・マイナーRPGに光を:十九・
私の印象に残っているマイナーRPGを挙げてみます。
今回はWANDERERS FROM Ys・・・のPCE版イース3。
実はゲーム自体はあまり記憶に残っていないのですが、かまいませんね!!

・・・と思いつつ、BGM集を聴いてみたら、音楽は凄い記憶に残っていた!


イース3・・・舞台はアドルの相棒(壁破壊役)のドギの故郷であるフェルガナ地方、
つまりタイトルのイースとは一切関係がないところである。
そのため、元々のPC版ではWANDERERS FROM Ys・・・つまり「イースからの放浪者」
というタイトルだったのだが、家庭用機に移植されるにあたってイース3というナンバリングタイトルになった。
その後、開き直ったのか、続編は全てイース○となっている。
イースと関係ある話の方が少ないような気がするが、未プレイなのでよくわからない。
(閑話休題)
時系列的にはイース2の後の話だが、PCE版においてはイース4の直後の話である。
イース4のEDで船出する際にドギが「そこには俺の故郷の・・・」と言っているので。
他ハードの場合における時系列はよくわからない、PCE版しかプレイしていないので。
ちなみに「イースってなんぞや?」という人はこちらのイース4の記事を読んでみてほしい。
という盛大な説明の手抜きをしてみたり。

イース3の特徴は、それまでの見下ろし型(トップビュー)から横スクロール(サイドビュー)になったことだろう。
・・・それはまさにゼルダの伝説とリンクの冒険の変化と同じであった。
そして、私がイース3に興味を持ったのも、TVCMでアドルが
リンクの冒険のリンクのように上突きや下突きをしていたからである。

しかし、発売から数年後、中古ショップで2,000円以下で購入し、実際にゲームをプレイしてみたら、
元がPCゲーだからなのか、ソーサリアンのように歩き時のグラフィックのまま
ノミのようにピョンピョンとジャンプするという、なんだか想像していたのとは違う軽い挙動(´・ω・`)
上突き、下突きもヒット感が薄く、私が期待していたリンクの冒険っぽさは皆無だったとさ。

だが、それ以上にシステム的に変わっていた点がある。
それはイース2にあった魔法の廃止である。
まぁ、元々イース内だから魔法が使えただけなので、廃止されているのは当然なのであるが、
問題なのは、魔法廃止によりMP(マジックポイント)がなくなった代わりに追加されたリングパワーである。
このリングパワーが実装されたおかげで、従来のシリーズにおいては
無制限に使えたパワーリング等の指輪の効果に制限がつくようになった。
具体的には使用しているとパワーリング等は時間経過、ヒールリングはHP回復効果発揮でリングパワーが消費され、
回復には雑魚を倒して地道にパワーを回収しなくてはならない。
パワーリング等のパラメーター底上げ系は基本ボス戦用なのでそれでもいいのだが、問題なのはヒールリング。

元々イースシリーズはフィールドではその場待機で体力が自然回復するが、ダンジョン内ではしない。
しかし、フィールド→ダンジョン→フィールドという構成が多いため、ダンジョン内での自然回復無しはそれほど苦にはならない。
だが、イース3はフィールド→ダンジョン→ダンジョン→ダンジョン→(ryというようにフィールドにいる時間が短く、
また後半はずっとダンジョン内のために自然回復はまったくといっていいほど期待できない。
そこで回復手段となるのは薬草・・・といいたいところだが、これは一個しか持てない上に
ダンジョン連発状態では街に補充に戻ることもできないというディープダンジョンのパン状態。
つまり必然的にヒールリングによる回復に頼ることになる。
だが、従来は装着しているだけで自然回復していたヒールリングがリングパワーシステムのせいで大幅に劣化。
なにせリングパワー1を消費してHPが1回復。それだけなのである。
そのため、初プレイ時にレベル上げをまったくといっていいほどせずに
ラストダンジョンまで突き進んだ際に、時計塔っぽいマップで
薬草無し、体力もほとんど無し、リングパワーも無しという状態で
中ボス直前というほぼ詰み状態になってしまった。
中ボスを倒せば体力は全快するものの、そもそも体力が減った状態&薬草無しではボスを倒すことすらできないので、
なんとかして体力を全快にしなくてはならない。
そこで近くにいるスライム状の雑魚を倒してリングパワーを回復→ヒールリングで体力を回復させようと思ったのだが、
時折ダメージを食らってしまい、マイナス収支になってしまった。
仕方がないので、ダメージを食らったらロード、ノーダメで倒せたらセーブの繰り返しで
なんとか体力を全快するという物凄い作業感の溢れっぷりのせいでシステム的にいい印象がない。

でもきっとストーリーは、ストーリーはいいに違いない!

