《平成15年11月25日・知立市子ども会連絡協議会常任委員会資料》
※青い字が当日の次第です。コメントは、自分が話した一部を掲載させていただきました。
《次 第》
1.子ども会が無かったら・・・・
・愛知県の子ども会連合会の設立は、昭和35年の5月。
・高度成長、核家族化の進展に伴い、子ども会の役割が大きくなるが、逆に、子ども会運営主体者が減少してくる。
・愛知県下における活動例を配布(県子ども会連合会から取り寄せ)
・子ども会とよく似た団体でPTAがある。どちらも社会教育法という法律で規定されている社会教育関係団体である。作らなければならないという団体ではないから、地域によって、活動が活発な団体とそうでない団体との温度差は大きい。
・PTAは、職業としていらっしゃる先生方も会員になり、学校とのつながりが、より深いものであるから、存続しやすい。しかし、子ども会は、全くのボランテイアであるので、存続が難しい。逆に、学校にあまり遠慮することなく、比較的、自由な活動ができる。
・もし子ども会が無かったら、様々な地域との繋がりが疎くなる。
・名古屋市の5000万円の恐喝事件などの事件は、なぜ起きたのか。
個人のSOSを、警察などに届けることができなかった。また、届けることができたとしても、警察は、しっかり動いたか・・・疑問。個人がSOSをみんなに話すことのできる環境作り。そして、個人のSOSをみんなのSOSに繋げていく。子ども会はみんなの意見を集約でき、行政を動かすことも可能。
2.市役所が子どもに対してどんなことをしているか
(1)保育園
@保護者が働いていたりして、昼間に児童の面倒を見る人がいない保育に欠ける児童の入所を保育する。
【公立11、私立3】
A保育園によっては、障害児保育、乳児保育(3歳未満児保育)、延長保育(7時から19時)、一時保育(入所要件に満たない場合)、休日保育がある。
(2)幼稚園
市内に私立が4園(市が補助金を出している)。
(3)児童相談・指導
@児童の悩み事相談室
毎週月曜日から金曜日の午前9時から午後6時。市役所児童課
A子育て支援センター
毎週月曜日から金曜日の午前9時から午後4時。中央保育園内
Bファミリーサポートセンター
子育てのお手伝いを互いに助け合う。中央保育園内
(4)児童館・児童センター
@児童のためのレクリェーション施設
A放課後児童健全育成
(5)児童手当
就学前の児童に対し、
第1子 月額5000円、第2子 月額5000円、第3子 月額10000円
(6)乳児医療
5歳未満医療費無料
(7)学校教育
・小学校7、中学校3
・学校給食
(8)社会教育
子ども会への補助、PTAへの補助
(9)その他
3.市役所で行うことの限界
保育園、幼稚園、学校など、行政機関が子どもを育てることには、限界がある。
保母、先生(県職員)に限りがあるため、行政機関は、子供たちを一人一人公平に見ていくので、個別に対応がしにくい。
よって・・・・・
@地域環境、家庭環境を良好なものにしなければならない。子ども会やPTA活動を通してなどという、任意的な活動がひじょうに重要である。
4.結果より経過・・・家庭は過程
・東京大学の医学部教授だった養老猛司さんが、「逆さメガネ」という著書の中で・・・
『会社などの組織は、「ああすればこうなる」というような合理性が徹底的に要求される。
自分なりに事前に頭で考え、シュミレーションして、良好な結果を出すことを絶えず要求される。また、日常生活においても、コンビニの普及を見てもわかるように、「便利なこと」「時間をかけないこと」がより人気を集めるなど、今日の社会では、合理性、便利性、効率性が良いものと思われるようになってきた。しかし、子育てというのは、「ああすればこうなる」どころか、「どうしていいかわからない」場合が多く、合理性や便利性や効率性とは対極にあるもの。』というようなことを仰られている。
・子育ては、結果よりも経過を。家庭生活においてもその過程を味わうように意識する。
・楽しい時は、問題にならないが、辛い時、悲しい時、思うようにならない時は、特にそのプロセスを味わうことが大切。
・人間の営みは、子育てに限らず、合理性や便利性や効率性で考えることができない。だから逆に、感動もひとしおとなる。
5.質 疑