プラネかわら版・電子版(2011年)
 プラネかわら版 師走(12月・2011)No.5
今月の特別版(クリスマス・スペシャル) 「神秘の光オーロラ」
12月25日(日)午後3時10分
語り:天文研究家 浅田英夫氏 i・プラネッツ 後藤鏡子
演奏:マリンバ演奏 大石幸奈氏

マリンバの軽やかな演奏にのせてお送りするクリスマススペシャル。
極地方の星空で繰り広げられる神秘の光りの帯の舞、オーロラ。あのファンタスティックでロマンティックな光りのカーテンは、見る人の心を魅了してしまいます。いったいオーロラって何なんでしょう?オーロラってなぜ光るのでしょう?オーロラはどこで見えるのでしょう?オーロラの美しい映像を見ながら、オーロラの謎に迫ります
。 
今月の生解説 
 ・「冬の星座に赤い月」 語り:青野敦子 
12月3日(土)4日(日)午後1時30分・3時
12月10日に皆既月食が起こります。冬の星座と共に皆既月食の見え方や、起こる理由などをお話します。
 ・「星に願いを(伝えよう、愛を)」 語り:後藤鏡子
 12月17日(土)18日(日)23日(金・祝)24日(土)午後1時30分・午後3時
 12月25日(日)午後1時30分

2011年も残すところ2週間たらず。ふと夜空を見上げれば、西の空にはクリスマスの十字架が凛と立ち、東の空には愛を育むダイヤモンドが煌いています。クリスマスソングや第九のメロディを聴きながら大切な人へのメッセージや願い事を、星に託してみませんか。
癒しのプラネタリウム
12月2日(金)9日(金)16日(金)午後1時30分
12月3日(土)10日(土)17日(土)24日(土)午後7時

いつもとは、一味違う大人の為のプラネタリウムです。アロマの香りの中で、ゆったりと疲れた心と体を癒しませんか。
ピッチFMプラネタリウム
毎週金曜日午後9時〜10時 83.8Mhz 放送中!
星空と音楽で1時間ラジオプラネタリウムをお楽しみください。
天星人語 「太陽のふしぎな光り」 
最近は空気が澄んで、夕日がとても綺麗です。あなたは、夕日を見て何を思うのでしょう。胸がきゅうとなったり、訳もなく涙が溢れたり、地球に生まれたことに感謝したりしませんか。私は、特に冬の夕日は、孤独や切なさを感じてしまいます。大切なあの人に逢いたくて・・・。
では、朝日はどうでしょう。日常が始まる前のほんの僅かな朝の静けさ。まるで自分を応援してくれるかのように、力強く昇ってくる眩しいばかりの太陽の輝き。暖かい光りで照らしてくれます。あなたは沈む夕日を見て、日々の出来事に悩む夜があるかも知れません。そんな時は朝日をみましょう。朝日は、今日もまた、生きてみようと、元気付けてくれます。同じ太陽でも、朝と夕では全く違う表情を見せてくれます。なんともふしぎな光り。行く年を飾る夕日に感謝しつつ、来る年を祝うように昇る朝日に乾杯!(未来)

 プラネかわら版 霜月(11月・2011)No.4
今月の特別版(あんプラ・スペシャル)満月が食べられる?!〜12月10日皆既月食
11月27日(日)午後3時
語り:天文研究家 浅田英夫氏 i・プラネッツ 加藤よし子
 
2011年を締めくくるにふさわしい今年最大級の天文ショー「皆既月食」が12月10日に起こります。皆既月食は、満月が地球の影に入る珍しい現象です。今回のアイ・プラスペシャルでは、月食が起こるわけや今回の月食の見え方・楽しみ方を紹介します。
今月の生解説
 ・「カシオペヤに思う」 語り:平岡晋
11月3日(祝)5日(土)6日(日)12日(土)13日(日)午後1時30分・午後3時
 秋の夜空が星空の海とよばれているのは、それほどに水にまつわる星座たちが多いからです。星空の海の北の端にはカシオペヤ座が輝いています。その特徴的な星の並びは一度見たら忘れることができません。この星たちにはどうようなお話があるのか。この星たちにはどのようなお話があるのか。秋の星空をしみじみとご覧下さい。
 ・「古代エチオピア王家物語」 語り:李英子
11月20日(日)26日(土)午後1時30分・午後3時 27日(日)午後1時30分
エチオピアのお姫様アンドロメダは海魔化けくじらの生贄にされました。さて姫の運命はどうなるのでしょうか。
癒しのプラネタリウム
11月5日(土)12日(土)19日(土)26日(土)午後7時
ご好評の大人のための癒しのプラネタリウムが11月に帰ってきます。
何時もとは、一味ちがう大人のためのプラネタリウムです。アロマの香りのなかで、ゆったりと疲れた心と体を癒しませんか。
ピッチFMプラネタリウム 
毎週金曜日午後9時〜10時 ピッチFM83.8Mhz
星空と音楽で1時間ラジオプラネタリウムをお楽しみください。
天星人語 「自然は美しい」
西の空に太陽が沈むと、すぐに星が一つ、二つと輝きだします。これからの季節は、空気も澄んで、星の輝きが一層ましてきます。夜空で、キラキラ瞬いている星をみていると、私たちに何かを語りかけているように思いませんか。そういえば、子供のころ、夜空に星がキラキラ瞬くようすを、絵本で見たり、星の歌を歌ったことを思い出します。星空は、はるか昔から、私たちを心のふるさとです。星空を見上げると、ときには子供の心にもどったり、楽しかったことを思い出したり、悲しいとき、つらい時は、優しく声をかけてくれるようです。こんな素晴らしい星空を、いつまでも大切にしたいと思います。
(星空かとう)

