成で、これが完成すればALL二車線(片側一車線)になる。
 旧道は対向車が怖かったけど、これで新道完成後は誰も通らないから、逆に旧道の方が楽しいかも?
いつもの所で写真撮影。

 だらだら休憩しながら走ってもまだ時間が早い。
 なので、翌日に走ろうとしていた奥琵琶湖パークウェイを走ることにした。
 確かここを曲がって行くはずだった交差点。
 でも、奥琵琶湖パークウェイを示す看板は直進。
 何でだろうと思っていたら、土砂崩れでパークウェイは片側通行の一方通行になっていた。
 (反時計回りでしか走れない)
 でも、対向車が来ないと解れば楽。
 遅いマジェスタを抜いたらかなり楽しく走れた。
 荷物満載じゃ無ければなぁ。

 途中コンビニで夜のビールを購入してキャンプ場に到着。
 まだ15時。
 でも、先に面倒なテントの設営を始める。
 俺はいつものテントなので要領は解っている。
 しかし、筒井君。買ってから初めて使うテント。
 いつも使っていたテントじゃないから、悪戦苦闘。
 解りにくい説明書を二人で解読して設営完了。
 なんとこのテント、出入り口が網しかない。
 夜は冷え込むから寒そうだ・・・・
 筒井君曰く「もうこれ使わない」
設営完了

 この海津で何回もキャンプしているのだけど、今回は他に誰も居ない。
 いつも大抵この場所に車のキャンパー(大概は夫婦二人って感じ)が1〜2組位は居る。
 今回は貸し切り状態。初めてこの場所にテントを設営した。
 トイレと炊事場の中間だから結構便利。だからいつもこの場所が空いていないのだ。

 秘境の地で釣りを楽しんできた高姉と谷やんがキャンプ場に到着。
 釣果は、でかいニジマスを含めた8匹。
 今夜のBBQが楽しみだ。

 高姉はセロー。言われるまで気が付かなかった。
 いつものセローと違うことに。どことなく綺麗。
 聞くと、昨日が納車だったそうだ。
 前もセローだったから、なかなか気が付く人は居ないだろう。
 また、谷やんもどことなく違っている。
 なんと眼鏡が伊達眼鏡になってる。
 ってことは、コンタクト着用。まだ2週間しか経過していないので、やっと慣れてきたとこ。
 俺も以前にコンタクトにチャレンジしたけど、入れるのに時間か掛かるし、痛いので断念してしまった(^^;

 ところで時間は15時半。
 遅れてくるスノはどこらへんにいるのだろう?
 確か、昼過ぎには出発してALL高速で来ると言っていたのだから、早ければそろそろ着く頃だろう。
 駄目元で電話してみる。
 コール三回で出た。
 なんで?どっかでたまたま休憩中だったか?

 俺 「どこに居るの?」
 スノ「まだ半田なんですよ〜」
 俺 「は?」
 スノ「キャンプの準備は出来て何時でも出発できる状態なんですけど、オイル交換したらオイル足りなくて買い出しにオートバックスに来て居るんですよ」

 なんで、このタイミングでオイル交換するのだ?不思議だ・・・
 16時に半田を出たとしても、着くのは18時過ぎなので、先に温泉へ行くことにした。。

 谷やんが釣りをするために車で来ているから、当然車で行動。
 買い出しや温泉の場合は車があると全然違う。
 特に温泉は威力絶大だ。
 だって、風呂上がりにヘルメットを被らなくても良いのだから。

 海津大崎から車で10分くらい走ったところにある温泉。
 冬はスキー場になるキャンプ場が隣接しているけど、このキャンプ場は一回も利用したことがない。
 だって高いから。
 海津ならテント一張りとバイク一台で500円なのに、ここは3,000円もぼったくる。
 とてもじゃないけど、こんなとこライダーは使えません。
 見るからにオートキャンプ場って感じで、車なら便利だろう。
 (車で利用した場合の料金は不明・・・・)

 でも、温泉は綺麗で広い割に値段は普通。
 下駄箱とロッカーに鍵が標準で着いている。よくある100円を入れるタイプではない。
 それでいて600円。
 まぁ、ここらへん(本土)じゃ安い方ではないだろうか?
 以前、富士山の方に行ったときは、どこも1,000オーバーだった記憶がある。
温泉施設

 温泉でさっぱりしてキャンプ場に戻る。
 さて、BBQの準備。
 俺と筒井君は火おこし準備、高姉は鍋の準備。
 谷やんは車を出してくれたから、琵琶湖で釣り。
 ここで釣れたとこを見たことあるが、小さいのが一匹だけ。(ブラックバスじゃなかった)
 今回はどうだろうと思ってたけど、早速ヒット!
 ブラックバス。実は初めて見ました(^^;
記念撮影

