プラネかわら版・電子版(2022年)

 アイプラかわら版 師走(2022年12月)No.123
 今月の特別投映
 クリスマススペシャル「ベツレヘムの星とは?」
  日時:12月18日(日) 午後3時~
    予約受付期間 12月4日(日)~17日(土)
  語り 天文研究家 浅田英夫
       演奏 ソプラノ歌手 前嶋郁子 ピアノ演奏 富川寿枝
 クリスマスツリーのてっぺんには大きな星を飾ります。この星の名はベツレヘムの星。ベツレヘムの星とは、聖書のマタイの福音書に登場する星のことです。イエスキリストが生まれたときに、星が輝き、その星が東方の博士たちを、ユダヤの村ベツレヘムに、導いたとされています。
 この星は本当に輝いたのでしょうか? どんな星だったのでしょうか?
 きらめく星のような歌と演奏を聴きながら、 その謎に迫ります。
 星とアロマのひととき「クリスマスナイトクルーズ」
  日時:12月14日(水)、16日(金)、17日(土) 午後7時~
    予約受付期間 11月30日(日)~12/13日(火)
  語り アイ・プラネッツ
 アロマの香りに包まれつつ眺める満天の星、そして美しい地球から広大な宇宙の旅へ。
 最新鋭のプラネタリウムでゆったりと、癒しのひとときをお過ごしください。
※中学生以上限定のリラクゼーションプログラムです。妊娠されている方や医師からアロマセラピーを禁止されている方はご注意下さい。(CD音源) 。
  今月の生解説
  「おうし座で輝く赤い火星」
  12月10日(土) 午前11時30分、午後1時30分、午後3時
   語り:アイ・プラネッツ
  今年は2年2ヶ月ごとに起こる火星接近の年。12月1日に最も近づき、おうし座でひときわ明るく赤く輝いています。そこでこの火星が輝くおうし座と火星についてお話しします 。
  「勇者ペルセウスの物語」
  12月11日(日)、17日(土)、24日(土) 午前11時30分、午後1時30分、午後3時
     18日(日) 午前11時30分
   語り:アイ・プラネッツ
  晩秋の星空で繰り広げられる壮大なギリシャ神話、古代エチオピア王家の物語に登場するヒーロー勇者ペルセウス。
 ペルセウスとはどんな勇者だったのでしょう。その生い立ちに迫ります。
  「冬の星座とカノープス」
  12月25日(日) 午前11時30分、午後1時30分、午後3時
   語り:アイ・プラネッツ
  今年も残りあと数日。冬の 凍てついた夜空には、色とり どりの星が光っていますが、 大晦日の除夜の鐘が響くころ、 南の地平線スレスレに明るい 星カノープスが数時間だけ姿を見せます。この星、どんな 由来を持っているのでしょう。
 12月22日は冬至
 12月22日は冬至。1年のうちで最も昼間の時間が短くなるとき、いよいよ冬本番といった時期だ。まるで暗く冷たい絶望の日のように思えてしまうが、この日を境に昼間が長くなって太陽が還って来る。
 なので、古来より冬至を1年の始まりと定めていた。
その名残で神社やお寺では、冬至祭が開催される。この日にかぼちゃや小豆粥を食べ、ゆず湯に入ると元気に冬を越し、希望の春を迎えることができると言われた。

