プラネかわら版・電子版(2012年)

 
 プラネかわら版 師走(12月・2012)No.17
 今月の特別投映(クリスマス・スペシャル)「クリスマスの夜に〜ベツレヘムの星の謎」
 12月16日(日)午後3時15分
 語り:天文研究家 浅田英夫 アイプラネッツ:李英子 演奏:前嶋郁子
 クリスマスツリーのトップに飾るひときわ大きな星。その星の名前はベツレヘムの星」。聖書のマタイの福音書2章1〜16節のイエス誕生のところに登場する星のことでヘロデ王の時代、イエスキリストが生まれたときに、一つの星が輝き、東方の博士たちをユダヤの小さな村ベツレヘムに、その星が誘ったといわれています。美しい歌声とともに、ベツレヘムの星に想いを馳せます。
 今月の生解説
 ○「五角形のぎょしゃ座の物語」 語り:加藤よし子 
12月1日(土)2日(日)8日(土)9日(日) 午後1時30分 午後3時
冬の空高くひときわ明るく輝くクリーム色の星と四つの星が創る五角形は三千年もの昔から語り継がれてきた「子ヤギを抱いた偉大な王様」の姿。この王様どんな人だったのでしょう。
○「星めぐり」 語り:李英子
12月15日(土)22日(土)23日(日) 24日(祝月)午後1時30分 午後3時
12月16日(日) 午後1時30分
忙しい師走になりました。しかし、夜空を見上げると星は淡々と日常を過ごしています。みそかの星空をゆっくり眺め、今年一年を振り返ってみましょう。
 アロマプラネタリウム再び!〜癒しのプラネタリム
12月1日・8日・15日・22日の土曜日午後7時より
12月5日・12日・19日の水曜日午後1時より
 夜空のおはなし (今月はおひつじ座)
 地上デジタルキャッチ12チャンネル毎月第三週月曜日〜金曜日 17時〜17時15分
世界初!!安城市文化センタープラネタリウムがテレビになって登場します。
毎月旬な星座(黄道12星座)を美しい星空と音楽でご紹介します。
 ★ピッチFMプラネタリウム
 毎週金曜日午後9時〜10時 83.8Mhz放送中! パーソナリティ:平岡晋
星空と音楽で1時間ラジオプラネタリウムお楽しみください。
 星声人語
 2012年が暮れようとしています。金環日食、そして金星の太陽面通過・・・
珍しい天文現象の数々。その後も沢山のお客様にご来場いただき、安城のプラネタリウムは、「お客様に育てていただいている」という有難さを感じずにはいられない一年となりました。歳時記のごとく、季節に合わせ解説員が星空を切り取り、歌詠み人のごとく、めぐる季節と星々に、心を開いてみる。安城のプラネタリウムは、13名それぞれの解説員の視点で夜空を描き皆様とともに創り上げていく「星空の美術館」なのかもしれません。日々の暮らしの中で、少しだけ立ち止まる、そんな、心を整えるひと時を、これからも、皆様とともに・・・

 
 プラネかわら版 霜月(11月・2012)No.16
 今月の特別投映(あんプラ・スペシャル)「宇宙の謎〜宇宙のしくみと大きさ」
 11月25日(日) 午後3時
語り:天文研究家 浅田英夫 アイプラネッツ 細井郁夫 
 夜空を見上げるとたくさんの星たちがきらめき私たちの心を癒してくれる。古代の人々は、大きな大きな丸天井に、宝石が散りばめられていると考えた。しかし実際は途方もない奥行で広がっている。それが宇宙。一体宇宙とはどんな世界なのだろう。地球から宇宙の果てまで旅をしながら秋の夜長、宇宙について考えてみよう。
 今月の生解説
 ○「星空の海のいかり」 語り:平岡 晋 
11月3日(土)4日(日)10日(土)11日(日)17日(土) 午後1時30分 午後3時
星空の海といわれる秋の夜空の星座探し。そして天高く光るカシオペアの果たしてきた役割のお話です。
○「愛と美のうお座」 語り:細井郁夫
11月18日(日)23日(金祝)24日(土) 午後1時30分 午後3時
10月25日(日) 午後1時30分
秋の夜空に広がるV字のリボン「愛と美のうお座」のお話。神さまたちの慌てふためいた姿と大切な何かを感じとって下さい。ロマンティストのうお座の私が解説します。
 夜空のおはなし (今月はうお座)
 地上デジタルキャッチ12チャンネル毎月第三週月曜日〜金曜日 17時〜17時15分
世界初!!安城市文化センタープラネタリウムがテレビになって登場します。
毎月旬な星座(黄道12星座)を美しい星空と音楽でご紹介します。
 ★ピッチFMプラネタリウム
 毎週金曜日午後9時〜10時 83.8Mhz放送中! パーソナリティ:平岡晋
星空と音楽で1時間ラジオプラネタリウムお楽しみください。
星声人語 
 晩秋という響きがぴったりの11月。木々は、赤や黄に染まり、吹き抜ける風は肌寒さを感じさせる。人々の心をセンチメンタルで満たし、だれでも寂しがり屋にしてしまう。そんな夜空に駆け上がるのが、自慢の翼で天を駆け巡る真っ白な天馬「ペガスス」。その姿はあまりにも優美で優しげだが、実際は気性は激しく怒ると口から火を噴く暴れ馬だ。勇者ベレロホンは、そのベガススにまたがって怪物キマイラをたおし英雄となった。そして、恐れを知らない彼はそのまま天に昇って神になろうとしたのだ。ところがそれを見ていた大神ゼウスは「人間の分際で神になろうとは生意気な」とペガススに命じてベレロホンを大地に振り落させてしまった。神になりたいという思い上がりが、人生を狂わせてしまった、あわれベレロホン。思い上がることなく謙虚に生きることの難しさを改めて思う、秋の夜長・・・(ひで)

