三匹が叩き斬る!

その1

 ここはジオン軍鉱山基地オデッサ・・・モニター越しに年増と壷
キシリア「マ・クベ、お前は危険物を取り扱ったことがあるか?」
マ「・・・核弾頭でしたら少々」
キシリア「これからお前の下へ派遣する者たちとの接触は極めてそれに似ている
    ちょっとでも刺激を与えたとたん、「BON!」
    くれぐれも、細心の注意を払え!「復活の呪文」を書き写す時のように!
    塗装が乾いていないプラモを扱う時のように!」
マ「質問をお許しいただけますか?」
キシリア「言ってみよ」
マ「最大、最新、最強であるはずの我がジオン公国軍がなぜ一介の兵士にそこまでナーバスになる必要があるのか理解できません」
キシリア「・・・例えば、3人の小娘がたまの日曜日を家でテレビを見て過ごしていたとしよう、
    その時たまたまテレビで演説する公王の頭が気に入って「タコさん」の絵を描きに行こうと思いつく
    ・・・このミッションは成功すると思うか?」
マ「・・・その者たちが「エンジェル」ならばあるいは・・・」
キシリア「可能なのだよ、その者たちには」
マ「まさか」
キシリア「これはジョークではない。ほれ、証拠写真」
マ「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ぶわっはははははははは!ホントにタコだ!しかも、ハチマキまで!」
キシリア「・・・よかったですね、父上。マ・クベには好評のようですよ」
デギン「そのようだな・・・マ・クベ、貴公のグラナダへの異動の件、延期とさせてもらおう」
マ「・・・・・・・リアルで?」
その2

キシリア「で、そろそろ到着するはずなのだが・・・」
マ「いや、もういいっすよ・・・」
???「待たせたわね!」
マ「な、なにやつ!?」
ウラガン(迷わず「お約束」のセリフが出てくるマ大佐もスゲエよな・・・)
トリッシュ(♀マッシュ)「黒い閃光、トリッシュ!」
アルテマ(♀オルテガ)「黒い弾丸、アルテマ!」
ライア(♀ガイア)「黒い雷、ライア!」
ト・ア・ラ「われら、3人合わせて黒い3連星!」
マ「・・・・・・・・・」
ウラガン「・・・・・・・・」
キシリア「・・・・・・・・・・・・・・」
マ「・・・あー、質問したいことは山ほど谷ほどあるが、まずその珍妙なポーズは何かね?」
アルテマ「・・・・何って・・・ファイティングポーズじゃんねえ?」
トリッシュ「そうそう、ホントは5人欲しいんだよね!」
ライア「ファイティングポーズ知らないんだ?マー君遅れてるう!」
マ「誰がマー君だ!そんなことより、どうして勝手にこんなとこまで入ってこれる?警備の者どもは何をしていた!」
ライア「警備?・・・ああ、色々うっさいから、あの通り懲らしめちゃいました。てへっ♪」
ウラガン「ああ!警備の兵が、フルラウンド戦ったボクサーみたいな有様に!」
警備「た、大佐・・・家族には最後まで勇敢に戦ったと・・・」
キシリア「元気そうだな、3連星」
アルテマ「あ!キッシーだ!」
マ「こ、こら!キシリア様と呼ばんか!」
キシリア「よいよい。そうだ、ラルに送る予定のドム3機、そいつらにくれてやれ。ラルには角付けた旧ザクに『ドム』と書いて送っておけ」
マ「ひでえ・・・」
その3

トリッシュ「ところでドムってなーに?」
ライア「ほら、スカート付のちょっと可愛い系のMS」
アルテマ「私やだなあ・・・ほら、なんていうか『明らかにデブなのにミニスカートにルーズソックスの女子高生』を連想させるのよね」
トリッシュ「ボク、デブじゃないよう・・・」
キシリア「静かに!よいか、お前達には木馬破壊という重大な任務があるのだニャ!」
マ(・・・・・・ニャ?)
ウラガン(・・・ニャって言った・・・)
ライア(キッシー、ニャって言った)
アルテマ(キッシーがニャ・・・)
トリッシュ(岸部四郎ってどこに行ったんだろ?)
トワニング「・・・・・・キシリア様、今の『ニャ!』というのは一体・・・・」
一同(聞いちゃったー!?)
 ズキューン!
キシリア「ふう、このようなところに連邦のスパイがいようとはな」
マ(や、やっちまった!)
ライア「めっさ血出てる・・・」
アルテマ「そうそう、血が出るといえば(以下略)」
トリッシュ「・・・・ボク、デブじゃないよう・・・」

