・マイナーゲーに光を:七・
私の印象に残っているマイナーゲームを挙げてみます。
今回は『グーニーズ』。
FC時代によく見られた映画・アニメ・漫画の名前とキャラと雰囲気だけ借りたアクションゲーム・・・
なのは否定できませんが、その質が高ければ問題ない!という良ゲーです。


『グーニーズ』とは1985年に公開された米の映画。
あらすじを簡単に解説すると、ぜんそく持ちのマイキー+αの通称『グーニーズ』が
偽札づくりのギャングのアジトで海賊の宝の地図を発見。
ギャングに追われて逃げた先は、海賊の宝の眠る洞窟だった!
宝の眠る海賊船にたどり着くも、なんやかんやあって、
最終的にギャングが捕まったり、宝を持ち帰れなかったと思ったら、
ラピュタのドーラ一家のように宝石を持ち帰って、万事おk!だったり、
夕日の中、目覚めた海賊船が出港していって終了!というお話である。
(説明、雑すぎない?)
これをゲームに落とし込むとしたら、どうすればいいのか?
ギャングから逃れて海賊の洞窟の中をお宝を探す少年団・・・ということは、
少年団の各少年に性能差をつけて、キャラを使い分けて探索していくADV?
少年団の各少年に性能差をつけて、キャラを使い分けて、
迫るギャングから逃げながらアイテムを回収するACT?
主人公のマイキーはぜんそく持ちだから、体力は低いけど器用等の特徴をつければ面白そう!
・・・さて、実際のゲームを見てみよう。
そこには元気にジャンプキックをかますマイキーの姿が!
「もう、ぜんそく設定なんて、二度とやらないよ!」

という感じで、設定無視のACTゲーに落とし込まれていたのだ!
さらにマイキー以外の各グーニーズのメンバーは各エリアに一人隠れていて、
全員揃えないとラスト前でZAPされるだけのクリア必須アイテム扱い;
あの映画をどうアレンジしたらこうなるのか・・・
では、やっぱりバソダイによくあるアレな版権ゲー同様のクソゲーなのかというと、
流石はこの時代のコナミ、
まったくそんなことはありません!!

では、映画から離れて、純粋にACTゲーとしてみてみよう。
まず操作キャラであるマイキーのとれるアクションであるが、
先のジャンプキックから察することができるように、ジャンプと攻撃手段としてはキックが基本として存在する。
そして、下キーでできるしゃがみにおいては、敵を倒した時に出現する爆弾を持っている状態で、
しゃがみながら攻撃ボタンを押すと爆弾を設置できる。
この爆弾はグーニーズやクリアアイテムのカギが隠されている扉を開けることが出来る必須アイテムである。
ただし、その威力の余り、マイキーが爆発に巻き込まれると一撃死してしまう。
爆弾には他にも面白い使い道があるが、それは後述。
またこの爆弾で開けることができる扉の中には稀にパチンコが入っており、これを手に入れると
50発限定であらゆる敵を倒せるパチンコ弾が発射できる。
ただしキックとの切り替えはできないのが玉に瑕。
マップとしては、横に数画面分と梯子やツタで上下に移動する際は画面切り替え式で構成されたタイプ。
面数は6面で、各面ごとにギミックが異なる。
1面がギャングのアジトをイメージしたマップ
2面がアジトから逃げた先の地下(ところどころ配管から火が吹き出す)
3面がさらに地下(足場が配管主体)
4面が洞窟(吊るし岩があり、潰されると一撃死)
5面が海底洞窟(タコが主体で、滝が流れてくる)
6面が海賊船(扉の中には宝石がたくさん)