 
 プラネかわら版 神無月(10月・2012)No.15
 今月の特別投映(アイプラ・スペシャル)「太陽系の謎〜太陽と惑星の誕生」
 10月28日(日)午後3時
 語り:天文研究家 浅田英夫 アイプラネッツ 後藤鏡子
 生命の源、太陽。母なる大地、地球。地球の周りを回る月。そして地球とともに太陽の周りをめぐる七つの惑星。太陽は永遠に光と熱を送り届けてくれるのでしょうか?月は地球の周りを回り続けるのでしょうか?地球とともに生まれた惑星たち。兄弟なのに地球とは全く違う姿をしているのはなぜでしょう?ハッブル宇宙望遠鏡や探査機が撮影した画像を見ながらそんな太陽系の謎に迫ります。
 今月の生解説
 ○「みずがめ座のお話」 語り:澤山起代子 
10月6日(土)7日(日)8日(月祝)13日(土)14日(日) 午後1時30分 午後3時
十二星座の一つであるみずがめ座。みなさんはこの星座のことをどれくらいご存じですか?実はみずがめ座には素敵な神話が伝わっています。みずがめ座が好きになる、そんなお話をご紹介します。
○「しあわせ探しに秋の星空へ」 語り:後藤鏡子
10月20日(土)21日(日)27日(土) 午後1時30分 午後3時
10月28日(日) 午後1時30分
秋の夜空は、静かで落ち着いた星々が天高く登ります輝きは控えめですが、そこには「しあわせ」という名の星がたくさんあるのです。今宵は目を凝らして、一緒に「しあわせの星」を見つけましょう。
 夜空のおはなし (やぎ座)
 地上デジタルキャッチ12チャンネル毎月第三週月曜日〜金曜日 17時〜17時15分
世界初!!安城市文化センタープラネタリウムがテレビになって登場します。
毎月旬な星座(黄道12星座)を美しい星空と音楽でご紹介します。
 ★ピッチFMプラネタリウム
 毎週金曜日午後9時〜10時 83.8Mhz放送中! パーソナリティ:平岡晋
星空と音楽で1時間ラジオプラネタリウムお楽しみください。
 星声人語
 九月三十日は中秋の名月。そして十月二十七日は十三夜。中秋の名月には、すすき、お団子、里芋をお供えする為芋名月と呼ばれ、十三夜には里芋の代わりに栗をお供えするところから栗名月と呼ばれています。その昔から愛されてきた月にアポロ宇宙船が到着したのは43年前、1969年7月20日の出来事でした。人類初めて月に降り立ったニール・アームストロング船長は残念ながら8月27日に他界されました。彼が残した有名な言葉があります。「これは一人の人間にとっては小さな一歩だが、人類にとっては偉大な飛躍である。」その言葉の通り今、宇宙開発は目覚ましい進歩を遂げています。日本の月探査機かぐやが、リアルな映像を届けてくれたのは記憶に新しいことですね。そんな人類の歴史に想いを馳せながら今年の十三夜の月を愛でては如何でしょう。(敦)

