(全てがこの限りではないのでご注意下さい。あくまで参考に・・・。)
〜 冬の園芸心得 〜
・水やり          水をあげる時は午前中の暖かい時間帯にたっぷりと

 本格的な寒さがやってくると、空気の乾燥に悩まされ、水やりが重要なテクニックとなるときです。「冬の間は水やりしなくてもいいんじゃないの?」と思っていらしゃる方って結構多いんです。冬には“冬の水やりの仕方”をご紹介します。参考にしてみては・・・。
冬でも新芽が伸び、新しい葉やつぼみをつけてゆくものは、土の表面が乾いてきたら水を与えなくてはいけませんが、冬の間生長を休んでいるものに対しては、乾いてもすぐに水を与えないで、もう2〜3日はがまんして、それから水やりをするくらいにしないと、根が傷んで枯れてきます。いずれの場合も、水は午前中に与え、与えるときは、鉢底の穴からもれるくらいにやります。庭木や花壇の花も同様です。


・肥料           与える相手(植物)を選んで!

 水やり同様、休眠期の植物に肥料は禁物です。根腐れをおこし枯れてしまいます。一方、シクラメン、プリムラ、ベゴニア、パンジーなどは、冬でも日光が当たり温度さえあれば、新しい芽や葉、花がぐんぐん伸びてきますから肥料は与えてやらなくてはいけません。これに対し、花は咲いても芽は伸びない、シンビジウム、デンドロビウム、カトレア、シャコバサボテン、カニバサボテン、イースターカクタスなどは、施肥すると根腐れをおこすので与えてはいけません。庭木に関しては2月頃に寒肥(有機質−堆肥、鶏糞)を与えると、植物に大切な保肥、保水力のある腐植質の土壌に、土を改良できる。ただし、全ての庭木に対してではないので注意してください。


・置き場所、温度     過保護は植物のためにはならない!

 市販されている鉢花は温室で栽培されているので、通常よりも早く咲きます。温度、湿度、日照状態すべてが管理され、植物にとってはとても良い環境です。けれど家庭でそれだけの環境を用意できません。入手後半月くらいは、新しい環境に慣らすことに注意が必要でしょう。
室内に置く植物は、暖房に気をつけてください。暖房による乾燥で、植物から水分が抜け、葉もつぼみもしおれてきます、湿度不足には、霧吹き等で葉水してあげて下さい。特に花もちのよしあしは室内の暖房との関係が大きいので注意してください。
 植物の中には寒さにあてて、初めて花芽が育つ準備をする物もあります。
置き場所、温度に関しては植物ごとに大きく違いがあります、購入の際、お店の方によく聞いてみて下さい。
植物の管理は、植物ごとに大きく違いがあります。管理に困った時は、ぜひぜひ『グリーンランド フジウラ』まで!