アイプラかわら版 葉月(8月・2019)No.83 |
★今月の特別投映
あんプラスペシャル「夏の大三角探訪」 |
日時:8月17日(土) 午後3時〜
語り 天文研究家 浅田英夫
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立秋を過ぎると、朝晩はほんの少し秋の気配が感じられるようになります。
でも夜空にはまだ夏の星座がいっぱい。特によく目立つのが、天頂近くに昇った三つの明るい星たち。こと座のベガ、わし座のアルタイル、そしてはくちょう座のデネブ。そう、皆さんよくご存じの「夏の大三角」。
そこで今回は、夏の大三角を作る星や星座、その周りに埋もれたかわいい星座たち、そしてその中を流れる天の川のお話を、七夕も交えながら、夏の大三角の魅力をたっぷりお届けします
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音楽の星空「夏の夜空に 歌とピアノと
サウンドオブアース2019」 |
日時:8月25日(日) 午後3時〜
ヴォーカル 長谷部泰子
ピアノ演奏 小山たかこ
豪州先住民の笛演奏 三島ヒロキ
語り 平岡 晋
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星空と音楽が織りなすプラネタリウムの夕涼み。今夜の星空を楽しくご案内した後は、満天の星空の下でのコンサートタイムをごゆっくりとお楽しみ下さい。 素敵な歌とピアノに自然の音色を奏でるオーストラリア先住民の笛didgeridooの音を重ね、過ぎ行く夏の夜空と地球の音色をお届けします。新しいプラネタリウムで九十分間たっぷりと、心に響くひとときを、ご家族皆さんでお楽しみください。
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◎今月の生解説 「死者を生き返らせる名医」 |
8月3日(土)、4日(日)、10日(土)、11日(日)、12日(月祝)
午前11時30分 午後1時30分 午後3時
語り:アイ・プラネッツ |
さそり座の上の、大蛇をつかんで仁王立ちする大きな星座「へびつかい座」。名前の通り蛇使いと思いきや、なんとギリシャ一の名医アスクレピオスの姿。今回は名医アスクレピオスの謎に迫ります。 |
「土星のひみつ」 |
8月18日(日)、24日(土)、31日(土)
午前11時30分 午後1時30分 午後3時 8月17日(土)
午前11時30分 午後1時30分
8月25日(日)
午前11時30分 ※午後1時30分の回はございません
語り:アイ・プラネッツ |
天の川の東、いて座で輝く土星。土星の見どころは、あの神秘的なリング。あのリングは何でできているのでしょう?土星を間近に見ながら土星の謎を解き明かします。 |
★星声人語
真夏の夜空を飾る夏の大三角。どれも純白の美しい星。ただ明るさは微妙に違う。天頂近くで輝く星が0.0等のこと座のベガ。二番目は、ベガの南で輝く0.8等のわし座のアルタイル。そして三番目は、ベガの東で光る1.3等のはくちょう座のデネブだ。
ベガの輝きは、華やかさと気品が漂っている。それに対してデネブのなんと控え目なこと。でもこれは地球から見たときの見かけの明るさ。これに対して星の本当の明るさの表し方を、絶対等級と呼んでいる。三つの星の絶対等級は、距離二五光年のベガ0.6等、十七光年のアルタイル2.2等に対して、約千八百光年とずば抜けて遠いデネブは、なんとマイナス7.2等星。ベガとは比較にならないほどの圧倒的な明るさなのだ。
ベガは確かに情熱的で美しい。でもそれは見せかけの輝き。本当に美しいのは、情熱を内に秘めて光るデネブなのかも。
人は見かけによらないというけれど、星も見かけによらないのだ。 (英)
アイプラかわら版 文月(7月・2019)No.82 |
★今月の特別投映
星とアロマのひととき「星の林に月の舟、天の海に漂う」 |
日時:7月10日(水)、12(金)、13(土) 午後7時〜
語り 後藤鏡子
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夜のとばりがおりる頃、東の空からたちのぼってくるひかりの河・「天の川」。
美しく幻想的な姿に、古より世界中の人々が、惹かれてやまない想いを物語や歌に紡いでいます。
恋物語「七夕伝説」は、万葉の時代に中国より伝えられ、日本最古の歌集「万葉集」には百三十首を越える歌が残されているほど。そんな恋歌や、天の川にまつわる世界各国の伝説をご紹介します。
満天の星の林の中を月の舟に乗って、ひと時、天の海に漂ってみませんか。かぐわしいアロマのシャワーを浴びながら…。
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◎今月の生解説 「巨大惑星・木星の謎」 |
7月6日(土)、7日(日)、13日(土)、14日(日)
午前11時30分 午後1時30分 午後3時
語り:アイ・プラネッツ |
七月の宵の南空で燦然と輝く木星。木星は太陽の周りを回る地球の兄弟星です。 直径は地球の約十二倍、重さは地球の三一八倍。太陽系の木星以外の惑星を全部合わせた重さのなんと二倍以上!もある超巨大惑星。もう少し大きく生まれていたら、太陽のように自ら光る恒星になっていたと言います。今回はそんな木星を間近に見ながら、その謎に迫ります。 |
「オルフェウスの竪琴」 |
7月15日(月祝)、20日(土)、21日(日)、27日(土)、28日(日)
午前11時30分 午後1時30分 午後3時 語り:アイ・プラネッツ |
七月七日は七夕。七夕は、織姫星と彦星が一年に一度だけ会える日という伝説でおなじみです。
ところで織姫星は、西洋でベガと呼ばれ、こと座で輝く星です。今回は、このこと座にまつわるギリシャ神話をご紹介します。 |
★星声人語