 アイプラかわら版 霜月(2022年11月)No.122
 今月の特別投映
 あんプラスペシャル「火星接近~火星生命の謎~」
  日時:11月27日(日) 午後3時~
    予約受付期間 11月13日(日)~26日(土)
  語り 天文研究家 浅田英夫
 火星は、地球のすぐ外側の軌道を回っていながら、直径が地球の半分ほどしかないため、およそ二年二ケ月ごとに起こる接近のときでないと、詳しい観測ができません。そんな火星が、十二月一日に地球に最接近します。  火星といえば火星人ですが、今では火星人の存在を信じる人はいません。しかし微生物は生息している可能性はあるのです。火星とはどんな惑星なのでしょう。火星探査機による最新のデータとともに火星の謎に迫ります。
  今月の生解説
  「赤い満月を見よう!」
  11月3日(木祝)、5日(土)、6日(日) 午後3時
   語り:アイ・プラネッツ
  11月8日の満月はいつもと違います。東の空に昇った満月が欠けてゆき、赤く染まる幻想的な皆既月食となるのです。しかも今回見逃すと、次は2025年まで起こりません。 そこで、そんな貴重な皆既月食の魅力、仕組みと楽しみ方を、画像や映像を使ってわかりやすく紹介します。
  「エチオピア王家の星座たち」
  11月3日(木祝) 午前11時30分、午後1時30分
   語り:アイ・プラネッツ
  晩秋の夜空には、ギリシャ神話「エチオピア王家の物語」に登場する六つの星座が出そろっています。 その中からアンドロメダ姫を救ったヒーロー、ペルセウスについて紹介します 。
  「変光する不思議な星を見よう!」
  11月5日(土)、6日(日) 午前11時30分、午後1時30分
   語り:アイ・プラネッツ
  夜空で輝く星の輝きは不変に見えますが、実際は、周期的に明るさが変わる「変光星」と呼ばれる星があります。 秋の夜空で光る二つの変光星を中心に、変光する理由に迫ります 。
  「おひつじ座の魅力」
  11月12日(土)、13日(日)、19日(土)、20日(日)
  午前11時30分、午後1時30分、午後3時
   語り:アイ・プラネッツ
  秋の星座の中で最後に登場するおひつじ座。あまり目立つ星座ではありませんが、古来より重要な星座とされてきました。その理由はおひつじ座が誕生日星座のトップだったからです。なぜおひつじ座は星占いの第一星座になったのでしょう。
  「おうし座で輝く赤い火星」
  11月23日(水祝)、26日(土 )午前11時30分、午後1時30分、午後3時
   27日(日)午前11時30分、午前1時30分
   語り:アイ・プラネッツ
  11月になると冬の星座のおうし座が東の空に姿を見せるようになります。おうし座には赤い一等星アルデバランが光っていますが、今年は、もう一つ赤い星が輝いています。その星は、12月1日に地球に最接近する火星。 そこで、おうし座と火星の魅力をご紹介します 。

 アイプラかわら版 神無月(2022年10月)No.121
 今月の特別投映
 音楽の星空「星と月とアコーディオン」
  日時:10月23日(日) 午後3時~
    予約受付期間 10月9日(日)~22日(土)
  演奏 アコーディオン 杉江瞳
  語り アイ・プラネッツ
 心臓に最も近い楽器アコーディオン。語りかけるようなあたたかい音色も、呼吸するように息を吹き込んでは音をだす蛇腹もどこか人間味を感じます。人気のジブリやディズニー、ゲーム音楽やジャズの定番など、誰もがどこかで耳にしたことのある名曲の数々をアコーディオンの生演奏でお楽しみください。深まる秋の吐息にも似た星空と共に…。
  今月の生解説
  「赤い満月を見よう!」
  10月15日(土)、16日(日)、22日(土)、29日(土)、30日(日) 午後3時
   語り:アイ・プラネッツ
  11月8日の満月はいつもと違います。東の空に昇った満月が欠けてゆき、赤く染まる幻想的な皆既月食となるのです。しかも今回見逃すと、次は2025年まで起こりません。 そこで、そんな貴重な皆既月食の魅力、仕組みと楽しみ方を、画像や映像を使ってわかりやすく紹介します。
  「うお座で輝く巨大惑星・木星」
  10月1日(土) 午前11時30分、午後1時30分、午後3時
  15日(土)、16日(日) 午前11時30分、午後1時30分
   語り:アイ・プラネッツ
  十月の宵、南の空高くひときわ明るく輝く太陽系最大の惑星の木星。星占いでは木星が自身の誕生星座に入ると幸せになると言われていますが、今年はうお座です。幸せの星、木星の素顔に迫ります。
  「幸せの星を探しに」
  10月2日(日)午前11時30分、午後1時30分、午後3時
   22日(土)、29日(土)午前11時30分、午前1時30分
   語り:アイ・プラネッツ
  秋の夜長、南の空には、みずがめ座を中心に、ペガスス座、やぎ座が見えていますが、これらの星座で光る星の名の多くが「幸せ」がキーワードになっています。
  「エチオピア王家の星座たち」
  10月8日(土)、10日(月祝) 午前11時30分、午後1時30分、午後3時
    30日(日) 午前11時30分、午後1時30分
   語り:アイ・プラネッツ
  晩秋の夜空には、ギリシャ神話「エチオピア王家の物語」に登場する六つの星座が出そろっています。 その中からアンドロメダ姫を救ったヒーロー、ペルセウスについて紹介します 。
  「変光する不思議な星を見よう!」
  10月9日(日) 午前11時30分、午後1時30分、午後3時
   23日(日) 午前11時30分
   語り:アイ・プラネッツ
  夜空で輝く星の輝きは不変に見えますが、実際は、周期的に明るさが変わる「変光星」と呼ばれる星があります。 秋の夜空で光る二つの変光星を中心に、変光する理由に迫ります 。