 ジオン公国軍・トワニング少将―――再起不能(リタイア)!!
その4

マ「・・・・・で、お前ら本当に腕は確かなんだろうな!特に、そこの!」
トリッシュ「へ?ボク・・・?」
マ「一体、その眼帯は何なんだ?なんでハート型なんだ?
 眼を怪我しているのか?それでMSの操縦に支障をきたさないのか?」
トリッシュ「そ、そんなにいっぺんに聞かれても、ボクわかんないよう・・・」
ライア「あー、マー君いじめー。いけないんだー!」
アルテマ「マー君、ロリコンー!」
マ「ええい!誰がロリコンだ!その眼帯はなんだと聞いている!」
トリッシュ「あ、『ラブリー眼帯』のこと?これを外すと、ボクの中の『パワーウォーリア』が目覚めて、
     トリッシュちゃんはスーパートリッシュちゃんになるんだよ!」
マ(い、言ってる意味がさっぱりわからん!)
ウラガン(・・・俺もう帰っていいかなあ?)
ライア「フフフ、どうやら、あたし達の実力をお疑いのようね?」
マ「いや、どうやらも何も、始めから疑い以外の感情は持ち合わせていないが・・・」
ライア「よし!じゃあ、木馬ちゃんをケチョンケチョンにやっつけてやろうじゃない!」
マ「おお!できるのだな?」
ライア「じゃあ早速、通信で挑戦状叩きつけてよ」
マ「な?挑戦状だと?」
ライア「そうだよ、こういう時はまず挑戦を宣告するのがマナーなんだよ」
マ「な、なるほど!」
ウラガン(なわけねーじゃんホームラン級の《以下略》)
トリッシュ「ボク知ってるよ!西洋だと手袋投げるんだよね?」
アルテマ「『手袋』って反対から言ってみな?」
トリッシュ「えーと・・・ろ・く・ぶ・て?」
アルテマ「・・・・・・」
ライア「・・・・・」
トリッシュ「痛い痛い!なんで叩くんだよう?」
その5

オスカ「ブライトさん、通信が入ってます」
ブライト「コラ!メガネ!俺のことは『艦長』と呼べと言っただろう!」
オスカ「はいはい、艦長(代理)、通信開きますよ」
ブライト「おう!」
マ「・・・・・お、通信開いたか、ん、コホン、良くここまで来たな、木馬乗組員の諸君!」
ブライト「な、なんだあのワカメは!?」
セイラ(もうちょっと顔色が悪かったらなあ・・・)
マ「誰がワカメだ!いいか!私はオデッサ総司令マ・クベである!貴様らに宣戦を布告する!
 我が『黒い3連星』が貴様らを2度と生き返らぬようハラワタまで喰らい尽くしてくれる!
 わははははははは!・・・・・・・・」
フラウ「いやーっ!あたし可愛いから、真っ先に食べられちゃうんだわ!頭からかしら?それとも尾っぽから?」
セイラ(尾っぽ・・・・?)
リュウ「こ、こげん恐しかことは初めてタイ!どげんするとね?ブライト」
ハヤト「ボ、ボクはおにぎりの方がいいんだな・・・」
カイ「アヒャヒャヒャヒャ!頭から、ガージガジ!ウヒャヒャヒャヒャヒャ!」
アムロ「大丈夫さ!僕の熱血ガンダムビームで、どんな敵も指先一つでダウンさ!」
ブライト「お、俺だけでも助かる方法を考えるんだ・・・そうだ、誠意を尽くして謝れば、きっとわかってくれる!」
ミライ「みんな、落ち着きなさい!」
ブライト「(年増の)ミライ?」
アムロ「(年増の)ミライさん!」
カイ「ふしゅる(年増)?」
ミライ「食べ物のことなら、タムラさんがいるでしょう!」
ブライト「な、なるほど!」
フラウ「さすが(年増の)ミライさんだわ!」
セイラ(私、この船降りてもいいかなあ?)
その6