 プラネかわら版 長月(9月・2012)No.14 
 今月の特別投映(プラネラリウム・スペシャル)「お月見夜に〜もし月がなかったら
 9月30日(日)午後3時10分
 語り:天文研究家 浅田英夫 アイ・プラネッツ 金原建和 演奏:愛知学泉大オーケストラ
 地球に最も近い天体「月」、私たちに最も身近な天体「月」、人類が足跡をしるした地球以外の唯一の天体「月」、よく知っているようで意外に知らないことがある「月」。だからこそ人は昔から月を恐れ、月に魅入られ、月をまつり、月を愛でてきた。なぜなら、月は太古から、地球や生物に大きな影響を与えているから。もし月がなかったら?
 今月の生解説
 ○「天の川のはるか向こうに」 語り:金原建和 
9月2日(日)8日(土)9日(日)15日(土)16日(日) 午後1時30分 午後3時
9月30日(日) 午後1時30分

日中は、まだまだ暑い日も多い9月。夜になると次第に心地よい夜風が吹くようになり、秋が近くに忍び寄ってきていることを感じます。この時期見ごろなのが天の川。宇宙から眺めて、正体を探ります。
○「初秋を彩どる星座たち」 語り:青野敦子
9月17日(祝)22日(土)23日(日) 29日(土) 午後1時30分 午後3時
暑い夏も終わり、秋風を感じる頃となりました。天を仰ぐと夏の大三角がまだ空の高いところで輝いています。そのかたわらでひっそりとしている小さないるか座のお話をご紹介します。
 夜空のおはなし (いて座)
 地上デジタルキャッチ12チャンネル毎月第三週月曜日〜金曜日 17時〜17時15分
世界初!!安城市文化センタープラネタリウムがテレビになって登場します。
毎月旬な星座(黄道12星座)を美しい星空と音楽でご紹介します。
 ★ピッチFMプラネタリウム
 毎週金曜日午後9時〜10時 83.8Mhz放送中! パーソナリティ:平岡晋
星空と音楽で1時間ラジオプラネタリウムお楽しみください。
 星声人語
 宇宙に想いを馳せるとき、時間の流れや距離を測る物差しにいつも不便を感じている。私たちの持っている日常の物差しではとてもイメージできないから。
地球カレンダーというのがある。それは地球が誕生した46億年前から現在に至るまでを1年に置き換えるというものだ。地球から見れば人類の歴史なんて1年のうちたった3分でしかない。地球にとって瞬きほどの時間でも、私たち人間にとっては一度しかない大切な人生。しかし人類はこれまでの生物と違って環境に自分たちをを適応させるより、環境を自分たちに適応させるよう働きかけてきた。その結果、オゾン層の破壊や地球温暖化をいう問題を引き起こしてしまった。これは寒いからといって家の柱を切って燃やしているようなもの。いずれその家は傾き、人の住める家ではなくなっているだろう。(梅干し爺)

プラネかわら版 葉月(8月・2012)No.13  
今月の特別投映(アイプラネッツ・スペシャル)「宇宙の謎を解き明かす~ ハッブル宇宙望遠鏡」
 8月25日(土)午後3時
語り:天文研究家 浅田英夫 アイ・プラネッツ 榊原真紀
ハッブル宇宙望遠鏡とは、アメリカ航空宇宙局が1990年4月24日にスペースシャトル「ディスカバリー」によって地球軌道上に運ばれた宇宙の天文台。大気のゆらぎの影響を受けない大気圏外からは地上からでは見られない宇宙の姿をとらえることができます。おかげでハッブル望遠鏡は天文学の発展に多大なる貢献をしてきました。そんな素晴らしいハッブル宇宙望遠鏡の栄光の足跡をたどります。
七夕特別投映
 8月3日(金) 4日(土) 5日(日)
○午後4時半〜 いつもとは一味違ったアイプラネッツオリジナルの七夕物語をお楽しみ下さい。
○午後6時〜 アロマの香り漂う、癒しのオリジナルプログラムをお楽しみ下さい。
中学生講座
8月9日(木) 21日(火) 
 講師:天文研究家 浅田英夫
 高校受験に役立つ中学生のためのプラネタリウム
今月の生解説
 ○「天の川の星座たち」 語り:加藤よし子 
8月4日(土)5日(日)11日(土)12日(日)午後1時30分 午後3時
夏の夜空は天の川が美しく見える季節です。この天の川に沿って繰り広げられる夏の星座たちの愛の物語をお送りします。
○「天の川にまつわる星伝説」 語り:榊原真紀
8月18日(日)19日(日)26日(日) 午後1時30分 午後3時
今もかわらず夜空を流れる天の川。日本各地には、古くからその風土に根付いた天の川にまつわるお話が伝わっています。
夜空のおはなし (さそり座)
 地上デジタルキャッチ12チャンネル毎月第三週月曜日〜金曜日 17時〜17時15分
世界初!!安城市文化センタープラネタリウムがテレビになって登場します。
毎月旬な星座(黄道12星座)を美しい星空と音楽でご紹介します。
ピッチFMプラネタリウム
毎週金曜日午後9時〜10時 83.8Mhz放送中! パーソナリティ:平岡晋
星空と音楽で1時間ラジオプラネタリウムお楽しみください。
 