 アイプラかわら版 長月(2022年9月)No.120
 今月の特別投映
 プラネタリウムスペシャル「巨大ガス惑星の謎」
  日時:9月25日(日) 午後3時~
    予約受付期間 9月11日(日)~24日(土)
    語り 天文研究家 浅田英夫
 
 秋の夜空は明るい星がなくしっとりと落ち着いていますが、今年はやぎ座に土星、うお座には木星が輝いていて、いつもの秋よりも華やかです。
 木星と土星は、地球の兄弟星の惑星ですが、地球とは全く違う惑星として生まれました。第一にその規模。直径は地球の十倍以上。そして土や石ではなく、ガスの塊。おまけに神秘的なリングに囲まれています。そんな謎が多い木星・土星に、マリンバの 演奏を聴きながら 迫ります。
  今月の生解説
  「白鳥の卵を産んだ王妃レダ」
  9月3日(土)、4日(日) 午前11時30分、午後1時30分、午後3時
   語り:アイ・プラネッツ
  夏の天の川を優雅に飛ぶはくちょう座。この白鳥に恋をした王妃レダは、ある日二つの白鳥の卵を産みました。その卵からは誰が生れたのでしょう。
  「土星が輝くやぎ座の物語」
  9月10日(土)、11日(日)、17日(土)、18日(日) 
   午前11時30分、午後1時30分、午後3時
   語り:アイ・プラネッツ
  秋の気配を感じる風がそよぎ始める九月の宵、南の空には、淡い星が作る逆三角形の星座「やぎ座」が土星と共に 昇ります。 そこで土星まで宇宙旅行をし、やぎ座の不思議な 姿の神話をご 紹介します。
  「秋の夜空のみずがめ座物語」
  9月19日(月祝)、23日(金祝)、24日(土)午前11時30分、午後1時30分、午後3時
   25日(日)午前11時30分
   語り:アイ・プラネッツ
  九月二十三日は秋分。秋分とはどんな日でしょう?そして秋分のころ宵の南の空に昇る黄道十二星座はみずがめ座。みずがめ座の探し方や、神話 をご紹介します。
 夕立の後の満天の星空
 夏と秋とが同居する九月。真夏を思わせるような残暑があるかと思えば、乾燥した心地良い秋風が吹くこともある。おかげで天気は不安定。ときには台風が日本を直撃することだってある。しかし台風一過の夜空は最高。台風が大気の塵をみんな吹き飛ばしてクリアーにしてくれるから。
 初秋とはいえ、星空はまだまだ夏の装い。さそり座は南西の地平線にへばりついて風前の灯だが、夏の大三角などはやっと南中したばかりで、さあこれからが本番と言わんばかり。それでも東の空からは秋の星座たちがしっとりと登場している。秋の星空の一等星はみなみのうお座のフォマルハウトただひとつ。しかし今年は、やぎ座に土星、うお座には木星と、輝星が二つも登場しているので、いつもの秋とはいささか趣が異なる。 そんな華やかな秋も、たまにはあってもいいのではと思う。

 アイプラかわら版 葉月(2022年8月)No.119
 今月の特別投映
 音楽の星空「歌とピアノとサウンドオブアース2022」
  日時:8月28日(日) 午後3時~
    予約受付期間 8月14日(日)~27日(土)
    演奏 ヴォーカル Yuko Matsushita
       ピアノ演奏   丹羽和代
       豪州先住民の笛演奏  三島ヒロキ
    語り アイ・プラネッツ
 