 プラネかわら版 神無月(10月・2011)No.3
今月の特別版(あんプラ・スペシャル)秋の夜長に〜三文字惑星発見物語
10月23日(日)午後3時
語り:天文研究家 浅田英夫氏 i・プラネッツ 青野敦子
 
地球の兄弟星といえば、太陽の周りを回る八つの惑星ですね。しかし土星より外側を回っている三文字の惑星については、あまり知られていません。これらの惑星は、18世紀以降に発見されました。
その発見の背景には、とても興味深い人間ドラマがあります。今回は、三つの惑星の発見ドラマと、それぞれの惑星の素顔に迫ってみます。
今月の生解説
 ・「今日の星空はアクアリウム・バージョンアップ版」 語り:金原建和
10月1日(土)2日(日)8日(土)9日(日)午後1時30分・午後3時
 いよいよ秋も本番。晴れた日が多くなり、透明度が増し、星空観察するにはもってこいの季節となります。秋の星空は水や魚に関係する星座がたくさん見えていて、まるでアクアリウム(水族館)のようです。さあ、あなたも美しい星空の下で秋の夜長を楽しんでみませんか。
 ・「幸せの星」 語り:青野敦子
10月15日(土)16日(日)22日(土)23日(日)29日(土)30日(日)午後1時30分・午後3時
物悲しい秋の星空。でも、幸せの星がいっぱい輝いています。今夜の星空と共にご紹介します。
癒しのプラネタリウム再び! 
ご好評の大人のための癒しのプラネタリウムが11月に帰ってきます。
9月にお越しのいただけなかった方、もう一度癒されたい方はぜひこの機会にお寄り下さい。詳しくは次号、又は安城市広報にて。
天星人語 「星が増えることを願う」
光害とは、過剰または不要な光りによる光害のこと。光害が進むと夜空が明るくない、天体観測への支障や生態系への混乱など、またエネルギーの浪費の一因になるなど様々な影響を及ぼしている。だから「照明を少なく」と言われても、私たちが生活していく上で必要な明るさは当然確保されなければならない。「不要な光」とは何か。身近なところで我が家の外灯や門灯はどうだろう。必要のない上方や側方を照らしてはいないか。かといって新品に取り替える必要はない。カバーをかける。向きを少し変えるだけで不要な光を除くことができる。その行為の一つ一つが、今夜の星空に星を一つまた一つと増やしていくことにつながる。それは私たちができる次世代への遺産でもある。
(梅干し爺)

プラネかわら版 長月(9月・2011)No.2 
今月の特別版(あんプラ・スペシャル)「お月見の夜に〜月のミステリー」
9月25日午後3時10分
語り:天文研究家 浅田英夫氏 i・プラネッツ 平岡晋

地球に最も近い天体”月”、私たちに一番近い身近な天体”月”、人類が足跡をしるした地球以外の唯一の天体”月”、よく知っているようで以外に知らないことがある”月”
今回のプラネタリウムスペシャルでは、こんな月のミステリーを、二胡の美しい演奏を交えながら、解き明かします。 
 今月の生解説 
「5000年前に活躍した星」 語り:加藤よし子
 9月3日(土)4日(日)10日(土)11日(日) 午後1時30分・午後3時
5000年前の時代はどんな星が頑張っていたんだろう?探してみよう。
白鳥の気持ち 語り:細井郁夫
9月17日(土)18日(日)24日(土)25日(日)午後1時30分・午後3時