天星人語
 待ちわびた梅雨明け。久しぶりに見上げた夜空には夏の大三角が見頃を迎えていた。夏本番!今月中には「ペルセウス座流星群が極大」、「未明に月が金星を隠す金星食」など。天体ショーが目白押しだ。詳しい情報はプラネタリウムへお越しいただきたい。さて、夜空を眺め宇宙への憧れは尽きない。宇宙飛行士だけのものではないようだ。一般企業が商業宇宙船を打ち上げ、3年後には実現の予定とか。費用はおよそ1,600万円4分間の無重力体験付という。そういえば半世紀ほど前、人類で初めて宇宙飛行をしたソ連のガガーリンが大気圏外から地球を見て「地球は青かった」と感動の言葉を残した。その優しく光る青く美しい地球をいつかこの目で・・・と期待は高まる。8月の夜空、あなたは何を想い見上げるのだろう。(鏡)

プラネかわら版 文月(7月・2012)No.12 
今月の特別投映(アイプラネッツ・スペシャル)「銀河鉄道に乗って〜夏の天の川下り」 
7月28日(土)午後3時  
語り:アイ・プラネッツ 平岡 晋
宮澤賢治さんの童話「銀河鉄道の夜」をご存知ですか?
ケンタウルス祭の夜、川に落ちた友だちを助けようとして、水死してしまったカムパネルラと親友のジョバンニが、銀河鉄道に乗って不思議な旅に出る物語。しかも単なる童話ではなく、しっかりと科学的に裏付けされたお話です。
特に銀河ステーションからサザンクロス駅までの道程は、実際の星空と合致しています。夏休みの夜、銀河鉄道に乗ったつもりで、天の川下りを楽しんでみましょう。
今月の生解説 
○「さそりのお話」 語り:平岡 晋 
7月1日(日)7日(土)8日(日)14日(土)午後1時30分 午後3時
夏の南の空低く輝く、さそり座の赤い星「アンタレス」夜の闇を照らし続けるさそりは、私たちに何を伝えようとしているのでしょうか。銀河鉄道の夜の一節を、夜空に描いてみようと思います。
○「蛇つかい座アラカルト」 語り:細井郁夫
7月15日(日)22日(日) 午後1時30分 午後3時
蛇と医学の深い関係は遥か5000年の昔から現在に至っています。神話における医学の神さまアスクレピオス=蛇つかい座の出生の秘密から死者をも生き返らせた名医の死についてお話します。
夜空のおはなし (てんびん座)
地上デジタルキャッチ12チャンネル毎月第三週月曜日〜金曜日 17時〜17時15分
世界初!!安城市文化センタープラネタリウムがテレビになって登場します。
毎月旬な星座(黄道12星座)を美しい星空と音楽でご紹介します。
 
ピッチFMプラネタリウム  
毎週金曜日午後9時〜10時 83.8Mhz放送中! パーソナリティ:平岡晋
星空と音楽で1時間ラジオプラネタリウムお楽しみください。
   
 天星人語
6月13日は、私たちに感動を与えてくれた小惑星探査機はやぶさの凱旋記念日だった。2年前の2010年のその日、予定より3年も遅れて、満身創痍で地球に帰ってきたのである。
はやぶさ君の苦難の道のりの詳細は数多くの書籍や映画に任せるとしても、はやぶさ君のがんばりと彼を支えたJAXAスタッフの涙ぐましい努力。そしてそこから生まれた小惑星からのサンプルリターンという前人未到の快挙。私たちはそんなはやぶさ君の姿に感動し心躍らせ、夢や希望を持つことの素晴らしさを再認識した。そしてそれは、私たち日本人の大きな誇りであり自信であるはず。
なのに私たちは、はやぶさ君が身をもって教えてくれた肝心なことを生かせないままでいる。これでは、はやぶさ君に申し訳ない。もっともっと想像力をたくましくして、前進する自信と勇気を取り戻そう。(ひで)

