日付 | 様子 |
2003年 12月19日 |
子供が『頭が痛い』と言うので見てみる。 小さな湿疹らしいもがある。 どうしたのか尋ねてみると『保育園で打った』と言う。 あまり気にせずそのままにしておく。 少し熱っぽい感じがしたが、体温計は使わない。 風邪だろうと思う。 |
12月20日 | 日中、この地方に珍しく雪が積もったので風邪だけど、外で遊ばせる。 夕方になり少し熱が高くなった気がしたので、検温。 熱は37度。 風邪がひどくならないよう、この日は入浴中止。 |
12月21日 | 額に赤い湿疹がポツポツ出来ているのを発見。 驚いてシャツを捲り体を調べる。 胸、背中・・・体中に湿疹が出来ている。 中にはいかにも「水疱瘡」らしく水を持った湿疹も出来ていた。 慌てて市民病院の急患で診察してもらう。 診断結果は『水疱瘡』 7月にも水疱瘡をやってるが、医師曰く・・・ 『稀に水疱瘡を2回する子もいるから・・・』とのこと。 ははは・・・嘘でしょ?^^; 7月のとき、診察の度に『水疱瘡とは違うんじゃないですか?』って先生に聞いていたけど、診断は『水疱瘡』 ・・・やっぱり、誤診だったんじゃないかと思ってしまう。 先回は39度もの熱がでて、湿疹があったけど。 どうも、水疱瘡は高熱は出ないらしい。 湿疹の画像も見直してみたが・・・なんか違うんだよねぇ・・・。 まぁ・・済んだことを素人がアレコレ言っても仕方ないが。 抗生物質の飲み薬、水疱瘡の塗り薬をもらう。 湿疹は頭、顔、口の中、胴体に出来た。 足、腕には少ししか出来なかった。 |
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12月22日 | 朝1番で市民病院へ行く。 小児科で簡単に診察してもらう。 右目の際にも湿疹ができてしまっているので、眼科にもかかる。 眼球に菌が入ると大変な事になるそうです。 この日の診断では異常なし。 次の診察日までに自宅でもし眼球に異常(黒目が白っぽくなったりするらしい)が出たら、すぐに病院に来て欲しいとのこと。 小児科で飲み薬2種、眼科で目薬をもらう。 水疱瘡は痒みが強いらしく、この日の夜はしっかり眠れなかったようです。 |
12月25日 | 診察日 まだ治ってない湿疹がある為、『登園許可証』に医師のサインはもらえず。 眼科では目の腫れもひいたし、まず心配ないでしょう。とのこと。 それでも後1週間くらいは目薬をさすように言われる。 |
12月27日 | 水を持った湿疹が多分・・・無くなった。 何日ぶりだろう、入浴して洗髪もする♪ |
今回の事で反省したこと はじめ、熱があったのを勝手に『風邪』だと判断してしまったことで、湿疹の発見が遅れてしまった。 子供だから、冬だからと・・・熱=風邪と勝手に判断しないで、もう少し色々様子を診てあげたらよかったと思う。 |
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処方された薬 | |
フェノール・亜鉛華リニメント (塗り薬、別名「カチリ」、ヨーグルト状) かゆみや湿疹を鎮める外用薬です。 |
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ゾビラックス顆粒40% (白い顆粒) ウィルスの増殖を抑え、病気の広がりや進行を止め、回復を早める働きをもっている薬です。 ヘルペスウィルスが引き起こす病気(皮膚や唇その他のヘルペス、帯状疱疹、水痘など)を治療します。 |
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バナンドライシロップ (赤みのだいだい色) 病気や炎症の原因となっている細菌を殺して、感染症を治療する薬です。 ペリアクチン1%散 (白色) 皮膚疾患(湿疹、薬疹、じんましんなど)に伴うかゆみや、鼻炎、風邪等に伴うくしゃみ、鼻水、せきを治療する薬です。 |
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クラビット点眼液 (広範囲抗菌点眼剤) | |
水痘、水疱瘡について | |
原因 患者の唾液や発疹中の水痘ウイルスによる飛沫感染や接触感染で起こります。 1年を通じて発症しますが、冬から春にかけて流行します。伝染力は麻疹についで強く、発疹が出現する1〜2日前から水疱(水をもった発疹)がかさぶたになるまで伝染力があります。 一度かかると一生免疫が得られます。 症状 潜伏期は2〜3週です。発疹は、はじめは小さな紅い斑点で、2〜3日のうちに水疱、さらにかさぶたになります。 3日間は新しい発疹が次々にできるため、水疱やかさぶたなど、いろいろな時期の発疹が混在します。 発疹は胴体や顔に多く手足は少ない分布を示し、かゆみが強く出ます。 髪のはえている部分や口の中にもできます。発疹とほぼ同じ時期に中等度の発熱を認め、2〜3日続きます。 発疹の数や大きさの程度と発熱の程度は相関します。 治療 重症には抗ウイルス薬のアシクロビルを用います(内服する場合と注射する場合があります)。 解熱薬のアスピリンを内服していると、ライ症候群という脳と肝臓が障害される死亡率が高い病気になりやすいことが知られているので、治療に用いてはいけません。 口の中に発疹ができると食事がしみるので、やわらかく薄味の食べ物を与えます。発疹には石炭酸亜鉛華軟膏を塗ると、水疱が乾き、かゆみが軽くなります。 発疹はかきこわさないよう注意が必要です。かきこわしたり細菌感染を起こしたときは消毒したあと、抗生物質の入った軟膏を塗ります。 水痘は学校伝染病に指定されており、すべての発疹が痂皮化(かさぶたになる)まで、登校停止です。 |