 星空と音楽が織りなすプラネタリウムの夕涼み。星空生解説と、満天の星空の下でのコンサートタイムをごゆっくりとお楽しみ下さい。素敵な歌とピアノに自然の音色を奏でるオーストラリア先住民の笛didgeridooの音を重ね、過ぎ行く夏の夜空と地球の音色をお届けします。ご家族皆さんでお楽しみください。
  今月の生解説
  「北斗と南斗の物語」
  8月6日(土)、7日(日)、11日(木)、13日(土) 
   午前11時30分、午後1時30分、午後3時
   語り:アイ・プラネッツ
  八月の宵、南の空に昇るいて座。いて座には六つの星がひしゃくの形を作る南斗六星がありますが、中国では、北斗七星とペアになった伝説が伝わっています。いて座とともにその物語を紹介します。
  「オルフェウスの竪琴」
  8月14日(日)、20日(土) 
   午前11時30分、午後1時30分、午後3時
   語り:アイ・プラネッツ
  真夏の夜、天頂近くで美しく輝くベガ。ここにはオルフェウスが愛用した竪琴の星座こと座が埋もれています。そこでこと座に伝わるギリシャ神話を紹介します。
  「へびつかい座は名医!?」
  8/21日(日)  午前11時30分、午後1時30分、午後3時
   語り:アイ・プラネッツ
  さそり座の上で大蛇をつかむへびつかい座。いかにも大道芸人と思われがちですが、実はギリシャ一の名医です。どんな医者だったのでしょう? その謎に迫ります 。
  「白鳥の卵を産んだ王妃レダ」
  8月27日(土) 午前11時30分、午後1時30分、午後3時
   28日(日) 午前11時30分
   語り:アイ・プラネッツ
  夏の天の川を優雅に飛ぶはくちょう座。この白鳥に恋をした王妃レダは、ある日二つの白鳥の卵を産みました。その卵からは誰が生れたのでしょう。
 夕立の後の満天の星空
 ギラギラと容赦なく照り付ける太陽。青い空に上昇気流に乗ってどこまでも垂直に伸びる入道雲。雨の嫌いな天文ファンでも一雨欲しいなと思う瞬間だ。そんなとき夕立が来ればしめたもの。じれったいほどの薄明が終わり、夕立の雲が切れると、夏の星座が夜空いっぱいに広がる。
  雨上がりの涼しい風が身も心もさわやかにしてくれる。遠慮することを知らない蝉時雨も、今夜ばかりはやや控えめなのか気にならない。 秋の香りをほんの少し感じさせる北の空、カシオペヤ座あたりから始まった天の川は、夏の大三角で中州をつくりながら、大河となっていて座からさそり座を飲み込み南の地平線に消えて行く。こんな煌めく星たちやダイナミックな天の川を目の当たりにすると、きっと夏の暑さも、時の流れさえも忘れて自然の素晴らしさに驚嘆することだろう。

 アイプラかわら版 文月(2022年7月)No.118
 今月の特別投映
 プラネタリウムスペシャル「八月四日は旧暦の七夕」
  日時:7月24日(日) 午後3時~
    予約受付期間 7月10日(日)~23日(土)
    語り 天文研究家 浅田英夫
        演奏 プラネット・ラブ
 
 現代は、七夕は七月七日にお祭りするのが当たり前になっていますが、実は七月七日の七夕は言ってみればリハーサル。本番はその後にやってきます。安城七夕まつりも八月五日からですね。
 また、短冊に書いた願い事は誰に届けるのでしょう?織姫と彦星は、七夕の夜に本当に出会えるの?など、不思議なことがいっぱい。そんな七夕にまつわる様々な不思議を、さわやかな音楽を聴きながら、考えてゆきます。
  今月の生解説
  「夏の大三角と七夕物語」
  7月2日(土)、3日(日)、9日(土)、10日(日) 
   午前11時30分、午後1時30分、午後3時
   語り:アイ・プラネッツ
  七月七日は七夕。夏のシンボル夏の大三角が東の空高く昇っています。三角を創る三つの星のうち二つは、織姫星と彦星。そこで夏の大三角の見つけ方と、七夕の由来、 七夕伝説をご紹介 します 。
  「赤い目玉のさそり座」
  7月16日(土)、17日(土)、18日(月祝)、23日(土) 
   午前11時30分、午後1時30分、午後3時
   語り:アイ・プラネッツ
  七月中旬、宵の南の空には、さそり座が横たわっています。その胸元で輝く赤い一等星アンタレス。さそり座とは?アンタレスとは? そんな謎に迫ります。
  「へびつかい座は名医!?」
  7月24日(日) 午前11時30分
 30日(土)、31日(日) 午前11時30分、午後1時30分、午後3時
   語り:アイ・プラネッツ
  さそり座の上で仁王立ちして大蛇をつかむへびつかい座。名前はアスクレピオス。いかにも大道芸人と思われがちですが、実はギリシャ一の名医です。どんな医者だったのでしょう? その謎に迫ります 。
 待ちに待った梅雨明け
 暑い南風が灰色の雨雲を吹き飛ばしてくれると、待ちに待った梅雨明け・・・といきたいところだが、近年どうも梅雨明けがはっきりしない。かつては「梅雨明け十日」といって、梅雨が明けてから十日間は快晴の日が続いたものなのだが・・・それでも晴れる日は梅雨の頃よりも多くなるので、とにかく晴れたら夜空を見上げてみよう。東から夏の華やかな星座たちが元気よく登場していることに気がつくだろう。春の星座たちは、夏の勢いに押されて、まだ薄明が残っている西の地平線へと押しやられてしまっている。
 天の川は北の地平線から始まり、織姫星と彦星の間を流れ、少しづつ幅を広げ濃くなりながら東へ蛇行して、さそり座といて座を浸して南の地平線へと流れて行く。
 梅雨明けの澄んだ夜空で、夏の星座たちと天の川を眺めに、ぜひ山や海に出かけよう 。