プラネかわら版 水無月(6月・2012)No.11 
今月の特別投映(プラネタリウム・スペシャル)「魔術と科学のはざま〜星占いの星座たち」 
6月24日(日)午後3時10分  
語り:天文研究家 浅田英夫氏 i・プラネッツ 後藤鏡子 演奏 マリンバ 大石幸菜氏  
自分の運勢に、愛しい人との相性に一喜一憂する「星占い」。「あなたは何座生まれですか?」
星占い誕生のきっかけ、誕生日星座の決め方、星占いの占い方の基本、12星座のエピソードや神話、見つけ方など、星占いに関するあらゆることを、大石幸菜氏のマリンバの美しい演奏とともに紹介。
さて、あなたは星占いを信じますか?
今月の生解説 
○「おとめ座ものがたり」 語り:青野敦子 
6月2日(土)3日(日)9日(土)10日(日)午後1時30分 午後3時
麦の穂が色づいてきましたね。そんな夜、小麦色の畑を見下ろすようにおとめ座がゆったりと横たわっています。
おとめ座にまつわる愛情ものがたりをご紹介します。
○「沈まぬ星座!?北天を舞うドラゴンものがたり」 語り:後藤鏡子
6月16日(土)17日(日)23日(土)24日(日)30日(土) 午後1時30分 午後3時
6月も後半を迎えると夏の星座たちの登場です。さらに、この夏必見、北の空で勇ましく舞う”沈まない星座”「りゅう座」を辿り、5千5百年前の秘話もご紹介します。
夜空のおはなし (しし座)
毎月第三週月曜日〜金曜日 17時〜17時15分
世界初!!安城市文化センタープラネタリウムがテレビになって登場します。
毎月旬な星座(黄道12星座)を美しい星空と音楽でご紹介します。
 
ピッチFMプラネタリウム  
毎週金曜日午後9時〜10時 83.8Mhz放送中! パーソナリティ:平岡晋
星空と音楽で1時間ラジオプラネタリウムお楽しみください。
   
 天星人語
 「世の中で一番贅沢なものは何だろうか?」衣・食・住にそれぞれ贅沢はあるだろう。日本人は特に四季に敏感で、その季節にあった食べ物・着物・過ごし方に長けている。これは誇るべきことであると思う。
先日、友人宅に招待され、庭に出てみると、東南の方向に山がでんと構え、南から西にかけて視界が開けている。夜になると屋根の上から北斗七星が見える。アルクツールス・スピカ、春の大三角を模るレグルスがつらなる。今は土星と火星がお客としてやって来ている。西には本当に十字に輝くいかにもお星さまらしい金星が見える。「祈りの空間」に入った錯覚に陥る。夜はこんなにも静かで、音のないものかと感じた。
チカチカ・ピカピカ飛行機が3・4機上空に動き始めた。夏には早いが、蛍のようだ。ほんの一瞬、何者にも替えがたい空間にトリップした。(Hosoi)
 

 プラネかわら版 皐月(5月・2012)No.10
今月の特別版(あんプラ・スペシャル)「金星の謎〜金星と太陽と月のかくれんぼ」  
5月27日(日)午後3時  
語り:天文研究家 浅田英夫氏 i・プラネッツ 金原建和   
 金環日食は終わってしまったが、6月6日、金星がシルエットになって太陽の前を横切っていく「金星太陽面通過」が起こる。これは、2004年にも起こっているが、今回見のがすと2117年まで起こらないという超希少現象。
 また、8月14日には、東の空に昇ったばかりの金星が、細い月に隠される「金星食」が見られる。こちらは9年ぶりの現象となる。
 今回は、2つの現象のみどころを余すことなく紹介。
 
今月の生解説  
○「星たちから学ぶべきことの多かりき」 語り:金原建和 
5月5日(土)6日(日)12日(土)13日(日)午後1時30分
5月5日、暦の上では立夏。この頃になるとさわやかな日が続き、若葉の緑も美しく夏ももうすぐといった感じです。
 春の星座のしし座、おとめ座をそしておおぐま座などを紹介します。その中で星たちが私たちに語りかけるものとは。
 