マ「・・・まあ、宣戦はあんなものか」
ライア「マー君すごーい」
アルテマ「でもうちらハラワタは食べないよねえ?」
トリッシュ「マー君のサイコ!」
ライア「マー君の猟奇殺人犯!」
マ「うるさい!本当に食うわけないだろ!モノの例えだよ!真に受ける奴がいるか!」
トリッシュ「でもボク、ホルモン焼き好きだよ」
ライア「あーあたしも!」
アルテマ「バカねえ、あんた達。食べ物のことならタムラさんが・・」
マ「その話から離れんか!タムラさんって誰だ!」
ライア「マー君つっこみ上手ですなあ『隣の塀はよく客食う特許許可局だ』。ほーら、つっこんでいいよ」
マ「このガキ!もう許さん!埋めて、殺して、犯してやる!」
ウラガン「た、大佐落ち着いてください!」
アルテマ「・・・・猟奇的な順番ね」
ライア「マー君こわーい」
トリッシュ「ボク食べてもおいしくないよう・・・」
マ「うるさいうるさい!大体私はお前らの実力を認めていないのだぞ!」
アルテマ「あー感じわるーい」
ライア「あたし達はルウムで連邦の偉いじっちゃんを捕まえたんだよ!」
トリッシュ「えっへん!」
マ「確かに捕まえたのはお前らだが・・・・逃がしたのもお前らだろうが!!!」
アルテマ「だって、ねえ?」
ライア「『お年寄りには優しくしなさい』って、栃木のおばちゃんも言ってたしねえ?」
トリッシュ「マー君、お年寄りには親切にしないといけないんだよ!電子ちゃんに怒られるよ!めっ!」
マ(・・・拝啓、母上様お元気でしょうか?私は「不殺(ころさず)の誓い」を破ってしまいそうです。
 空が青いのは何故でしょうか?「ドラゴンボールGT」の『GT』ってどういう意味なんでしょうか?)
その7
オスカ「ブライトさん、来ました!敵MS3機です!」
ブライト「艦長と呼べといってるだろうが!クソ!もう来やがるとは!」

ライア「我が心既に空なり、空なるがゆえに無!黒い雷、ライア!」
アルテマ「曰く、欲の体現!曰く、ショタコン!黒い弾丸、アルテマ!」
トリッシュ「体は子供!頭脳も子供!黒い閃光、トリッシュ!」
ライア「われら、ジオンの黒い三面拳!」
セイラ(三面拳・・・?)
ライア「行くわよ!黒い三連星心得!!」
アル&トリ「エンジョイ&、エキサイティング!!」

サンマロ「むうっ・・・奴らは!」
ジョブジョン「知っているのか?サンマロ!」
サンマロ「黒い三連星といえば、中国拳法で言うところの(中略)【ミンメイ書房刊『王将!冷麺男!』より】でござるよ」
ジョブジョン「な、なんて恐ろしい!」
マーカー「なんだか、猛烈に嫌な予感がするのう」

アルテマ「さて、サクサクいきますか?」
タムラ「待てい!小娘ども!」
アムロ「ああ!タムラさんがブリッジの上に!」
カイ「アヒャ?」
ライア「な、なんなの?あの『ものすごく美味しいケーキを作りそうなオッサン』は!?」
アルテマ「あ、あれはTA・MU・RA!?」
トリッシュ「アルテマ、知ってるの?」
アルテマ「TA・MU・RAは古くは古代ローマで(中略)なのよ!」
ライア「よ、ようは『料理の上手な,ナレーションと同じ声の人』なのね!?でも、料理なら私達も負けないわよ!」
タムラ「不不不・・・」

 次回!窮局VS嗜好の料理対決!宇宙世紀の荒野に、一輪の花が散る!

