デュモルティエライト
( Dumortierite )


硼素を含むアルミニュウム珪酸塩鉱物。通常濃青色の塊状に産出し、純粋な物は
無色で希に柱状結晶をつくる事があるそうです。多くは耐火・耐酸材に利用されま
すが色と模様の美しい物は研磨され建材や彫り物にされる事もあります。透明感の
ある結晶は希でカットされる事もありますが、とても小さいサイズでしか見かけたこと
がありません。 硬度8.5

名前の由来はフランス人古生物学者エウジェネ・ディモツティエに因んでいるそうです。



      


写真左側 結構多色性の強い石ですので本来は色の出る方向を
テーブル面正面にもってくる様カットされるのですが、おそらく原石
が小さくてその余裕も無かったのでしょう。


写真右側 カルサイトにディモツティエライトが混ざった物のカボション
です。多くはこの様なタイプで単体の結晶が産出するのは珍しいので
はないでしょうか?

左右写真共に ブラジル産


       

塊状の標本と研磨片  マダガスカル産



トップへ
トップへ
戻る
戻る