○「春の星空は遊園地」 語り:李英子 
5月19日(土)20日(日)午後1時30分 26日(土)27日(日)午後1時30分 午後3時
 春の星空に子ども達の歓喜の声が聞こえています。ちょっとのぞいてみましょう。
○「迫る!金環日食」 語り:アイ・プラネッツ 
毎週土曜日、日曜日、祝日(26日、27日を除く) 午後3時
 5月21日に金環日食が起こります。皆さん、金環日食ってご存知ですか。日食の起こる訳、魅力などについて、約1時間の生解説でご紹介します。 
夜空のおはなし 
毎月第三週月曜日〜金曜日 17時〜17時15分
世界初!!安城市文化センタープラネタリウムがテレビになって登場します。
毎月旬な星座(黄道12星座)を美しい星空と音楽でご紹介します。
 
ピッチFMプラネタリウム 
毎週金曜日午後9時〜10時 83.8Mhz放送中! パーソナリティ:平岡晋
星空と音楽で1時間ラジオプラネタリウムお楽しみください。
  
天星人語 
 日を食べると書いて「日食」。誰が日を食べるのかといえば、それは「月」。昔インドでは、大きな龍が日を飲み込むために起こる不吉な現象とされ、日食が始まるとドラや太鼓をたたいて、この龍を追い出したという。
 日食とは、太陽ー月ー地球が一直線に並ぶ新月のときに起こる。新月はほぼ1ケ月に1回巡ってくるが、一直線に並ぶのはごくまれなので、日食は珍しい現象となる。さらにドラマチックにしているのは、太陽と月の見かけの大きさがほとんど同じだから。実際の大きさは、太陽は月の約4百倍もあるのに、地球からの距離は、月は太陽の約400分の1しかないからである。偶然とはいえ、日食は自然から私たちに贈られた奇跡。
 この奇跡の日食、しかも金環日食が、5月21日に安城では932年ぶりに見られる。ぜひ、自然からの貴重な贈り物を、心行くまで体感しよう。(ひで)
 

プラネかわら版 卯月(4月・2012)No.9
今月の特別版(あんプラ・スペシャル)「星座の謎〜星座誕生物語」 
4月22日(日)午後3時 
語り:天文研究家 浅田英夫氏 i・プラネッツ 榊原真紀 
私たちが何気なく見上げている星座。誕生したのは、紀元前3000年、チグリス・ユーフラテス川流域に栄えたメソポタミア文明。
ここで羊飼いをしていたカルディア人たちは、毎晩夜空を見上げ、星空の中で変な動きをする5つの明るい星を発見した。そして、「この星たちは、国や人の運命を操っているのでは?」と考えた。そこで、これらの星の位置を示すために、その道筋に沿って十二の住所を創った。これが星座の始まりらしい。 
今月の生解説
・「からすのお話」 語り:加藤よし子 
4月1日(日)7日(土)8日(日)14日(土)午後1時30分
春の夜空を見上げると、おとめ座のスピカの隣にかわいいからす座が見つかります。そっと耳を傾けるとからすのささやきが聞こえます。
・「夜空のこいのぼり」 語り:榊原真紀
4月15日(日)21日(土)22日(日)28日(土)29日(日)30日(祝)午後1時30分 
地上では、屋根より高いこいのぼり。夜空では、空より高いこいのぼり。一足先に・・・子どもの日にちなんだ星をご紹介します。
・「迫る!金環日食」 語り:アイ・プラネッツ 
 5月21日に金環日食が起こります。皆さん、金環日食ってご存知ですか。日食の起こる訳、魅力などについて、約1時間の生解説でご紹介します。
夜空のおはなし
KATCHチャンネル 地上デジタル12ch で放送開始!
毎月第三週月曜日〜金曜日 17時〜17時15分
世界初!!安城市文化センタープラネタリウムがテレビになって登場します。
毎月旬な星座(黄道12星座)を美しい星空と音楽でご紹介します。 
ピッチFMプラネタリウム  
毎週金曜日午後9時〜10時 83.8Mhz放送中! パーソナリティ:平岡晋
星空と音楽で1時間ラジオプラネタリウムお楽しみください。
  
