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OPDES チームテスト1

課題1:脚側行進            15点
課題2:居座               10点
課題3:伏せと称呼           15点
課題4:状況下の伏せ         10点

内容動画
(動画はOB2の内容であり脚側行進の流れ、TT2の方は見本として)

全般規定:

各課題の開始は審査員が指示する。開始後の方向転換、停止、歩度の変更などは審査員の指示なしで実行する。

 

使用声符は普通に発音された短い一単語の命令である。どのような言語も使用可能であるが、同じ動作を要求するための声符は常に同じでなければならない。指導手が声符を三回使用したにもかかわらず、犬が課題又はその課題の中で必要な動作が実行できなかった場合は、その課題作業は中止され評価は与えられない。
招呼のための声符は犬の名前に置き換えてもよい。犬の名前とそれ以外に何らかの声符も使用した場合は二重声符と見なされる。

 

基本姿勢とは、犬が指導手の左側で指導手の膝と犬の肩が揃うように密着して真っ直ぐに平行して座る。各課題はこの基本姿勢から開始し基本姿勢で終了する。課題開始地点での基本姿勢は一度だけしか認められない。課題を終えるごとに短く犬を誉めてもよいが、基本姿勢を崩すことは許されない。その後で新しい基本姿勢をとることができる。いずれの場合も誉めることと新しい開始の間には、はっきりとした""(約3秒)を作らなければならない。

 

基本姿勢から行進して次の動作を実行させるための声符は、最低10歩~最高15歩の間で命令しなければならない。課題実行中における犬の動作と動作の間、「正面停座から基本姿勢」、「座っている」、「立っている」、「伏せている犬のもとに戻って次の声符を命令するとき」、これらの場合にもはっきりした""(約3秒)が必要である。指導手が犬のもとに戻って犬の右側に立つのは、正面からあるいは後ろを回ってのどちらでもよい。

 

課題と課題の間で移動が必要なときは脚側行進が実行されなければならない。このとき犬を自由にしたり、遊んだりしてはいけない。

 

反転ターンを行うとき指導手は必ず左回りで実行する。このとき犬は指導手の後ろを回って、あるいは頭を軸に体を180°ひねってのどちらでもよい。ただし、一試験においてはどちらかに統一されていなければならない。

 

犬は正面停座の後、次の基本姿勢を実行するにあたって指導手の後ろを回って、あるいは頭を軸に体を180°ひねってのどちらでもよい。

 

指導手が課題の実行内容を忘れたときは審査員に申し出る。審査員はそのことに対して減点はせず、助言をしてその課題を実行するように促す。

 


脚側行進内容図(チームテスト1・2共通)





課題1:脚側行進

指導手とリードなしの犬は脚側行進で審査員の前まで行き犬を座らせて申告をする。正しい基本姿勢をとった後、犬は指導手の"脚側行進"のための声符で注意深く、喜んで、真っ直ぐに歩き、指導手の左膝と犬の肩甲部が常時揃うように常歩行進する。指導手が停止したら自発的に素早く真っ直ぐに座る。課題実行のため歩き出した指導手と犬は止まることなく真っ直ぐに50歩進んで反転ターンを行い、開始地点の方向へ10~15歩常歩で進んだ後、速歩と緩歩を行う(ともに最低10歩)。速歩から緩歩に移るとき減速用の中間歩度を設けてはならない。それぞれの歩度は、はっきりと区別できる速度で行わなければならない。その後常歩に移り、最低1回の右折と左折、そして反転ターンを行い、行進中に最低1回の停止をする。この課題の終盤に審査員の指示で指導手と犬は最低4人で構成されたグループへと向かう。指導手と犬はグループの1人に対して右回り、もう1人に対して左回りを実行し、最低1回、グループ内で停止しなければならない。審査員はグループ内行進を繰り返すように要求することができる。指導手と犬はグループから離れて基本姿勢をとる。



課題2:居座

正しい基本姿勢から審査員の指示で座らせるための声符を命令して犬を座らせる。犬は即座にそして進行方向に真っ直ぐに座らなければならない。指導手はそのまま20歩進んで立ち止まり、静かに座って待つ犬の方に向き変える。審査員の指示で犬の元に戻り犬の右側に立つ。





課題3:伏せと招呼

正しい基本姿勢から審査員の指示で伏せるための声符を命令して犬を伏せさせる。犬は即座にそして進行方向に真っ直ぐに伏せなければならない。指導手はそのまま約20歩進んで立ち止まり、静かに伏せて待つ犬の方に向き変える。審査員の指示で招呼のための声符を命令するか、犬の名前を呼ぶ。犬は喜んで、スピィーディに、一直線に指導手のもとに来て、なるべく接近して真っ直ぐに正面停座をしなければならない。次の基本姿勢に移るための声符で犬は指導手の左側に早い動作で、指導手の左膝と犬の肩甲部が揃う位置で真っ直ぐに座らなければならない。