梅雨が明けると、そこには華やかな夏の夜空が広がっています。ひと際力強く光るのは、惑星の「木星」。後を追うように昇ってくるのは、環を持つ惑星として人気が高い「土星」です。
地球から見た惑星は、星座の間を東へ西へと複雑な動きをすることから、昔の人は「惑わす星」惑星と呼びました。
惑星を見ると思い出すのは、飛行家で作家のサン・テグジュペリの作品『星の王子さま』。砂漠で不時着したパイロットのぼくは、小惑星からやって来た王子さまと出会います。王子さまは六つの惑星を旅していろんな人たちと出会うのです。空を飛ぶことが好きでしかたなかったサン・テグジュペリは、二十六歳の時、郵便飛行機のパイロットになりました。四十四歳の七月の終わり。コルシカ島から飛び立った彼の飛行機は、空の真ん中で、ひとり、星になりました。
「大事なことは目に見えない」そんなメッセージを残して。(鏡) |
アイプラかわら版 睦月(6月・2019)No.81 |
★今月の特別投映
プラネタリウムスペシャル「木星の謎〜太陽になりそこなった星〜」 |
日時:6月23日(日)午後3時〜
語り 天文研究家 浅田英夫
アイ・プラネッツ 青野敦子
ソプラノ 前嶋郁子
ピアノ 富川寿枝
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六月下旬の宵、南東の空でひときわ明るく輝く木星が目に入ります。木星は太陽系最大の惑星。直径は地球の十二倍弱、水素を主成分とするガス惑星です。質量は地球の三一八倍もあり、太陽系の木星以外の惑星を合わせた質量のなんと二倍以上!もし、もう少し重く誕生していたら、太陽と同じ恒星になっていたとか?美しい歌声とともに、そんな木星やその周りをまわる衛星の謎に迫ります。
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◎今月の生解説 「デメテルの悲しみ」 |
6月1日(土)、2日(日)、8日(土)、9日(日)、15日(土)
午前11時30分 午後1時30分 午後3時
語り:アイ・プラネッツ |
北斗七星の少し曲がった柄に沿って南に大きなカーブを描く「春の大曲線」の終点で青白く光る一等星は、おとめ座の「スピカ」。意味は「麦の穂の針」。おとめ座は農耕と豊穣の女神デメテルの姿です。今回は、デメテルとその娘ペルセポネにまつわる神話を中心にご紹介します。 |
「アストレイアの祈り」 |
6月16日(日)、22日(土)、29日(土)、30日(日)、
午前11時30分 午後1時30分 午後3時
6月23日(日) 午前11時30分
※午後1時30分の回はございません。 語り:アイ・プラネッツ |
おとめ座は農耕の女神デメテルと正義の女神アストレイアの一人二役を演じる星座。アストレイアは、人々に良心を芽生えさせるために、天秤を使って人の善悪を裁いていました。今回は、おとめ座とてんびん座にまつわる神話を中心にご紹介します。 |
★星声人語
祝今年四月、「史上初、ブラックホールの撮影に成功」との快挙が大きく報じられた。光るドーナツ形の画像をご覧になった方も多いだろう。
この輪の中心、黒い穴の中にいるのが、ブラックホール。SF映画などでもお馴染の、周囲の全てを吸い込んでしまうという、あの謎の天体!
これまで、その存在の間接的な証拠はあったものの、あまりに遠く小さ過ぎるため、過去一度も観測できずにいた。この小さな「姿」を捉えるため、二百人以上の研究者が協力し、世界各国の八つの大型電波望遠鏡を同時に使って、地球サイズの超・大型望遠鏡を仮想的に作り上げたのだという。
凄い。考えただけでわくわくする。
世界が一つの目的のために手を取り合うことで、どんな難問でもいつかは解決できる、という、とても夢のある未来を示していると思う。 (の)
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アイプラかわら版 文月(7月・2019)No.82 |
★今月の特別投映
星とアロマのひととき「星の林に月の舟、天の海に漂う」 |
日時:7月10日(水)、12(金)、13(土) 午後7時〜
語り 後藤鏡子
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夜のとばりがおりる頃、東の空からたちのぼってくるひかりの河・「天の川」。
美しく幻想的な姿に、古より世界中の人々が、惹かれてやまない想いを物語や歌に紡いでいます。
恋物語「七夕伝説」は、万葉の時代に中国より伝えられ、日本最古の歌集「万葉集」には百三十首を越える歌が残されているほど。そんな恋歌や、天の川にまつわる世界各国の伝説をご紹介します。
満天の星の林の中を月の舟に乗って、ひと時、天の海に漂ってみませんか。かぐわしいアロマのシャワーを浴びながら…。
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◎今月の生解説 「巨大惑星・木星の謎」 |
7月6日(土)、7日(日)、13日(土)、14日(日)
午前11時30分 午後1時30分 午後3時
語り:アイ・プラネッツ |
七月の宵の南空で燦然と輝く木星。木星は太陽の周りを回る地球の兄弟星です。 直径は地球の約十二倍、重さは地球の三一八倍。太陽系の木星以外の惑星を全部合わせた重さのなんと二倍以上!もある超巨大惑星。もう少し大きく生まれていたら、太陽のように自ら光る恒星になっていたと言います。今回はそんな木星を間近に見ながら、その謎に迫ります。 |
「オルフェウスの竪琴」 |
7月15日(月祝)、20日(土)、21日(日)、27日(土)、28日(日)
午前11時30分 午後1時30分 午後3時 語り:アイ・プラネッツ |
七月七日は七夕。七夕は、織姫星と彦星が一年に一度だけ会える日という伝説でおなじみです。
ところで織姫星は、西洋でベガと呼ばれ、こと座で輝く星です。今回は、このこと座にまつわるギリシャ神話をご紹介します。 |