陶管焼きのおおだぬき
OODANUKI

この大だぬきは陶管焼で、昭和39年高浜市の鬼板師浅井長之助によって造られたものです。
高さ5,2m、胴回り8mの日本一の狸で、近くにはかわいい子ダヌキたちもいますよ!
狸八相縁喜
 

 何事にも前後左右に気を配り、
 正しく見つめることをわすれないよう。

 
 世の中を広く、互いに愛想よく暮らし
 真を以って努めはげむよう。

 不意の悪事災難を避けるための用心。
 常に身を守る。・・・がここのたぬきさん
 花見酒に浮かれてか、笠を忘れました。
 でもねじりハチマキでよく働きます。


腕・腹
 人生は腹を大きく腕は太くある可し。
 事業経営、成功の秘訣なり。
 もの事は腹をすえ、常に落ち着き
 決断力を大胆に。
徳利
 “徳”と“利”の兼合で
 恵まれし飲食にこと足利て、
 徳は我につく。
 丸八は開運の意味ありて、
 酒、飲食は腹八分目を
 忘れるべからず。
 この徳利、5ℓ入るそうです。

 末広がりの信用、何事も
 几帳面に立ち廻るは成功の秘術。
 活動常に四通八達に。

 この通帳は狸の完成する前年の
 昭和38年になっていますね。

 化けて大きな尻尾を現わすも、他に
 捕まれざるを肝要。人を化かさず
 自ら化ける、これ何事にも工夫を
 凝らすべきとの訓えなり。
 何ごとにも終わりは大きくしっかりと
 身を立てることが真の幸福
       ということですよ~。
金袋
 ダラリキン玉は金運を意味し、金を大きく蓄え世間に
 広くふりまくは大事業家の証。
 世に言う“狸のキン玉八畳敷き”とは昔狸の皮の上で
 純金一匁(もんめ)を、タタミ八畳敷に伸ばした
 ことから出た言葉だそうです。
藤の花とタヌキさん
子だぬき
  “狸”は“他抜き”
    病気回復、事業成功、金運、延命、入学、就職、立身出世、大願成就
    間違いなし・・・・・・ということですよ~。
    こんなにご利益があるのなら、あなたも一匹庭に置いてみますか~?