セイラ(バカばっか・・・)
その8

前回のあらすじ
『オッス!あたしライア!いや〜前回は「塩の鉄人」TA・MU・RAとガチンコ料理対決だったわけで、
 まあ、人間台風(ヒューマノイド・タイフーン)とまで呼ばれるあたし達に不可能はないわけで、
 からくも延長Vゴールで勝利を収めCRUSH・GEAR世界大会への切符と四星玉をゲットしたわけよ。
 他にもクララが勃ったり、第3の被害者が出たりで、まあ大変なわけよ」
セイラ(あれ・・・・微妙に話がトンでる?)
タムラ「うまいゾ!」

ライア「さすが、TA・MU・RA!手強かったわね・・でも黒い三連星、千年の歴史に敗北の二文字はないのよ!」
トリッシュ「あれ?・・・ねえ、ボク達どうやって勝ったんだっけ?」
アルテマ「トリッシュ・・・いい子だからお口にチャックよ」
ミライ「もう!誰なの!・・・『料理といえばタムラさん』とか言い出したバカは!」
ブライト(お前だろ!この年増!)
フラウ(年増・・・・)
キッカ(としまえんが、年増園やったら怖いなあ・・・)
ライア「さあ行くわよ、木馬ちゃん!豚のような悲鳴をあげなさい!」
アムロ「そこまでだ!悪のジオン帝国の手先の悪者!」
トリッシュ「あ、MSだよ!」
アルテマ「あれが・・・ガンダム?」
ライア「面白い!有象無象の区別無く、私のジャイアント・バズーカは許しはしないわ!」
アムロ「HA!やあってやるぜぇ!!正義の怒り、山吹色の光線銃(サンライトイエロー・ビームライフル)!!」
トリッシュ「きゃっ!?なんか、変な色のビームが出たよ?」
アルテマ「フィクションに現実が追いついたってことなの?」
ライア「こうなったら・・・アルテマ、トリッシュ、アレをつかうわ・・・」
アルテマ「ライア、よくってよ」
トリッシュ「OK!アレだね!」

セイラ(ああ、なんか、どうでもイイや・・・)
カイ「アヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャ!」
その9

アルテマ「いくわよ!連邦の有象無象ども!」
トリッシュ「チェンジ・ゲッター!」
ライア「合・体!」
ブライト「ああ!合体だと!?」
セイラ(・・・・・・・・)
アルテマ「聞いて驚け!」
トリッシュ「見て笑え!」
ライア「これぞ、黒い三連星究極奥義、トライアングル・アタックよ!」
ミライ「MSの3段・・・肩車?」
ライア「どう?戦闘において頭上を取ることの有利は承知のはず!」
トリッシュ「ラ、ライア〜揺らさないでよ!下は大変なんだから!」
カツ「す、すごい!どうやってあの体勢を保ってるんだろう?」
レツ「どうやって保ってるかより、どうやって思いついたかが問題なんだけど・・・」
アムロ「SHIT!全く隙がないZE!」
カイ「ヒャヒャヒャ!さすが黒い三連星!俺らにできないことを平然とやってのける!そこにしびれる!あこがれるゥ!」
セイラ(ところで、どこが「トライアングル」なんだろう・・・?)
サンマロ「むう!アレはまさか・・・」
ジョブジョン「またしても、知っているのか?サンマロ!」
サンマロ「え〜と・・・」
ジョブジョン「・・・なんだよ?」
サンマロ「・・・全然わかんにゃい」
ハロ「サンマロ、クタバレ!サンマロ、クタバレ!」
セイラ(まだ続くのね・・・自分でもわかるわ)
その10
ライア「では逝くわよ!トリッシュ!前進よ!」
トリッシュ「え〜と・・・うんしょって・・・あ?バランスが〜」
アルテマ「ちょ、ちょっとしっかりなさいって・・・崩れる!崩れる!」
ライア「きゃあ〜!!!?」
 ズゥ〜ン・・・・
フラウ「・・・自爆?」  ハヤト「・・・・な、なんだな」  リュウ「・・・・タイ」  カイ「ヒャ?」
アムロ「・・・・・フ、フフ・・・正義の味方に同じ技は二度と通用しない!これはもはや常識!」
セイラ(初見だろうが・・・)
アルテマ「よくも私たちの美技を!」
トリッシュ「え〜ん!あちこち痛いよう!」
ライア「お、覚えてなさいよ!やな感じ〜!」
アムロ「やったぜ!リュウさん、あなたの尊く無駄な犠牲のお陰で悪者どもを倒せました!」
リュウ「死んでないでごわす・・・」