天星人語 
西の空を茜色に染めた太陽が沈むと、もうそこは別世界。赤、橙、黄、水色、青、紫・・・・ありとあらゆる自然界の色が絶妙に溶け合いながらやがて闇の中に。そして気が付けば降るような星空が闇を包む。
私たちの祖先は、この闇に向かう恐れと自然に対する畏敬の念から、星を結んで神の姿やともに生きる動物の姿を創造したのだろう。そして生きとし生けるものを大きく包み込んでくれる母性のような優しさをも感じたに違いない。
21世紀に生きる私たちが星と星を結び、5000年前に誕生した星座を紡ぎだす。それだけて心ときめく。そして星座が見つけられた瞬間に、悠久の時を超えて想像力が融合し、壮大な命と記憶のつながりの中で生きていることを実感する。そんな美しくかけがえのない星空を、いつまでも大切にし、未来へと受け渡してゆきたい。(英)

 プラネかわら版 弥生(3月・2012)No.8
今月の特別版(プラネタリウム・スペシャル)「人はなぜ星を見上げるの〜宇宙は私たちの故郷」
3月25日(日)午後3時10分
語り:天文研究家 浅田英夫氏 i・プラネッツ 平岡晋
伴奏:クリスタルクィーン&山ちゃん
私たちはどんなときに星空を見上げるのでしょう?おそらくほとんどのひとは、悲しいときや辛いときでしょう。きっとそれは、私たちの祖先が星空を見上げたときに抱いた畏敬の念、愛おしさが、遺伝子に深く刻み込まれ、星座ととも脈々と受け継がれてきたから。宇宙で生まれた命、すべは、過去から現在、そして未来へと流れ、宇宙と繋がっているのです。
今月の生解説 
・「ふたご座のトリビア」 語り:細井郁夫 
3月3日(土)4日(日)10日(土)11日(日)午後1時30分
皆さんは、ふたご座ってご存知でしょうか?これを知ればふたご座の見方が変わるかも・・・お楽しみに!
・「星が指ししめすもの」 語り:平岡晋 
3月17日(土)18日(日)20日(祝)24日(土)25日(日)午後1時30分・3時
星は、私たちに何を指し示してきたのでしょうか?そしてこの先、私たちに何を指し示してくれるのでしょうか?科学がどんなに進んでも、自然と共に生きる感性を、星にたくした願いを、忘れてしまいたくありません。 
・「迫る!金環日食」 語り:アイ・プラネッツ
3月土曜日、日曜日、祝日(20日)午後3時
5月21日に金環日食が起こります。皆さんは日食ってご存知でしょうか。日食の起こるわけ、魅力などについて約1時間の生解説にてご紹介します。 
ピッチFMプラネタリウム 
毎週金曜日午後9時〜10時 83.8Mhz放送中! パーソナリティ:平岡晋
星空と音楽で1時間ラジオプラネタリウムお楽しみください。
 
天星人語 「われわれはどこからきたのか われわれは何者か われわれはどこいいくのか」
文明社会を離れタヒチに移住した画家ポールゴギャンは絵画で問い続けます。情報はあふれ、映像は目にも見える全てをくまなく描き出す時代の中で、私たちは星から生まれ、私たちは人間で、未来の事はわからにのだと、全てが明白のような錯覚に陥っているような気がします。人々の好奇心や創造力は高まっているのか、それともそがれていくのか・・・
何も無いかのように見える星間の闇、そこには私たちが宇宙に生まれた瞬間がある。その闇と、わずかにまたたく星の光りのコントラストで描かれる星たちの世界を仰げば、星に森羅万象を見た、はるか、いにしえの人々の創造性に、触れることができる気がします。

