1.前史

2002年:

新築した時には、一度くらいは聞くだけ聞いて、なかなかペイしませんよ、と言われて導入しないことにした、ような記憶がうっすらとあります。

2003年:

シャープ系の会社から電話がかかってきて、よく分からないまま訪問を受け入れたら太陽光発電の売り込みでした。
「15年ローンで太陽光発電システムを買えば、電気代が浮くのとローンの支払いが殆ど同じになり、16年目以降は丸儲け」
というのですが(つまり15年償却)、
公称発電能力3kWのシステムが工事費込み約 240万円(当時としてはこれでほぼ相場だったらしい)である一方、公称4.2kWで名古屋での見込み発電量が、シャープのパンフから料金に換算して14万円/年、3kWなら 10万円/年の計算、金利を全く無視しても24年償却ということになり、最初の話と大分違います。環境とかCO2とかで売り込めばいいのに、不正確な言い方をするものだから、詐欺まがいになってしまって逆効果だぞ、と思いました。
もう一度だけ、屋根全面にパネルを載せたらどうなるか、という見積を取ったのですが、8.1kWまで増やしても、3kWと比べて規模のメリットが価格に反映されませんでした。太陽発電パネル代388万円に対し、それを載せる台と工事費その他諸経費に340万円かかっていては話にならない、ということでお断りしました。シャープ系のお会社でしたが、工事費用はコントロールできず、値引きできるのはシャープ製品のみ、だったようです。

それ以降、色々な店から何度となくかかってきた勧誘の電話に対しては、「以前見積まで取って、それでやらないことにしたのだから、やらない」ときっぱり断り続けていたのでした。

 

2.きっかけ

2012年に入り、築10年目の点検と壁塗り替えのお勧めの連絡がダイワハウスから入りました。かねてより、こちらの塗装屋さんの頁を拝見していたものですから・・・そのまたきっかけは購入予定も無いのにこちらのログハウスメーカーの展示場に一家で出かけて聴講したメンテナンスセミナーだったりしますが・・・塗り替えする覚悟もできていました。6月のどこかで点検、その後で補修と再塗装という段取りを決めましたが、その時点では太陽光発電は眼中にありませんでした。

というところで、4月のある休日=たぶん14日、家内が玄関で訪問者と少々長話をしていたのです。なんだろうか、と顔を出してみたら、太陽光発電業者のセールスマンでした。
「航空写真を見るとめったにない太陽光発電向きのお宅だから見積だけでも取らせてほしい」というのを、家内がもう少しで断り切れそうだった!のを私が出てきて台無しにした?ということらしいです。ちなみに我が家の屋根は東西向きですが余分な出窓も何も無いドカンと大きな切妻です。
「屋根面積と向きは航空写真で分かるので、屋根傾斜が分かる立面図だけコピーさせて欲しい。」というので、ご希望のとおりにしてもらいました。

日を改めて4月21日の再訪の際には、さらに押しの強い営業さんも一名追加です。
まず「希望の太陽光メーカーは?」とのことでしたが、その時点では全くの無勉強で、お任せとしました。すると、「パナソニックが一番効率がいいが、歴史の長い京セラが一番トラブルが出にくいですよ。」とのこと。敢えて京セラを推す業者なら比較的良心的なところだったのかも、というのは後知恵です。
とにかく、「お宅の屋根に京セラのパネルなら9.2kW分載って、12,3年で償却が出来ます。2003年には売電価格=買電価格でしたが今は売電価格>>買電価格だし、パネル価格も下がってきているし、嘘じゃありませんよ」と、タブレットで発電量見込みと実績の比較サイト(今となってはどれだか分かりません)を見せながら、「発電量見込みで13年償却を計画していても、実績では見込み以上に発電できている」というのです。

気になるお値段のほうですが、曰く「一番高いのはハウスメーカーで、kWあたり70万くらいします。電器屋さんで55万くらい、ウチは家のメンテで長く付き合っていただくのが目的だからもっとお安くします、パネル載せる前の屋根塗装も実費できっちりやらせていただきます」というのですが、見積を書面では提出してくれません。内心大いに乗り気になりつつも、もう少し考えさせてくれ、とその場はお引取りいただきました。

それから家内と二人で頭を冷やしながら、ハウスメーカー以外で塗装とかやって保証とかどうなるのだろう、などと色々考えた結果、点検の機会にダイワハウスと正直ベースで相談することにしました。
・・・というところで、いつも見ているブログに4月23日付けでこんな記事が出てきました。京セラもいいところがあるのでしょうが、どうもソーラーフロンティアのが良さそうに思えてきます。
・・・というところで、ダイワハウスから点検日程の確認電話が入ったので、太陽光を検討している旨を伝えたところ、そういうことでしたら、と急遽営業さんが訪問してくることになりました。

先の業者とのやり取りも含めた経緯を伝えて、高いということになっているハウスメーカーの見積も念のため聞かせてもらいたい旨を説明したところ、話が少々違います。
・7月から売電価格が改定されるのと、地方自治体の補助金が打ち切りになる可能性があること、から急いで来た。
・国の補助金が 47.5万円/kW と 55万円/kW とで線引きしているので、それ以上で受注しようとする業者はいない。
・この家の屋根は非常にパネルを載せやすいので、かなり安く出来る。
・壁塗り替えと併せて太陽光工事をすれば足場代が浮くのでさらに安く出来る。
・特に銘柄指定が無いならソーラーフロンティアを勧める。
ダイワハウスによる概算見積になりますが、と、ソーラーフロンティアでの見積を書面で提示してくれました。ソーラーフロンティアが使っているCIS太陽電池は、効率ではシリコン太陽電池に劣る分だけ、屋根全面に載せた場合の出力は少し減りますが、出力当たりの価格では先の業者の提案より安くなっています。屋根塗装との兼ね合いとか、懸念していたところも全て明快に答えてもらったので、ソーラーフロンティアへの正式見積を依頼しました。数日後出てきた正式見積は、概算見積より出力が増えて価格はさらに安くなっています・・・その分を塗装工事費として上乗せされたかどうかは分かりませんが・・・。その場で正式発注を依頼しました。

万事早く、ということで、当初6月に予定していた点検を5月8日に済ませて、6月初旬から足場工事→塗装工事が始まりました。
期間としては塗装工事がずっと長かったのですが、それが終わってから6月20日の1日で、パネル80枚載りました。
22日23日と配線を含む屋内工事で、パワコンその他がついて、いきなり連携開始でした。

 

3.設備仕様

住宅用CIS太陽電池モジュール:
SFL95−C 8×5×東西2面 計80枚
合計出力 7.6kW

業者さんと子供の目を盗んで足場に上がって写した写真です。
当初見積もりでは各面8×4枚で合計6.08kWだったのですが、
余裕で8×5が載っているように見えます。
屋根の傾斜は 4.5/10 = 約24°です。


切妻の西面


同東面

パワーコンディショナ :SPC4003 2個
接続箱 :SSB0301 2個
カラー表示ユニット:SDP0301 1個

パワコンその他の設置場所は事前に相談があり、既存の分電盤の横だと嵩高いので洗面室に付けました。
左の写真の左からカラー表示ユニットの発信機、パワコン、パワコン、接続箱、で、もう一つの接続箱は屋根の近くの屋外にあります。

右の写真はカラー表示ユニットの表示機で、同じ洗面室の洗濯機の脇に置きました。リビングとかに置くご家庭が多いらしいですが、パワコン2台の出力をそれぞれチェックするにはどうせ洗面室まで行くことになるので、それならば表示機もここに、となりました。

 

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