 アイプラかわら版 水無月(2022年6月)No.117
 今月の特別投映
 あんプラスペシャル「太陽と地球の未来」
  日時:6月26日(日) 午後3時10分~
    予約受付期間 6月12日(日)~25日(土)
  語り 天文研究家 浅田英夫
 
 6月21日は、昼間の時間が最も長い夏至。これからどんどん暑くなって夏を迎えますが、私たちはこの太陽が無くては生きてゆくことができません。 しかし、私たちは太陽について知らないことばかり。
 なぜ夏は暑く、冬は寒いの?太陽の大きさは?太陽のエネルギー源は?太陽はいつ生まれたの?太陽はいつかなくなるの?太陽がなくなったら地球はどうなるの?など、太陽に関する謎について、考えましょう。
  今月の生解説
  「女神アストライアの天秤」
  6月4日(土)、11日(土)、18日(土)、25日(土)
   午前11時30分、午後1時30分、午後3時
   語り:アイ・プラネッツ
  春の星座おとめ座と夏の星座さそり座の間にひっそりと埋もれるてんびん座。今から四千年前、この位置に秋分点があったことから、夏と秋を分けるという意味で、生まれたともいわれています。 またギリシャ神話では、正義の女神アストレイアが持っていた天秤として登場しますが、何を計っていたのでしょう?そんなてんびん座の謎に迫ります 。
  「昼が一番長い日 夏至」
  6月5日(日)、12日(日)、19日(日) 午前11時30分、午後1時30分、午後3時
   26日(日)  午前11時30分、午後1時30分
   語り:アイ・プラネッツ
  6月21日は、夏至。 太陽が最も高く昇り、昼間の時間が最も長くなる日です。なんと昼間の時間は14時間35分!昼間の時間が最も短い冬至の日と比べると、5時間も長いのです。 夏至の日はどのように決められるのでしょう?天文 学的見地から、夏至に ついて考えます 。
 春から夏への衣替え
 六月と言えば低くたれ込めた雨雲と、ジメジメとした湿気で、憂鬱な気分にさせられる梅雨を連想してしまうが、上旬は初夏らしいさわやかな青空を見せてくれる日が意外に多い。星空もそろそろ春から夏へ衣替え。
 初夏を迎え、おおぐま座・うしかい座・おとめ座の春の南北ラインは、天頂を貫いて,まだまだ夜空の主導権は春の星座が握っている。しかし気がつくと、東の地平線上北から南にかけては、まるで霞のように夏の天の川が横たわっている。北東の空には、こと座のベガ・わし座のアルタイル・はくちょう座のデネブがつくる夏の大三角が出番を待っている。また東の空からは、大蛇を抱えた巨人へびつかい座が悠々と昇り、南東の空には、夏はオレの季節と言わんばかりに、さそり座が上半身をもたげ、その一等星であるアンタレスが赤く不気味に輝いている 。

 アイプラかわら版 皐月(2022年5月)No.116
 今月の特別投映
 音楽の星空「プラネタリウムで旅気分2022初夏」
  日時:5月22日(日) 午後3時10分~
  予約受付期間 5月8日(日)~21日(土)
  語り アイ・プラネッツ 平岡晋
 