・・・案外そうでもありませんでしたっ!!ヽ(。ω゚)ノ
 確か、かつて舞台であるフェルガナ地方にガルバランという悪魔が現れ、破壊の限りを尽くしていた。
だが、突如現れた黄金色の髪と蒼と銀の瞳を持つ勇者がガルバランを封印し、フェルガナ地方に平和が訪れた。
しかし、その復活を目論む城主がいて、復活のために必要な彫像を集めてようとしていたけれど、
なぜか全部先にアドルが回収しちゃって〜というような内容だったような?
まぁ、なんというかありがちというか・・・その城主も特に面白いキャラづけがされているわけではなく、
側近に騙されているというテンプレ的なバカ城主だったし(あまりに記憶がおぼろげなのでちょっと調べた)。

という感じで、ストーリーもあまり印象に残っていないのだが、二人のキャラは印象に残っている。
 一人は、城の親衛騎士にして、ドギの幼馴染のチェスター・ストダート。

城の使いで彫像探索=ガルバラン復活の手伝いをしているのだが、実は真の目的は〜
というガソダムでいうところのシャア的なキャラである。
PCE版だと中の人が孤高の雰囲気だが弟思いの兄役が多い堀秀行さん(一輝兄さんやキョウジ兄さん、ヒュンケル)だったので、
脳内イケメソ度アップしていた気がする。

そして、私にとってのイース3の大半といっても過言ではないその妹のエレナ・ストダート。

いや、別に外見がいいとかそういうキャラはまり的な意味ではなくて。
確かにPC版の田中久仁彦先生が描いたSDキャラをPCEの雑誌付録で見た時に、
イース3に対する興味が湧いてきた程度に可愛かったし、金髪碧眼青白系配色というツボキャラなのではあるが・・・
実際にプレイした結果、それらの表面的なキャラ印象とは乖離した何かを感じたのであった。
 このエレナ、なんというか行動力がありすぎるのである。
具体的にいうと、アドルが落下してたどり着き、苦難の末に踏破したダンジョンの奥の、
さらに苦戦の末に倒したボスの先の部屋に普通に現れるのである、しかも何度も。
初プレイ時には上記のようにレベル上げをしていなかったので、ホントにぎりぎりでボスに勝利していたため、
その先の部屋でエレナに出会った時には(゚Д゚)ポカーンとなってしまったくらい。
このようなエピソードがあるために、世間では【エレナ最強伝説】といわれていたりいなかったりするのだ。





だが、ネタバレになるが、実はこの最強伝説にはある程度の根拠があったりする。
チェスターおよびエレナのストダート兄妹は実はかつてガルバランを倒した勇者の末裔なのである。
精霊の加護を受けていたとはいえ、山を砕き、海を枯れさせる悪魔と同等に戦った勇者の、である。
ちなみにチェスターは、勇者の末裔という存在を危惧したガルバラン復活を企む城主達によって村を壊滅させられたため、
その復讐のために城主側に親衛隊として潜り込み、あえてガルバランを復活させて城主達を破滅させようとしていたのだ。
・・・復活したガルバランをその後にどうするつもりだったのか、とかは全然計画性がなかった記憶があるが。
ん?別にこのエレナって子、
そこまで突っ込みどころがあるわけじゃないんじゃ?
外見に反して強い、とかはふぁんたじ〜なら普通にあることじゃないの?
いんや、多分制作側は別に設定的にエレナが強いつうて
そういう無茶な展開にしたわけやあらへんと思うんや。
むしろ後半攫われたりしとるとこみると
普通にか弱いヒロインのつもりやったんとちゃうかな?
なるほど、そういう設定と描写の乖離が突っ込みどころなわけね。
あとな、こちらを殺す気満々のラスボス直前にいきなり
「ガルバランだって私たちと同じ生き物なんだから分かり合えるはずよ!」
ちゅうデンパを飛ばしまくるのがなぁ〜
どうみても同じ生き物とは思えへん外見やのに。
なにその「俺の歌を聴け〜!」的なデンパ理論。

▲上へ


他のページへ

Copyright (c) えむ・けぇ allright reserved.

当ページ内における作品名・団体名およびそれらの名称は実在のものとは関係がありません。