これらのマップには補足で触れているように、ステージのイメージに応じたダメージギミックが存在している。
だが、各マップに隠されているアイテム・・・例えば、耐熱服や雨ガッパをゲットすることで、無効化できることが多いのだ。
これらのアイテムはスぺランカーのように特定個所で面ごとに設定されたアクション(キック、しゃがむ、上を押す等)を行うことで出現させることができる。
ちなみに4面に爆弾の所持数を2個にできるリュックサックと骨の攻撃や銃弾等を無効にできる鎧(5面でも入手可能)があるのだが、
大体3面でジャンプシューズを使ってワープして5面に行ってしまうため、入手した経験が少なかったりする。
このように出現するアイテムは他にもダイヤという各面に8個あり、計8個集めると体力が全回復するものがあり、
(つまりは面をまたいでも可なので、任意タイミングで全回復するためにあえて8個揃えないのもアリ)
また同様の仕様で、各面ではないものの出現させるだけだと1000点、取ると5000点の隠しキャラも設定されており、
2面にスピルバーグ、2面と3面の間にあるステージにコナミマン、3面にツインビー、4面にビッグバイパー・・・
それ以外はプレイしていると出現場所は覚えているのだが、何だったか忘れたキャラが出現する。
(調べたら、4面と5面の間にあるステージにタヌキ、5面にUFO、6面に福太郎らしい・・・コナミキャラじゃないから印象が薄い;)
今にして思えば、ある意味このアイテムゲットの仕様は映画の宝さがし要素をゲームに落とし込んだ部分ともいえる。
ちなみに6面で扉の中の女の子(マイキーの兄のガールフレンド)を助けるとクリアになる。
この時普通に助けると二人は幸せなキスをして終了・・・となるのだが
(ちなみに兄のガールフレンド相手なので闇深感があるが、ちゃんと映画にもそういうシーンはある)
キックで触れても助けたことになるため、 私はいつもガールフレンドの顔面にハイキックをしてクリアしていたのはナイショでもなんでもない。
(閑話休題)
そして、ガールフレンドを救出すると始まるエンディングは夕日の海岸に並ぶグーニーズが出港する海賊船を見つめる美しい映像・・・
なのだが、初見時は映画を見ていなかったので「まるで意味が分からんぞ!」となったのは事実。
そもそも並んでいるグーニーズの中に一際背の高いシルエットがあるのだが、それを私はマイキーの兄だと信じて疑わなかったのだが、
実は映画を見ていれば分かる通り、最後のピンチを救ってくれたギャングの末っ子(海賊映画好き)である。
そんなのはゲームしかやっていないと分からないわけで・・・そもそも海賊船が出港するのも、
本当は海賊船でギャングと揉めていた際にギミックが発動して、封印されていた海賊船が出港する(ある意味成仏する)というシーンなのだが、
ゲームでは本当に唐突感があるのが否めない。
この辺はやはり当時のアクションゲームでは途中過程が説明不足になってしまうのに、エンディングだけ映画から引っ張ってきたのがいけなかったような気がする。
(当時の原作ありゲームは結構そういうパターンが多かったように感じる)
しかし、そんなわけの分からない海賊船の出港を1プレイで4回も見たことがあるのだから、
ゲーム部分の出来さえ良ければそんなゲームと原作との乖離も気にならないということだろう。
 ちなみに完全に余談ではあるが、『爆弾には他にも面白い使い道がある』を説明しておこうと思う。
実は爆弾の爆風にはギャングの撃つ銃弾を消す効果があり、私はよくギャングを誘導して、銃を撃たせる前に爆弾を置いておき、
「ウルトラバリア!」と言いながら、銃弾を防ぐ遊びにハマっていたことがある。
まぁ、子供だったからね、仕方ないね。
相変わらず最後の余談が心底どうでもいいね。

ともかく、原作再現が不可能なスペックだった場合は
無理に原作再現しないで、ゲームとしての完成度を
高めた方がいいってことなのかな?
当時のコナミはキングコング2もそうやったんやが、
映画のいい部分を上手いこと抽出して、
ゲームに落とし込むんが上手かったような印象やったな。
その辺はアニメのゲーム化が多かったバンダイやハドソンと
上手いこと棲み分けできとった気がするで。
ふ〜ん、そういうものなんだ
ちなみにグーニーズの1面の音楽を当時、管理人の兄が耳コピして・・・
いうてもメロディのみやが、エレクトーンで弾いとったもんで、
管理人も弾けるようになったんで、そのメロディは長いこと覚えとったんやが、
後に映画を見た際にエンディングの歌を聴いて、ゲームの再現度の高さに「流石、コナミ!」と唸ったそうや
いや、だから、そういう実体験的エピソードを書くと、管理人の年齢が・・・
そりゃ、禁句や

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