プラネかわら版 如月(2月・2012) No.7 
今月の特別版(あんプラ・スペシャル) 「オリオン座に乾杯」 
2月26日(日)午後3時 
語り:天文研究家 浅田英夫氏 i・プラネッツ 青野敦子 
明るい星たちが輝く冬の星空で、ひときわ目立つオリオン座。三つの二等星がマっすぐにならぶ三つ星、それをはさむように左上で輝く赤い一等星ベテルギウスと右下で輝く白い一等星リゲルがシンボルのオリオン座はまさに星座界のスーパースター。そこで今回のスペシャルでは、オリオン座の神話伝説はもちろん、オリオン座でたどる星の一生、SFテレビドラマに登場するヒーローとオリオン座の関係、三つ星とエジプトの三大ピラミッドとの深いつながりなど、オリオン座にまつわる雑学などをご紹介します。
今月の生解説 
・「よだかのほし」 語り:李英子 
2月4日(土)5日(日)11日(土)12日(日)午後1時30分・3時
よだかは星になれるでしょうか。オリオン座にお願いして勇ましい歌をつづけるばかり、知らんぷりです。 
・「火星、接近」 語り:青野敦子
2月18日(土)19日(日)午後1時30分・3時  2月25日(土)26日(日)午後3時
2年2ケ月ぶりの火星接近を冬の星座とともにご案内します。
・「迫る!金環日食」 語り:青野敦子 
2月25日(土)午後3時 
5月21日に金環日食が起こります。皆さんは、日食ってご存知ですか?日食の起きる訳、魅力などについて、約1時間の生解説でお送りします。 
ピッチFMプラネタリウム 
毎週金曜日午後9時〜10時 83.8Mhz放送中! パーソナリティ:平岡晋
星空と音楽で1時間ラジオプラネタリウムお楽しみください。
天星人語 「ほしぞら 深呼吸」
はしっても あるいても 地球のスピードは 同じです
あせっても のんびりでも ちゃんと あしたは くるんです
☆いそぐときほど くちぶえ ふこう
☆かなしいときほど にっこりえがお
しあわせは いつも うしろから おいついてくるよ
だからここで そよかぜを
★あおぞらを ちょっと 深呼吸♪
(NHK 第2 フックブックロー)
私の毎朝の目覚めは この歌 そして 夜 星を見ながら
時には こんな☆★替え歌 ☆○○○○ときほど ほしぞら みよう
★ほしぞらを ちょっと 深呼吸♪
あおぞらと ほしぞら 明日に向かって深呼吸♪

 プラネかわら版 睦月(1月・2012)No.6
今月の特別版(プラネタリウム・スペシャル) 「2012年は天文のビッグイヤー!!」」
1月5日(木)午後3時10分 
語り:天文研究家 浅田英夫氏 i・プラネッツ 平岡晋
2012年はビッグな天文ショーが目白押し。3月6日の火星接近を皮切りに、5月21日に日本で金環食、6月4日に部分月食があり、6月6日には金星の太陽面通過が見られる。7月15日には木星食、8月14日には金星食がある。また11月14日にはケアンズで皆既日食が起こる。これら天文ショーを紹介しながら、2012年問題の謎に迫る。 
今月の特別版(あんプラ・スペシャル) 「カレンダーの中の宇宙〜世界の暦」
1月22日(日)午後3時
語り:天文研究家 浅田英夫氏 i・プラネッツ 金原建和
現代に生きる私たちは、太陽の運行を基準にした「太陽暦」というカレンダーを使っているが、明治5年までは月の運行を基準にした「旧暦」が使われていた。また外国ではどんなカレンダーが存在したのだろうか。
今月の生解説  
 ・「蒼白き炎を燃やすプレアデス」 語り:金原建和
1月7日(土)8日(日)9日(祝)14日(土)15日(日)午後1時30分・3時
新春の星空に冬の星座の中で一番速く姿を見せる「すばる」でおなじみのプレアデス星団。おうし座の肩で可愛い星たちが魅力的に輝いています。にぎやかな冬の星座の中で派手さはありませんが、何か気になる存在です。今、旬な星たちの真実に迫ります。
 ・「冬の恋物語」 語り:榊原真紀
1月21日(土)28日(日)29日(日)午後1時30分・3時 22日(日)午後1時30分 
一年中で星が最も豪華に輝く冬の星座たちの季節がやってみました。冬の星座を見ながら「冬の恋物語」をご紹介します。
 ★ピッチFMプラネタリウム
毎週金曜日午後9時〜10時 83.8Mhz放送中! パーソナリティ:平岡晋
星空と音楽で1時間ラジオプラネタリウムお楽しみください。
  
天星人語 「自然、自然のままがいい」
 「どうぞ、今年は平穏無事な年でありますように」と初日を迎えに行く。昨夜、東で見た「冬のダイヤモンド」すっかり西に傾き、夜明けと共に星が一つまた一つ消えてゆく。畦には冬枯れの白いエノコロ草、寒さに堪え揺れる。その中に季節はずれのたんぽぽの綿毛。「飛びたとうかな、やめよかな」って思案顔。「大丈夫、頑張ってね」とエノコロ草。
「出発の時よ」私が綿毛をふぅーと吹く。余計なことしたかしら。綿毛が舞う空で、最後まで輝いていたシリウスが消えた。幡豆の山端に光りの帯が現れる。山端二は電波塔のシルエットが十数本。これが文明のシンボルなのね。人間を突っ切る電波は安全なの?光りの帯が縦に上がり太陽が顔を出した。「自然、自然がいい」太陽が囁く。その太陽の上に飛行機雲が線を描いた。(李)