Tea Ceremony
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Japanese culture: Tea Ceremony

茶道倶楽部

茶の湯とは只湯を沸かし茶をたてて飲むばかりなることと知るべし (利休百首)

流派:表千家 

bullet毎月、2回 一色町公民館 学びの館のとなり、茶室「倶楽地庵」にて午後1:30から3:30
bullet先生は一色町味浜 鈴木いわ子先生です。
bullet一色町公民館の生涯学習参加がきっかけで続けています。もう、2年半になります。
bulletご希望の方はいつでも入会できます。回避は月2回で2千円程度。お菓子とお茶代をふくむ。
bullet年齢制限はありませんが、受講者の年齢はかなり高いですからそのおつもりで。

「物を離れて物を見る、この機械的な世界を離れて、別に存在する世界を見る、すなわち物の中にいて物に囚われぬ習慣をつけておかなければならぬと思う。朝から晩まであわただしい、機械化した生活から一歩退いてその圏外に立って、この世界を見るということができねばならぬ、すなわち坐禅をしてみるというだけの余裕ができなければならぬと思う。そういう機会を忙しい忙しいと言いながらも、やはり何とかして作っておくほうがよかろうと思う。」(鈴木大拙 禅とは何かより)

坐禅も茶道も禅の心をあらわす象徴としてある。

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「茶の本」より

岡倉天心著 (原文は英語) 訳 桶谷秀昭

 

第一章 人情の碗

茶道は、日常生活のむさくるしい諸事実の中に有る美を崇拝することを根底とする儀式である。それは純粋と調和を、人が互いに思いやりを抱くことの不思議さを、社会秩序のロマンティシズムを諄々(じゅんじゅん)と心に刻み付ける。それは本質的に不完全なものの崇拝であり、われわれが知っている人生というこの不可能なものの中に、何か可能なものを成し遂げようとする繊細な企てである。

 

中略

 

その間に、一服のお茶をすすろうではないか。午後の陽光は竹林を照らし、泉は喜びに泡立ち、松籟(しょうらい)はわが茶釜に聞こえる。はかないことを夢見、美しくおろかしいことへの思いにふけろうではないか。

 

(原文)THE BOOK OF TEA 

BY OKAKURA KAKUZO 1906 New York Fox Duffield &Co.

 

THE CUP OF HUMANITY

Teaism.  Teaism is a cult founded on the adoration of the beautiful among the sordid facts of everyday existence.  It inculcates purity and harmony, the mystery of mutual charity, the romanticism of the social order.  It is essentially a worship of the Imperfect, as it is a tender attempt to accomplish something possible in this impossible thing we know as life.

.....

 

Meanwhile, let us have a sip of tea.  The afternoon glow is brightening the bamboos, the fountains are bubbling with delight, the soughing of the pines is heard in our kettle.  Let us dream of evanescence, and linger in the beautiful foolishness of thing.

 

 

((Kenji Hattori's website))