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   テクニック中級編「ウィリージャンプ」
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モデルは私(いそし)です。 お恥ずかしい… 実は「ドロップオフ」ですがお題目は「ウィリージャンプ」です。 なぜかといいますと使っているテクニックがウィリージャンプだったからです。 飛び降りる地点から着地地点までが斜めになっているため、普通にドロップオフすると着地地点に到達する前に壁面にリアタイアが当たってしまうので、積極的に距離を稼いでいるからです。
 暑い夏には川にでも飛び込んで涼しくなってしまいたいものです。 ですが、その後の靴やガードの乾燥や自転車の整備が面倒なのですが…

ウィリージャンプ(飛び降り編)
@ 助走@ 助走

 いつでも止まれる位のゆっくりとした速度で「着地地点をにらみつけながら」進入します。 ジャンプ自体は「漕ぎ」で飛びますのでここでのスピードは必要ありません。 タイミングが一番取りやすい速度を目安にしてください。 ウィリージャンプは利き足の逆から漕ぎますが、既に漕ぎ出しの位置に来ています。 (ここから半回転漕いで跳びます)

A 漕ぎ始めA 漕ぎ始め

 漕ぎ始めと同時に身体を一度、ハンドルに被せます。 イメージとしてはフロントタイヤを一瞬だけ潰す感じです。 このまま身体を引くのを忘れると、目前に迫ってくる「地獄の1丁目」に頭から落ちます。 この動作をしないでもたくさん飛べる方も居ますので「やらなくてはならない」動作ではありませんが… (怖かったらこの時点でも止まれます)

B 加速B 加速

 この辺りから利き足が水平に戻ってくるまでの間は「力の限り」クランクを漕ぎます。 同時に身体を後ろに引き、フロントタイヤを浮かせます。 ちなみにここで「腕だけで」ハンドルを引くと失敗します。 「腰」で引くようにしましょう。 (もう後戻りはできません。 水浸しになって気持ちよくなった自分をイメージしましょう!)

C 離陸C 離陸

 普通のウィリージャンプの場合はこの時点で自転車が「竿立ち状態」になっていないといけないのですが、この場合は落ちるだけなので慌てなくてもOKです。 着地までにハンドルを引き寄せ終わっていれば問題はありません。 しかも画像を見ると、すでにクランクは漕ぎきってしまっています。 (CとDの間にトップの挿絵があります)

D 着水D 着水

 いよいよ着水です。 ここが地面の場合はブレーキをしっかり掛け衝撃吸収の心構えが必要なのですが、今回は必要ありません。 ここから水底まで落ちる間に衝撃吸収は水がやってくれます。 しっかりとハンドルを引き寄せ「竿立ち状態」にさえなっていれば問題はありません。

E 着地E 着地

 リアタイヤが沈むほどの深さでした。 水の抵抗のおかげで積極的なボディアクションをしなくても手首や足首などの関節にはほとんど衝撃はありません。 やる事はただ一つ、ブレーキを握り締めること… リアタイヤが設置したらハンドルを引き寄せる力を弱めればフロントが落ちていきます。


F 終了F 終了

 本来ならここで腕を伸ばしながら腰を後ろに引き、前につんのめらないようにするのですが、この期に及んでパンツが濡れないように努力する私(いそし)です。 力任せにハンドルを握り締め、お尻が着水しないように踏ん張っています。
(よく見ると、画面後ろにギャラリーが居ますね)


GIFアニメ
上の説明を読んでるうちに表示されるはずです 恒例のGIFアニメです。 こうして見ると、普通のジャンプよりも滞空時間が長いことが解りますね。 飛び降りの楽しさはやはりこの滞空中の浮遊感ですね。 しかも、今回のような水への飛び降りは恐怖心が沸かないので練習には持ってこいかもしれませんね。 皆さんもどうですか?
 参考までに同じ場所での「ダニエル降り」も用意しましたので参照してください。



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