外国産カブ・クワ幼虫の
保温/保冷方法

我が家には飼育場所はありますが、冷暖房設備はありません。
我が家の冬、夏対処法です。
わずかなケージ数ならなんとかしのげます。。

タオルに巻いた湯たんぽを入れる
直接ケージに当たると、マットが25度ほどになるので、間に新聞紙を入れる
ダンボール箱の周りを、新聞紙やプチプチで囲うと保温力が増す。
湯たんぽの隣のケージはマットが熱くなるので、高温を嫌う種類は置かない。
昼の気温が20度の時は夜のみ。それ以下は毎朝夜湯たんぽの支度をする。
湯たんぽの残り湯は洗車や窓拭きなどに利用する。
乾燥もするので、2,3日ごとに確認をする
ノコギリクワガタ・コクワガタ・国産カブトムシは保温なし
寒さよけにダンボール箱や発砲スチールに入れる
これはわたし流の保温方法なので、真似をしてクワガタ達に何かがあっても責任はもちません。
自己責任でお願いします
おおよそですが
外気温 2度→室温 5度→箱内10度
外気温 5度→室温 9度→箱内14度
外気温10度→室温14度→箱内18度
これは朝・夕8時の場合です

日のよく出ている昼間は外気温のほうが室温より4度ほど高い時もありる
建物の日当たりが悪いために、外気温が上がっても室温は上がらない
ケージ内のマット温度は、湯たんぽの位置によって違います
マットが暖かいと感じたら温度計で計ってください。

薬局に理科の実験で使った、棒状の温度計が500円くらいで販売しています。
体温計と違ってすぐに計れます。

湯たんぽに入れるお湯の温度は、夜は沸騰した熱々を、朝はその日の気温によってかえています

ケージが湯たんぽに近い部分はマットが乾燥しているので、まめに確認します。
2段重ねにすると、暖かい空気は上へ流れるので、同じ箱内でも温度差がでます。
私はこの事に気づかず、ルデキング幼虫を☆にしてしまいました。

H17・10月から始めた湯たんぽ保温ですが、H18・1月14日より温室へ移動となりました。


湯たんぽ保温から、温室へ移動しましたが、下段の為13度程しかなく、玄関に保温箱を作りました。
大きめの箱にホームセンターで購入した棚を入れ、その下にマルチパネルヒーターを敷いた簡単なものです。
パネルヒーターは24cm×48cm( Lサイズ) 32w
温度設定可能を使用

温度設定が出来ても、下段のケージは暖か過ぎなので、新聞紙で調整しています。
幼虫の成長が全然違います。
初めからこの方法をとれば多くの幼虫が☆にならずにすんだのにと思われる方もいるとおもいます。
しかし、我が家では家の中の生き物の飼育が禁止となっていたので、仕方がないことなのでした。
いまでもこれが精一杯です。暖かくなったら即倉庫へ移動です。


保冷方法

ホームセンターで発砲スチールを購入し、メタルラックの大きさにあった箱をつくる。
発砲スチール用の両面テープで貼り付け。
100円ショップのアルミシートで周りを囲む。
白丸の部分にはペットボトルを凍らせたものがいれてあります。

30度以上のときは朝5時・昼1時・夕方5時・夜9時に氷の溶け具合を見ながら交換。
30度以下のときは朝昼夜または朝夕夜の3回、もしくは朝夕の2回交換。
ペットボトルは500ミリリットルを使用。
入れる本数と温度にもよりますが、25度以上にはなりません。
わたしは1度の交換に5,6本交換します。
下段は冷気がたまるので、低温に弱い幼虫は注意です。20度ちかいです。


新しくなった保冷保温棚

頻繁に開け閉めを行うと、両面テープで張り付けた部分がとれてきます。
真冬と真夏の保冷と保温を高めるために新しい棚をつくりました。
古い棚に発砲スチールとアルミシートをはり、棚のサイズにあったメタルラックを入れます。
タオルにくるんだ凍ったペットボトルを上段へ置きます。
棚のなかを真っ暗にしたいので、毛布やアルミシートをかぶせます。(真ん中の写真)
6本の500ミリペットボトルが入っています。
衝動買いをしてしまったときの、簡単保冷箱
段ボールに厚めのアルミシートを張り付ける。
タオルでくるんだ、凍ったペットボトルをケースの上へのせる。
段ボールのふたをする
氷保冷の欠点
気温35度以上の日が続くと、冷凍庫の冷えが悪くなる。
一晩でカチコチに凍った500ミリのペットボトルも完全に凍らなくなる。
冷蔵庫は買い換えたばかりなので、故障しているわけでわない。
ペットボトルが中心までしっかり凍っていたら、気温35度以上でも朝夕の2回交換で十分。
棚の中は、高温で22度くらい。
中心が水の場合、25度になる。
低温飼育を好むカブクワは危ない