 旅にでかけると、新しい発見や気づきが、忘れかけていた感性を呼び覚ましてくれます。皆さんは最近、旅をしていますか? 遠くに出かける事が難しい今、最新鋭のプラネタリウムで大自然の旅をバーチャル体験しましょう!
 今夜の星空をご案内の後、安城を離陸。厳選された音楽と共に「美しい地球の風景」や「広大な宇宙」の旅にお連れ致します。それでは皆様、快適な空の旅をお楽しみください。(CD音源)
  今月の生解説
  「春の星座巡り」
  5月1日(日)、3日(火祝)、4日(水祝)、5日(木祝)
  午前11時30分、午後1時30分、午後3時
   語り:アイ・プラネッツ
  ゴールデンウィークの夜空は、しし座やおおぐま座など動物たちの星座でいっぱい。みんな春の陽気に誘われて、元気いっぱいそんな春の星座を巡りましょう。
  「豊穣の女神おとめ座」
  5月7日(土)、8日(日)、14日(土)、15日(日)
   午前11時30分、午後1時30分、午後3時
   語り:アイ・プラネッツ
  初夏の南の空には、おとめ 座が気持ちよさそうに横たわ っています。実はこの乙女は、 ギリシャ神話の女神、デメテ ル。デメテルとはどんな女神 なのでしょう。ギリシャ神話 を元に探ってゆきましょう。
  「うしかい座の物語」
  5月21日(土)、28日(土)、29日(日) 午前11時30分、午後1時30分、午後3時
  5月22日(日) 午前11:30分、午後1時30分
   語り:アイ・プラネッツ
  5月の夜空高く黄金色に輝く星アルクトウルス。この星の意味は熊の番人。そしてこの星が輝くのはうしかい座。飼っている牛を熊から守る牛飼いの姿です。そこで今回はうしかい座に迫ります。
 春の代表うみへび座
 さわやかな風に乗って青空に鯉のぼりが舞うようになると、冬の星空をにぎわしたオリオン座の姿はすでになく、冬の最後の砦、ぎょしゃ座・ふたご座・こいぬ座は、まるで雪解け水が流れるように、西の地平線に消えて行く。
 南の空には、一月に東の空に顔をのぞかせたうみへび座が、ゆっくり這い上がって、今ようやくその全貌を見せている。うみへび座をよくよく見てみると、頭にかに座を乗せて、お腹にはしし座がふんぞりかえり、しっぽにはおとめ座が寝そべっている。そしてその上にはおおぐま座にうしかい座がおもりのようにのしかかっている。どう見ても積載オーバーなのに、よほど鈍いのか、まるで平気な顔をして、春を満喫するかのようにのんびりと西へいざって行く。ひょっとしたら春の星座のスターは、ししでも、おおぐまでも、うしかいでも、おとめでもなく、実はこのうみへびなのかもしれない 。

 アイプラかわら版 如月(2022年4月)No.115
 今月の特別投映 あんプラスペシャル「ヘルクレスの怪物退治」
  日時:4月17日(日) 午後3時10~
  予約受付期間 4月3日(日)~4月16日(土)
  語り 天文研究家 浅田英夫
 
 ギリシャ神話にはたくさんの勇者・英雄が登場しますが、その中でも卓越したパワーを秘めているのが、初夏の星座として天に昇ったヘルクレスです。
 ヘルクレスは、女神ヘラの陰謀に巻き込まれ、十二の難行苦行を命じられました。退治された怪物たちは記念として星座になっています。
  ヘルクレスはどんな陰謀に巻き込まれ、どんな偉業を達成し、どんな最期を迎えたのでしょう? そんなヘルク レスの生涯に迫ります。
  今月の生解説
  「春の星空はヘルクレスの冒険物語」
  4月2日(土)、3日(日)  午前11時30分、午後1時30分、午後3時
   語り:アイ・プラネッツ
  春の夜空は、動物たちの星座でいっぱい。しかもその多くは、怪物のような姿です。理由は、ギリシャ神話では勇者ヘルクレスによって退治された怪物が星座になったからです。そこでヘルクレスの怪物退治の物語をご紹介します。
  「王妃 ベレニケの物語」
  4月9日(土)、10日(日)、16日(土) 午前11時30分、午後1時30分、午後3時
   17日(日) 午前11時30分、午後1時30分
   語り:アイ・プラネッツ
  かみのけ座って聞いたこ とはありますか?まるでかつ らのような星座が、春の星空 に埋もれています。かみのけ 座は王妃ベレニケの髪の毛を 記念してつくられた星座です が、どんなエピソードが隠さ れているのでしょうか?
  「しし座は世界の守り神!?」
  4月23(土)、24(日)、29日(金祝)、30(土)
     午前11時30分、午後1時30分、午後3時
   語り:アイ・プラネッツ
  4月の夜空に散りばめられた春の星座の数々。その中でも代表的な星座「しし座」は、ギリシャから世界を駆け巡り日本ともつながっていたりします。こんなしし座の壮大な歴史と謎に迫ります。
 最新情報は、ホームページ&フェイスブックページ
 安城市ホームページ 、又はアイ・プラネッツのホームページ、フェイスブックページをご覧ください。 プラネタリウムの最新の情報が満載です!
 自然とともに生きる
 西の空を茜色に染めた太陽が沈むと、もうそこは別世界。赤、橙、黄、水色、青、紫・・・ありとあらゆる自然界の色が絶妙に溶けあいながらやがて闇の中に。そして気が付けば降るような星空が闇を包む。
 私たちの祖先は、この闇に向かう恐れと、自然に対する畏敬の念から、星を結んで神の姿やともに生きる動物の姿を創造したのだろう。そして生きとし生けるものを大きく包み込んでくれる母性のような優しさをも感じたに違いない。
 二十一世紀に生きる私たちが星と星を結び、五千年前に誕生した星座を紡ぎだす。それだけで心がときめく。そして、星座が見つけられた瞬間に、悠久の時を超えて想像力が融合し、壮大な命と記憶のつながりの中で生きていることを実感する。そんな美しくかけがえのない星空を、いつまでも大切にし、未来へと受け渡してゆきたい 。

