プラネかわら版 葉月(8月・2011)No.1 |
★今月の特別版(あんプラ・スペシャル)「近代天文学の夜明け」
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8月27日(土)午後3時
語り:天文研究家 浅田英夫氏 安城プラネの仲間たち 李英子
今から400年ほど前、宇宙の中心には地球があり、太陽も月も惑星も星もすべて、地球の周りを回っているという、紀元前の哲学者アリストテレスの教えが信じられていました。「天動説」という宇宙観です。この宇宙観に疑問を持ったのが、ポーランドの修道士コペルニクスでした。彼は、古い記録を研究した結果、太陽が中心にありその周りを地球が回っていると考えるほうが自然だと考え、1543年「地動説」を発表しました。イタリアの自然哲学者ガリレオ・ガリレイは、1604年手製の望遠鏡を人類史上初めて宇宙に向け、さまざまな発見をし、地動説が正しいことを証明していきました。また、当時哲学や宗教の中に溶け込んでいた自然現象に関することを切り分け、科学という新しい学問を作り上げたのもガリレオ・ガリレイでした。 |
★七夕特別版(七夕スペシャル) |
8月5日(金)6日(土)7日(日)午後4時30分・6時
安城の七夕祭りの夜、プラネタリウム天の星空に包まれながら、七夕のお話を聞いてみませんか。 |
★今月の生解説 |
・「宮沢賢治の星空を」 語り:李英子
8月6日(土)7日(日)午後1時30分・午後3時
賢治の作品「シグナルとシグナレス」を通じて東北の星空に思いを寄せます。賢治独特な暖かいユーモアに満ちた星空にであえるでしょう。
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・「5000年前に活躍した星座」 語り:加藤よし子
8月20日(土)21日(日)27日(土)28日(日)午後1時30分・午後3時
5000年前の時代はどんな星ががんばってたんだろう?さがしてみよう。 |
★中学生のためのプラネタリウム |
8月11日(木)18日(木)午前10時30分〜12時
講師:浅田英夫氏
中学理科の中で、比較的理解が難しい分野「星と宇宙」。理解が難しい理由の一つに、教科書だけでは宇宙を空間としてイメージできないことにあります。そんな空間概念を理解する最適な場所がプラネタリウムです。そこで、安城市文化センターでは、昨年に引き続き中学理科「星と宇宙」に特化した、中学生のためのプラネタリウム生解説投映を企画しました。内容は、中学校理科指導要領に沿ったもので、高校受験に出題された問題も取り上げながら、画像・映像を使いやすく楽しく解説します。 |
★癒しのプラネタリウム登場! |
9月毎週木曜日・金曜日
プラネタリウムが癒しの空間に早変わり!アロマの香りの中で、満天の星空に包まれ、美しい音楽を聴きながら、ゆっくりと疲れた心と体を癒しませんか。詳細は次号でお知らせします。 |
★今月の天星人語 |
・私の好きな時間
・さあ、早く帰ってお夕飯の支度をしなきゃ、車を急がせているころ、ふと空を見ると西の空が赤く染まっている。東を見れば、薄桃色に色づいてくる空。運転もおろそかになりそうになりながら、うっとりと眺めていると、辺りがだんだんラベンダー色に包まれる夏の夕暮れ時。私達は、なんて美しい星に住んでいるんだろう。これだけで、幸せになれる私の大好きな時間です。
・なぜ夕日は赤く見えるの?
夕日はとても恥ずかしがり屋さんだらかなんでしょうか?それとも・・・。太陽の光りの中の波長の短い青や緑の光りは大気中の水蒸気やチリにぶつかって散乱してしまいます。これが、皆さんがいつも見ている青空です。波長の長い赤い光りは散乱されることなく、私達の目に飛び込んでくるので赤く見えるんです。これが、夕日が赤く見える訳です。でも、科学的根拠も良いのですが、ゆったりと夕日を見とれる時間を大切にしたいものですね。 |