マ「フフ、そろそろあの馬鹿娘どもが木馬を始末した頃かな?」
ウラガン「その壷はよいものなのですか?」
マ「フ・・・北宋だな」
トリッシュ「それでは気になる鑑定結果は!」
アルテマ「一、十、百・・・・残念!4800円!」
ライア「北宋は偽物が多く出回っているので、初心者が陥りやすい罠ですな。本物ならとても値段を付けられるものでは・・・」
マ「勝手に鑑定するな!・・・・で、木馬は始末したんだろうな!」
トリッシュ「・・・・ちゃうねん」
アルテマ「え〜と、限りなく成功に近い失敗というか・・・」
ライア「はっはっは!天才ですから!」
マ「お前ら・・・」
三人娘「ん?」
マ「オシオキダベー!」
三人娘「きゃー!逃げろ、ピュー!」
ウラガン「ハハハ・・・『じひょう』ってどう書くんだったかな?」
その11
マ「あのボンクラーズは何をしているのだ!」
ウラガン「は、自分たちの部屋でマターリしているようですから、心配無いでしょう」
マ「甘いなウラガン!奴らの場合に限って常に最悪のケースを想定しろ!奴らは必ずその少し斜め上を行く!」
ウラガン「ハア・・・ところで、この前ス○オ並にご自慢されていた壷はどうされたのですか?」
マ「・・・・・・」  ウラガン「・・・・・」
マ「急げ!ウラガン」  ウラガン「ま、待ってください大佐!」

ライア「で、これなんだと思う?」  アルテマ「貯金入れじゃないの?」
トリッシュ「では、小銭をいれてみようよ!」  ライア「なんか違うな〜?」
トリッシュ「やっぱ花瓶だよ〜」  アルテマ「では、花も挿してみましょう」
ライア「まだ足りないな〜やっぱ金魚鉢じゃないの?」  アルテマ「じゃあ、金魚も入れてあげましょう」
トリッシュ「こころなしか、金魚が辛そうだにょ?」
マ「なんばしよっとかー!」
ライア「うわ!?なんだよ、マー君?女の子の部屋に入る時はノックとかしなきゃいけないんだよ!」
アルテマ「やりかねないとは思っていたけど・・・」
トリッシュ「ボク、18歳未満だから、犯罪だよ〜!」
マ「うるさい!き、貴様ら・・・私の宝を・・・」
アルテマ「え?この貯金入れのこと?」
トリッシュ「アルテマの分からず屋!これは花瓶だよ!」
アルテマ「なんですって?トリッシュのくせに生意気よ!」
ライア「やめなさい、あなた達!こんな災いの元はこうしてやる!」
 ガシャ〜ン・・・
アルテマ「ライア・・・私が間違っていたわ・・・」
トリッシュ「ごめんなさ〜い」
ライア「いいのよ、これであたし達はさらに強い絆でって、マー君、どうかしたの?」
マ「貴様らが泣くまで、殴るのを止めないっ!」
三匹「キャ〜!今日も、逃げろ〜!」
金魚(俺、エラ呼吸だからメッチャ苦しいんやけど・・・)
その12

ウラガン「大佐!レビル率いる連邦にオデッサを包囲されました!もうダメポです!」
マ「うぬぬ!レビルに通信だ!」

連邦兵「将軍、オデッサ基地から入電です!」
レビル「うむ、回線開け」
マ「・・・オラ!このサンタさん面!これ以上近づいたら、水爆であぼ〜んだぞ!嘘じゃないぞ!本気だからな!
 だから、さっさとカエレ!いえ、帰っていただけないでしょうか?おながいします!」
連邦兵「・・・どうしましょうか?」
レビル「・・・馬鹿め、だ」
連邦兵「は?」
レビル「『バカメ』といってやれ」
連邦兵「あ〜こちらオデッサ攻撃軍、通信返します『バカメ』、どうぞ」

