伊吹山  2006.08.09


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台風7号が8/8〜8/9にかけての深夜に直撃との予報だったので
楽しみに計画を立てていたのだけれど、やめることにしていました。
が、朝起きたら、まずまずの天気〜♪
台風が、東にそれたんです。

これから、良い方向に向かっていくことだし、行っちゃえ、行っちゃえ・・・
拓をバス停に送り、バス停に帰って来るまでに行ってきちゃいました、伊吹山。
伊吹山のドライブウェイの料金所でおっちゃんに聞いたら、まったく降っていないって〜

今回は、念願のオオバギボウシの群生が見られて、とてもラッキーでした。







去年、保存会の方にお聞きした時には
1日中、霧のない日は、年に何回もないって言われていたのに
昨日まで、霧がなかったそうです。

久しく雨も降らず、道の土は、カラカラに乾き、枯れている花さえ見られました。
シーズンの終わった花といえば、仕方のないことだけれど
まだまだ盛りの花も、痛々しいものがあるじゃない。

山頂に向かっていくと、同じ花が元気になっていくのが分かる。
何が違うのだろう〜と、考えながら歩いていて、気がついた。
霧だ!
山頂の方が、より、霧が多く発生するのだ。

カメラを向けるには、確かに、青空の下の方が素晴らしいのだが
伊吹山の植物たちは、この霧に育まれて鮮やかな花を咲かせるのだ。

標高1377mしかないこの伊吹山に、どうしてこれほど多くの高山植物が育つのか・・
それは、毎日のように発生する霧のおかげなのだと。

霧が出ると、直射日光は、妨げられ、突然涼しくなる。
夏に、散策するのに、晴れたり霧が出たりするのは、とてもありがたいことなのだと・・・







今年は、花が1週間遅いそうだ。
7/29の夕刊に、伊吹山のシモツケソウが、見ごろと載った。
シモツケソウだけなら、もう少し早い方が良いのかもしれないのだが
8/中旬に向かうにしたがって、秋の花も混ざり、花の種類が増えて行く。

黄色いのは、メタカラコウ






サラシナショウマの穂も、まだほとんど開花していない。






こんな青空の時だって、あったんです。






ノリウツギ(糊空木)   ユキノシタ科

伊吹山には、沢山のノリウツギが、生育している。
ノリウツギの名前は、枝を水に浸してぬめりのある粘液を採り
和紙を作るときの糊料に、用いたことからそう呼ばれたそうだ。







こんな早い時期に、紅葉してしまうのは
水分が少ないのでは、ないかしら?






アサギマダラ

温暖な地で越冬するため、大規模な移動をする渡り蝶です。
マーキング調査の結果、数100kmも、移動することが分かったそうだ。

伊吹山には、蝶が多い。
蝶の道があると、聞いたことがあるのだが,ここは、そうなのだろうか?


下山して、駐車場に着くと
後ろから、○○さんと、声をかけてくれた人あり・・・
こんなところでと、振り返ると、いつも一緒にクッキー作りをしている仲間でした。
世間は、狭いです〜

ドライブウェイを降りると、行きにもらったお風呂屋さんの割引券(800円→500円)で、薬湯風呂に行きました。
散策して汗をいっぱいかいかいた後は、やはり風呂でしょう。
今回は、ドライブウェイの出口から、車で1分の伊吹薬草湯「緑(りゅーろん)龍」です。
伊吹薬湯・ヨモギ湯・ラベンダー湯の3種類のお風呂がありましたが
ちょっと熱めで長く入っていられなかったのが、残念でした。

今までは、インターとは、反対方向の「ジョイ伊吹」(300円・薬草の里文化センター内・月休)に行っていたんです。
割引券もらったことと、近かったので、今回は、「緑龍」に立ち寄ったんですが
ジョイ伊吹は、露天風呂もあるし〜、安いし(ただし、シャンプー無し)、迷うところです。



今回は、どんな花が咲いていたのか、UPいたしません。
詳しい伊吹山に咲いている花たちは、こちらを見てくださいね。

2003.08.05の伊吹山の花    2005.08.03の伊吹山の花   2005.08.16の伊吹山の花




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