課題4:状況下の伏せ

2頭が一組のペアで行われる脚側行進の開始前に、もう1頭は審査員が指示した地点で指導手とともに正しい基本姿勢をとる。審査員の指示で伏せるための声符を命令して犬を伏せさせる。リードを付けたり、何か品物を置いたりしてはいけない。指導手は振り向くことなく試験会場内の犬に見える最低20歩離れた地点で静かに立つ。ペアのもう1頭の犬が課題1~3を実行している間、犬は指導手にとらわれることなく静かに伏せていなければならない。審査員の指示で指導手は犬のもとに行き、犬の右側に立つ。約3秒後、審査員の指示で座るための声符を命令する。犬は素早く座り基本姿勢をとらなければならない。


OPDES チームテスト2

課題1:脚側行進               15点
課題2:常歩行進中の停座         10点
課題3:常歩行進中の伏せと称呼      15点
課題4:状況下の伏せ            10点

内容動画
(動画はOB2の内容であり脚側行進の流れ、TT2の方は見本として)
脚側行進内容図(チームテスト1・2共通)





課題1:脚側行進

指導手とリードなしの犬は脚側行進で審査員の前まで行き犬を座らせて申告をする。正しい基本姿勢をとった後、犬は指導手の"脚側行進"のための声符で注意深く、喜んで、真っ直ぐに歩き、指導手の左膝と犬の肩甲部が常時揃うように常歩行進する。指導手が停止したら自発的に素早く真っ直ぐに座る。課題実行のため歩き出した指導手と犬は止まることなく真っ直ぐに50歩進んで反転ターンを行い、開始地点の方向へ10~15歩常歩で進んだ後、速歩と緩歩を行う(ともに最低10歩)。速歩から緩歩に移るとき減速用の中間歩度を設けてはならない。それぞれの歩度は、はっきりと区別できる速度で行わなければならない。その後常歩に移り、最低1回の右折と左折、そして反転ターンを行い、行進中に最低1回の停止をする。この課題の終盤に審査員の指示で指導手と犬は最低4人で構成されたグループへと向かう。指導手と犬はグループの1人に対して右回り、もう1人に対して左回りを実行し、最低1回、グループ内で停止しなければならない。審査員はグループ内行進を繰り返すように要求することができる。指導手と犬はグループから離れて基本姿勢をとる。



課題2:常歩行進中の停座

正しい基本姿勢から指導手と犬は脚側行進で真っ直ぐ歩き出す。10~15歩の地点において、指導手は立ち止まったり、歩度を変えたり、振り向いて見ることなく座るための声符を命令する。犬は即座にそして進行方向に真っ直ぐに座らなければならない。指導手はそのまま30歩進んで立ち止まり、静かに座って待つ犬の方に向き変える。審査員の指示で犬の元に戻り犬の右側に立つ。





課題3:常歩行進中の伏せと招呼

正しい基本姿勢から指導手と犬は脚側行進で真っ直ぐ歩き出す。10~15歩の地点において、指導手は立ち止まったり、歩度を変えたり、振り向いて見ることなく伏せるための声符を命令する。犬は即座にそして進行方向に真っ直ぐに伏せなければならない。指導手はそのまま約30歩進んで立ち止まり、静かに伏せて待つ犬の方に向き変える。審査員の指示で招呼のための声符を命令するか、犬の名前を呼ぶ。犬は喜んで、スピィーディに、一直線に指導手のもとに来て、なるべく接近して真っ直ぐに正面停座をしなければならない。次の基本姿勢に移るための声符で犬は指導手の左側に早い動作で、指導手の左膝と犬の肩甲部が揃う位置で真っ直ぐに座らなければならない。



課題4:状況下の伏せ

2頭が一組のペアで行われる脚側行進の開始前に、もう1頭は審査員が指示した地点で指導手とともに正しい基本姿勢をとる。審査員の指示で伏せるための声符を命令して犬を伏せさせる。リードを付けたり、何か品物を置いたりしてはいけない。指導手は振り向くことなく試験会場内の犬に見える最低20歩離れた地点で静かに立つ。ペアのもう1頭の犬が課題1~3を実行している間、犬は指導手にとらわれることなく静かに伏せていなければならない。審査員の指示で指導手は犬のもとに行き、犬の右側に立つ。約3秒後、審査員の指示で座るための声符を命令する。犬は素早く座り基本姿勢をとらなければならない。






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