マ「畜生!舐めやがって!本気で水爆のボタンを押してやるぞ!」
ウラガン「大佐!おちついてください!」
アルテマ「ハ〜イ全国の男子中高生(美少年限定)のみなさ〜んお待たせしました(はぁと)」
トリッシュ「それでは、今週のビックリドッキリメカ!はっし〜ん!」
ライア「あ、ポチっとな」
マ「な!?」
ウラガン「あ・・・ミサイルが・・・・」
ライア「あ・・・飛んでった」
マ「ミサイルのボタンなんだから、押したら飛ぶに決まってんだろ!わかるだろ?な?わかってんだろ?
 なんで押したー!?・・・・・・・不思議そうな顔すんなよ!」
アルテマ「ボタンがあったら、押すわよねえ?」
トリッシュ「あ〜押すなあ」
ウラガン「大佐!ミサイルが・・・」
マ「え?」
ライア「あ・・・・」
 あぼ〜ん
最終話

ライア「おいっす!元気してたか?全国の独身男性諸君!」
アルテマ「あれから色々あって、今はネオ・ジオンってとこで隕石落とすお手伝いしてるってわけ!」
トリッシュ「アルテマ、誰に説明してるの?」
アルテマ「・・・子供は気にしなくていいのよ!」
トリッシュ「トリッシュもう子供じゃないよー!」
ライア「・・・まあ、あたしら結構オトナになっちゃったけどね〜。あんたはまだロリ系でいけるわよ」
トリッシュ「あ〜!ライアまで、ひっど〜い!」
アルテマ「でもさあ」
ライア「ん?」
アルテマ「アレ落としちゃったら、地球の人み〜んな氏んじゃうんだよねえ?」
ライア「うん・・・」
トリッシュ「え〜?そんなのイクナイ(・A・)!よ」
ライア「・・・・よし!じゃあ、隕石落とすの中止!アレを爆破するわよ!」
トリ&アル「了解!」
ライア「・・・・で、中まで来てみたけど・・」
アルテマ「ねえ、アレ、ルナツーから核じゃない?アレをあぼ〜んすれば・・・」
トリッシュ「でも、時限爆弾仕掛ける余裕はもう無いよ?」
ライア「・・・・よっしゃ!やっぱ美味しいところはリーダーの仕事よね!アンタらは先行ってなさい!」
トリッシュ「ダメだよ〜!独り占めダメって、『三連星の掟』第百章三十七条八項に書いてるじゃん!」
アルテマ「そういうことよ!私ら仕事も遊びもいつだって一緒だったじゃん!」
ライア「アンタ達・・・馬鹿なんだから!よ〜し!黒い三連星、最期の打ち上げ花火、ド派手にあげるわよ!」
トリ&アル「了解!」
アルテマ「ねえ、トリッシュ、今まで苛めてゴメンなさいね」
トリッシュ「なんだよ〜こんな時に!いいよ、ボク、トリッシュ大好きだから許したげる!」
ライア「トリッシュ、ライア!二人とも愛してるわよ!」
アルテマ「あら、それは奇遇ね。私もよ!」
トリッシュ「ボクも!」
ライ&トリ&アル「トライアングルアタック!」
ねえ・・・・、
な〜によ?
何々?
今度はどこ行こっか?
私は美少年さえいればどこでもいいわよ・・・
ボクは美味しいものがあるとこキボンヌ!
・・・キボンヌって言うんじゃないの!
あ〜!トリッシュがぶった〜!
コラ!ケンカはやめなさい!
じゃあさ、今度はすっごい遠いとこに行きたくない?
あ〜いいんじゃない?
木星とかよりず〜っと遠いとこ!
イスカンダルキボンヌ!
ワープ無いからな〜
トリッシュ!あんた漫画の読みすぎ!
もしかしてさあ・・・
ん?
あたしらって、神話の時代からの姉妹かもね・・・?
・・・・・・・
あははは!ライアったら何言ってんのよ!
あ、でもちょっとカコイイかも〜
でさ、アレなんだけど・・・・
え〜何々?
トリッシュ!あんたはもうちょっと年齢相応の・・・
・・・・・・・・
・・・・
「この日、宇宙世紀0093・3月12日、ネオ・ジオンのアクシズ落としは阻止された
だが、その影に3人の少女の命の輝きがあったことを歴史は知らない」
「あの、シドさん・・・本当にこの山から機械人形が出るんですか?」
「間違いない!そもそもここの地層はロストマウンテンと・・・・」
「ロラン、あの爺さん大丈夫なの?ちょっとボケ入ってるんじゃないの?」
「ソシエお嬢様、そんなハッキリとホントのことをいうもんじゃありませんよ!」
「ロラン、あんたフォローになってないわよ・・・」
「お?出てきおったわい!」
「何?見せて見せて!・・・・って、この丸っこいのは何?」
「何かのカプセルでしょうか?あ、開きますよ!」
「え?人が入ってる!?」
「さすがは黒歴史・・・」
「いや、そういう問題じゃなしに!あ、起きる?」
「ん〜?あれ?ここ・・・は?アルテマ、トリッシュ起きなさい!」
「む〜後5分・・・」
「な〜によ〜?アラ?」
「な、なんなのよ?ロラン!あんたなんとかしなさい!」
「な、なんとかって言ったってそんな・・・」
「む!美少年センサー感知!クラスAの美少年を目視!これより捕獲に入る!」
「うわ!?な、なにするんですか?」
「ちょ、ちょっと!なにやってるのよ!そいつはうちの使用人なのよ!」
「んあ〜?あ、ライア、おはよ〜ボクお腹空いたよ〜」
「あ、あたしも!ねえ、食べ物ない?」
「私は食欲よりこっちが優先よ!100年に一人の美少年よ!」
「離しなさいよ年増!」
「痛い痛い!そんなに引っ張ったら身体がちぎれますよ〜!」