 アイプラかわら版 弥生(2022年3月)No.114
 今月の特別投映 プラネタリウムスペシャル「宇宙誕生物語」
  日時:3月27日(日) 午後3時~
  予約受付期間 3月13日(日)~3月26日(土)
  語り 天文研究家 浅田英夫
 
 1929年アメリカの天文学者エドウィン・ハッブルは、銀河は遠ざかっていることを発見、宇宙は膨張していることを証明しました。そして生まれたのが、初期の宇宙は小さな火の玉だったという「ビッグバン宇宙論」。その後宇宙は膨張し続けていることがわかっています。
 いったい宇宙はどのようにして生まれ、どのように進化してきたのでしょう。そして宇宙の未来は?そんな宇宙の謎に迫ります。
  今月の生解説
  「もう一つのおおいぬ座物語」
  3月5日(土)、6日(日)  午後4時15分
   語り:アイ・プラネッツ
  全天一の明るさを誇るシリウスが輝くおおいぬ座。ギリシャ神話では、どんな獲物も必ず捕らえる猟犬ライラプスとして登場しますが、この神話の奥には、悲しくも切ない物語が隠されています。今回は日頃あまり耳にしないもう一つのおおいぬ座の物語をご紹介します。
  「ほしぞら動物園に行こう」
  3月12日(土)、13日(日)、19日(土)、20日(日) 午後4時15分
   語り:アイ・プラネッツ
  春の星空には、冬の冬眠から目覚めた動物の星座たちがいっぱいで、まるで動物園のようです。そんな春の夜空を賑わせている動物の星座たちを、狩人オリオンの案内で、見学してゆきます。
  「春の星空はヘルクレスの冒険物語」
  3月21日(月祝)、26日(土) 午後4時15分
   語り:アイ・プラネッツ
  春の夜空は、動物たちの星座で埋め尽くされています。しかもその多くは、ほぼ怪物のような姿をしています。実は、ギリシャ神話によると勇者ヘルクレスによって退治されたことを記念して星座になったからです。そこでヘルクレスの怪物退治の物語をご紹介します。
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 春が来た❣ ~春分~
 三月二十一日は「春分の日」。春分とは、二十四節気の旧暦二月の中期に当たり、天文学的には、太陽の見かけの通り道である黄道と、地球の赤道を天に投影した天の赤道とが交差する二つの点のうち、黄道が天の赤道と南から北へ向かって交差する点を春分点と呼ぶ。春分の日は、太陽が春分点を通過する日のことだ。
 難しいことはさておき、春分の日は、太陽が真東から昇り真西に沈み、昼と夜の長さがほぼ等分になる。一八七八年(明治一一年)には春季皇霊祭と呼ばれる祝日となったが、一九四八年(昭和二三年)に国民の祝日に関する法律が施行されたときから「春分の日」と改名された。「自然をたたえ、生命をいつくしむ日」を趣旨としている。太陽の恵みを感じながら、今一度、自然とともに生きるということのありがたみを考えてみたい。

 アイプラかわら版 如月(2022年2月)No.113
 今月の特別投映
  あんプラスペシャル「500年前は春分が元旦だった!?」
  日時:2月27日(日) 午後3時~  予約受付期間 2月13日(日)~2月26日(土)
  語り 天文研究家 浅田英夫
 