 そーこーしていると18時半。
 スノ到着。ALL高速で走って予定通り。
 しかし、覆面に捕まる寸前だったらしい。
 飛ばすトラックの後ろを快調に走っていたら、一台の車が車線変更して後ろに着いた。
 覆面とは気が付かなかったけど、スノは何か嫌な気がして走行車線に移ってスピードを落としたそうだ。
 そうしたらトラックの後ろで赤色灯出現
 気が付いていなかったスノはビックリしただろう。

 そこに一台の単車が入ってきたFTRだ。
 ナンバーを見ると千葉。
 降りてきたのは若い兄ちゃん。
 北海道を走っているとこんな兄ちゃんは見たことがある
 間違いない。旅人の臭いがする
 聞いてみるとビンゴ。日本一周中だそうだ。
 普段は節約のために、道の駅で野宿をしているのだけど、今回は旅先で出会った人からここを薦められたそうだ。
 良いときに来たよあんた。
 高姉が購入してきた高級和牛。
 人数分しか購入していないけど、谷やんとスノがお裾分け。
左がその兄ちゃん

 このHPを帰ってから見るように言ったけど、覚えているかな?

 釣ってきたニジマスを刺身と焼きで食す。
 どっちも旨かった。
 特に刺身は筒井君とスノに好評。
刺身は写真忘れた

 俺は一時期記憶を無くしてしまう(単に眠くなってテントの中で横になってたら寝てしまった)が、暫くすると寒くて目が覚めた(笑)
 やはり夜は一段と冷え込んでくる。
 網仕様のテントで寝る筒井君は大丈夫か?
 ちなみにスノは俺のテントで寝ることを前提でテントを持ってきていない(確信犯)

 そして夜は過ぎていった・・・・(確か23時位でお開きにしたかな?)



 朝、俺が一番最初に起きた。
 それにしても熟睡だった。一度も起きることが無く朝を迎えたキャンプはなかなか無いぞ。
 寒さで一度は起きるかと思っていたのに。
 コーヒー飲んで前日に購入したどら焼き食べてのんびり。
 筒井君、スノ、谷やん、旅人君も起きてきた。
 旅人君は先を急ぐ(冬本番を迎える前に旅を終わらせたい)ので、のんびりせずテキパキと撤収を終えて行ってしまった。
 名前聞いてなかった・・・・

 一番最後に高姉起きてきて、ここから高田キャンプスタイル「午前中はまったり」
 スノは昼から用事があるので先に帰るのだが、ギリギリまでまったりしてた。
どこかで見たことあるジャケットだ

 9時、10時、まったりしていると時間はどんどん過ぎる。
 その間、谷やん高姉は釣りをする。
 谷やんの竿にヒット。
 昨日より大きい。
でかい

 これを見て筒井君も竿を借りて初めてのバス釣りを開始。
 しかし、釣れない。
 やはりコツがあるのだろう。
バス釣りチャレンジ

 時間は11時になった。そろそろまったりを切り上げて出発しなくては。
 高姉、谷やんに別れを告げて出発。
 帰りはいつもなら近くの木之本ICから高速に乗ってしまうのだけど、今回は彦根城を見に行くことにした。
 築城400年で催し物もやっているそうだから。

 初めて湖岸道路を走ったけど、信号も少なく快適なことを初めて知った(^^;
 天気もそこそこなので、単車の集団をよく見かけるのだけど、殆どがハーレー軍団。
 たくさんの集団のうち7割くらいはハーレー。
 ハーレーは琵琶湖の周りに集まりやすいのだろうか?(山道は苦手だから?)

 そーこ走って彦根城に到着。
 駐車場代100円支払って堀を渡る。
 すると怪しげなゲートが。
 有料かよ!
 城の中なら解るけど、敷地内に入るだけで入場料を徴収している。
 それも1,000円!ぼったくりだ。
 あの有名な旭山動物園だって500円なのに。

 だから引き返した(笑)
 昼飯はここで食べるつもりだったけど、高速乗って養老SAで済ませることに決定。
天守閣がちょこっと見える

 彦根の城下町を多少迷いながら彦根ICで名神に乗るって養老SAへ。
 何故か阪神のユニホームを着た人が居ると思っていたら、今日はクライマックスシリーズ二戦目。中日vs阪神が名古屋ドームであるからだ。
 中には全身黄色でどこから見ても阪神ファンという人も居た。
 写真撮りたかったけど、パンチパーマ○クザっぽい風貌のため、断念しました(笑)

 ここから後は高速ばっかで特記事項もなかったので省略(^^;

 10月半ば。きっとこれが今年最後のキャンプでしょう。
 これ以降はちょっと気合いが必要である。(以前は11月に川湯でキャンプしたけど、今は・・・)
 次回11月は近場で計画します。