地球はなんかすごい怖い所ですた(ロラン・セアック談)
超剛華特蔑編!「Bar-ZEON」

 ここはジオンの荒くれどもが集う「Bar-ZEON」・・・今夜も兵(ツワモノ)どもの夜が更ける・・・
ライア「それにしても、『青い巨星』って、微妙なネーミングよねえ?」
シン・マツナガ「まあ、普通青い星ってのは若い星のことだからなあ」
ラル「わっはっは!そう苛めるな。気持ちはいつまでも若いままだぞ!」
ハモン「・・・ここだけの話、体もまだまだ若いんだから!」
ジョニー・ライデン「ヒュー!見せつけてくれるじゃないの!」
トリッシュ(ハモンさん、いいなあ・・・ラルタンカコイイ・・・)
シャア「しかし、『白狼』というのも格好いいな・・・私も漢字二文字にすべきだったかな?」
アルテマ「えー?じゃあ、『赤星』とかですか〜?なんかヘーン!」
ライア「なんか盗塁王とか取りそうな名前よね・・・」
シャア「ハッキリ言う・・・気に入らんな!」
ジョニー「まあまあ、あんたとは一度ちゃんと話してみたかったんだ。やっぱ同じ色同士って・・・・」
シャア「・・・・?」
ジョニー「・・・もしかして俺のこと知らない?」
シャア「うん・・」
ジョニー「ほら!『赤い彗星』と『真紅の稲妻』とかでよく争ったじゃん!・・・・ホントに知らないんだな」
シャア「うん・・・」
ジョニー「まあいい!とにかくライバルなんだ!よろしくな!」
シャア「?・・・・ああ、そうそう赤と言えばこいつも紹介しなければな」
アカハナ「へへへ、鼻が赤いので、アカハナでやんす」
 どっ!(笑)
ラル「わっはっは!こいつは一本取られたわい!」
アルテマ「アカハナタンおもしろーい!」
ジョニー「これで赤いのも三人だな!いっちょ黒い嬢ちゃんたちと勝負でもすっか?」
ライア「おもしろい!受けてたつわよ〜!」
ガトー「ちょっと待ったー!ジオンのエースパイロットは貴様らだけじゃないぞ!
   この『ソロモンの悪夢』アナベル・ガトーを忘れてもらっては困る!」
し〜ん
ジョニー「・・・・で、色は?」
ガトー「え!?色・・・・・・・色は・・・・特に無いなあ」
シン「じゃあ、駄目だ」
 ガトー「ちょっと待てよ!オイ!色なんて関係ないだろうが!」
シャア「これが若さゆえの過ちか・・・・プ」
アカハナ「チッ!空気読めや厨房」
アルテマ「何あの人、盛り下げ名人?」
トリッシュ「やだ・・・厨房が染つっちゃう!」
ライア「見事にみんなの踏み台ね!(藁」
デラーズ「哀れ!色を持たぬものを導こうとした、我が身の不幸であった!」
 ガトー「な!?閣下まで!いつの間に?私は断じて厨房などではないぞ!」
ラル「ここに来るには、君はまだ・・・無色!」
シン「君も(一応)将校だろう?ただの兵でないなら大局的に物を見ろ!・・・まあ、無理か(w」
ハモン「もう君に話す舌など持たないわ。色の意味さえ解さない童貞に」
シャア「これは素晴らしい!厨の精神が形になったようだ(嘲笑」