白鳥座とその仕草に基づく悲しいお話をご紹介します。
 ★癒しのプラネタリウム登場!
 9月毎週木曜日・金曜日 午後1時30分・午後7時
プラネタリウムが癒しの空間に早変わり!
アロマの香りの中で、満天の星空に包まれ、美しい音楽を聴きながら、ゆっくりと疲れた心と体を癒しませんか。いつもとは、一味違うプログラムでお送りします。
 天星人語 「今年こそお月見を」
 勉強が忙しい、仕事が多すぎる。毎日が忙しい・・・。
私たちは文明社会と言われるものの中に埋もれ、経済的で物質的な豊かさに向けて漠然と前進し、又、混沌と停滞しているような気がします。
そして「昼間のように明るい夜」が当たりまえの時代になりました。
でも、何か心の中にぽっかりと穴が開いてしまっている、そんな気がしませんか?
経済的な豊かさの犠牲になったのは、薄暗がり、そして自分の心を整える時間・・・。進む 立ち止まる 心を整える、そして又進む。
太陽 薄暗がり月を見、そして日の出。
一昔前の人たちの方が、心豊かな時間と空間を過ごしていたのかもしれません。
ぼーっとする時間は心を整える時間。
今年こそお月見を(晋)

プラネかわら版 葉月(8月・2011)No.1 
今月の特別版(あんプラ・スペシャル)「近代天文学の夜明け」
8月27日(土)午後3時
語り:天文研究家 浅田英夫氏 安城プラネの仲間たち 李英子

今から400年ほど前、宇宙の中心には地球があり、太陽も月も惑星も星もすべて、地球の周りを回っているという、紀元前の哲学者アリストテレスの教えが信じられていました。「天動説」という宇宙観です。この宇宙観に疑問を持ったのが、ポーランドの修道士コペルニクスでした。彼は、古い記録を研究した結果、太陽が中心にありその周りを地球が回っていると考えるほうが自然だと考え、1543年「地動説」を発表しました。イタリアの自然哲学者ガリレオ・ガリレイは、1604年手製の望遠鏡を人類史上初めて宇宙に向け、さまざまな発見をし、地動説が正しいことを証明していきました。また、当時哲学や宗教の中に溶け込んでいた自然現象に関することを切り分け、科学という新しい学問を作り上げたのもガリレオ・ガリレイでした。 
七夕特別版(七夕スペシャル)
 8月5日(金)6日(土)7日(日)午後4時30分・6時
安城の七夕祭りの夜、プラネタリウム天の星空に包まれながら、七夕のお話を聞いてみませんか。
 今月の生解説 
「宮沢賢治の星空を」 語り:李英子
 8月6日(土)7日(日)午後1時30分・午後3時
賢治の作品「シグナルとシグナレス」を通じて東北の星空に思いを寄せます。賢治独特な暖かいユーモアに満ちた星空にであえるでしょう。
「5000年前に活躍した星座」 語り:加藤よし子
8月20日(土)21日(日)27日(土)28日(日)午後1時30分・午後3時

5000年前の時代はどんな星ががんばってたんだろう?さがしてみよう。
 中学生のためのプラネタリウム
8月11日(木)18日(木)午前10時30分〜12時
講師:浅田英夫氏

中学理科の中で、比較的理解が難しい分野「星と宇宙」。理解が難しい理由の一つに、教科書だけでは宇宙を空間としてイメージできないことにあります。そんな空間概念を理解する最適な場所がプラネタリウムです。そこで、安城市文化センターでは、昨年に引き続き中学理科「星と宇宙」に特化した、中学生のためのプラネタリウム生解説投映を企画しました。内容は、中学校理科指導要領に沿ったもので、高校受験に出題された問題も取り上げながら、画像・映像を使いやすく楽しく解説します。
 ★癒しのプラネタリウム登場!
 9月毎週木曜日・金曜日
プラネタリウムが癒しの空間に早変わり!アロマの香りの中で、満天の星空に包まれ、美しい音楽を聴きながら、ゆっくりと疲れた心と体を癒しませんか。詳細は次号でお知らせします。
 今月の天星人語
・私の好きな時間
・さあ、早く帰ってお夕飯の支度をしなきゃ、車を急がせているころ、ふと空を見ると西の空が赤く染まっている。東を見れば、薄桃色に色づいてくる空。運転もおろそかになりそうになりながら、うっとりと眺めていると、辺りがだんだんラベンダー色に包まれる夏の夕暮れ時。私達は、なんて美しい星に住んでいるんだろう。これだけで、幸せになれる私の大好きな時間です。
・なぜ夕日は赤く見えるの?
夕日はとても恥ずかしがり屋さんだらかなんでしょうか?それとも・・・。太陽の光りの中の波長の短い青や緑の光りは大気中の水蒸気やチリにぶつかって散乱してしまいます。これが、皆さんがいつも見ている青空です。波長の長い赤い光りは散乱されることなく、私達の目に飛び込んでくるので赤く見えるんです。これが、夕日が赤く見える訳です。でも、科学的根拠も良いのですが、ゆったりと夕日を見とれる時間を大切にしたいものですね。