 3月21日は、昼と夜の長さがほぼ同じになり、その日を境に昼間の時間が長くなる「春分」。古代エジプトでは、春分・夏至・秋分・冬至の日を正確に定め、それが一巡するサイクルを一つの区切りとしました。これが、現在私たちが便利に使っているカレンダーつまり太陽暦の始まりでした。
 当時多くの国々では、新年は春分からスタートしていましたが、イタリアで改良が加えられ、現在の1月1日が新年と定められたのです。そんなカレンダーの謎に迫ります。
  今月の生解説
  「冬の夜空は宝石箱」
  2月5日(土)、6日(日)、11日(金祝) 午後4時15分
   語り:アイ・プラネッツ
  凍てつく冬の夜は、星々の輝きがひときわ美しく華やか。それは、全天で二十一個しかない一等星のうち、七個が大集合しているからです。これら七個の星の周りに埋もれている、星座たちを掘り起こしてゆきます。
  「星のダイヤモンドを君に」
  2月12日(土)、13日(日)、19日(土)、20日(日) 午後4時15分
   語り:アイ・プラネッツ
  2月14日は聖バレンタインデー。それを祝うかのように、冴えわたる冬の夜空には、冬の七つの一等星たちがひときわ美しく輝いています。ベテルギウスを中心に六つの星を結んでできる星空からの贈り物「冬のダイヤモンド」 をご紹介します。
  「もう一つのおおいぬ座物語」
  2月23日(水祝)、26日(土) 午後4時15分
   語り:アイ・プラネッツ
  全天一の明るさを誇るシリウスが輝くおおいぬ座。ギリシャ神話では、どんな獲物も必ず捕らえる猟犬ライラプスとして登場しますが、この神話の奥には、悲しくも切ない物語が隠されています。今回は日頃あまり耳にしないもう一つのおおいぬ座の物語をご紹介します。
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 もうすぐ春?~立春~
 新しい年を迎え、やっと正月気分が抜けてホッとするともう二月。三日は節分、四日は立春だ。暦によると「立春とは、太陽が黄経三一五度の位置に巡って来たときにあたり、冬と春の境目の日。この日から春になる」とある。しかし巷は、大雪が降ることだってあるし、最低気温を記録することだってある。春の気配さえ感じられない。立春、それは名ばかりの春? それでも東の空には、しし座が昇り、ほんの少し春の気配が感じられる。
 そんな二月の和名は、「如月(きさらぎ)」。二月はまだ寒いので衣を重ね着することから、「衣更着(きさらぎ)」と言ったとか、古来中国でよばれた二月の名「如月(じょげつ)」がそのまま日本に渡って、「きさらぎ」と読まれるようになったとか、どうも定かではない。しかしとても美しい響きの言葉であると思う。

 アイプラかわら版 睦月(2022年1月)No.112
 今月の特別投映
  新春スペシャル 「きらめく冬の星たち」
  日時:1月23日(日) 午後3時~ 予約受付期間 1月9日(日)~1月22日(土)
  語り 天文研究家 浅田英夫
 
 星座界のスーパースターオリオン座を中心に広がる冬の星空は、研ぎ澄まされた空気 の中、色とりどりの明るい星 たちで華やいでいます。それもそのはず、全天で二十一個しかない一等星のうち、冬の星空には八個も輝いているからです!
 そこで、色とりどりの一等星を訪ねつつ、きらめく冬の星座たちを、神話や様々なエピソード、さらに星の一生も交えながら、心行くまで紹介します。
 今月の生解説 「おうし座の魅力」
  1月8日(土)、9日(日)、10日(月祝)
 午後4時15分
   語り:アイ・プラネッツ
  冴えわたる冬の夜空に高く昇ったおうし座。ギリシャ神話では大神ゼウスが変身した牡牛とされています。今回はそんなおうし座の名所を魅力たっぷりご紹介します。
       「冬の夜空のよだかのほし」
  1月15日(土)、16日(日)、22日(土)、29日(土) 午後4時15分
   語り:アイ・プラネッツ
 よだかは、星になりたいとオリオン座にお願いしましたが、勇ましい歌をつづけるばかりで、知らんぷりです。
 冬の澄んだ星空を眺めながら、宮沢賢治さんの名作の一つ「よだかのほし」をご紹介します。
       「冬の夜空は宝石箱」
  1月30日(日) 午後4時15分
   語り:アイ・プラネッツ
 凍てつく冬の夜は、星々の輝きがひときわ美しく華やか。それは、全天で二十一個しかない一等星のうち、七個が大集合しているからです。これら七個の星の周りに埋もれている、星座たちを掘り起こしてゆきます。
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 おめでとうございます
 いくつになっても新年を迎えると、心がリフレッシュするから不思議だ。一月のことを睦月とも言うが、お正月は、身分の上下も老いも若きも関係なく、親族・友人達が一同に会してお祝いすることから、睦みあう月という意味だ。
 五千年前から仲睦まじく光り輝くオリオンを中心とする冬の星座たちを屠蘇気分で見上げると、いつもと同じように輝いている。オリオン座を中心に三つ星を北西の方向に延ばすとおうし座があり、南東の方向に延ばすとおおいぬ座がある。全てがめまぐるしく変化する時代に、先祖が上げた星空を自分も眺め、自分の子孫も同じ星空を見上げるのかと思うと、なんだか過去と現在と未来は、目に見えない絆でしっかり結ばれているように思えてくる。今年は、絆がもっと深まる良い年になりますように。