ジョニー「この厨ぶりは後の世に伝えないとな!」
デラーズ「>>ガトーの上官です、この度は部下がこのような厨行為を行なってしまい誠に遺憾です」
ケリィ「>>ガトーの戦友です、この度は(略)」
カリウス「>>ガトーの部下です(略)」
アルテマ「まさに、『獅子身中の虫』ね・・・」
トリッシュ「ねえねえ、「捲土重来」って、漢字で書ける?」
ライア「厨房はさっさとソロモンへカエレ(・∀・)!」
ALL「かーえーれ!かーえーれ!かーえーれ!」
 ガトー「これほどの屈辱・・・オオオオオオォォオオオオォオオ〜〜〜〜〜!!!!!」
トリッシュ「あ、逃げた!」
ラル「塩撒いとけ!塩!」
アルテマ「空気も入れ替えようよ」
ライア「よっしゃ!呑み直しだ!朝まで飲むぞ〜!」
ガトー「気付いていたよ諸君
  私こそが厨房だったのだよ
  勝利に彩られたハズの私の人生が
  その実 暗黒に満ち―――」

ガトー「ニナがね、キャンディを一個しかくれないの・・・・」
セイラ(・・・・気持ち悪い)
おまけ

キシリア「おい、おまいら!!夕食ができますた。リビングに集合しる!」
マ・クベ「ネタ詳細キボンヌ!」
キシリア「今日は、すき焼きですが、何か?」
ウラガン「キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━!!!」
トリッシュ「キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━!!!」
ライア「>ウラガン>トリッシュ ケコーン」
ウラガン「>トリッシュタン(;´Д`)ハァハァ…」
トリッシュ「キモイヨ━!!」
ライア「バiタ逝ってよし」
キシリア「オマエモナー」
マ・クベ「--------終了-------」
ウラガン「--------再開-------」
トリッシュ「再開しちゃダメ!ヴォケ!!それより肉うぷキボン」
キシリア「しらたきうp」
ウラガン「野菜age」
キシリア「↑誤爆スマソ」
ウラガン「野菜age」
マ・クベ「ほらよ>ALL」
トリッシュ「神降臨!!」
ウラガン「野菜age」
トリッシュ「え〜ん!肉無いよう!!」
ウラガン「野菜age」
マ・クベ「肉ねーよ!!」
ウラガン「野菜age」
キシリア「ジサクジエンカコワルイ」
ウラガン「野菜age」
ライア「野菜age厨uzeeeeeeeeeeee!!」
キシリア「ageっていれればあがると思ってるヤシはドキュソ」
トワニング「すき焼きは卵がないと(肉を美味しく食べるのは)難しい」
アルテマ「イタイ軍人がいるのはこの鉱山ですか?」
ウラガン「野菜age」
トリッシュ「ウッチー必死だな(w」

作:・・・・ ◆iFt60ZwDvEさん


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