98年セミナーのもよう

 98年度のバロック協会夏季セミナーですが、97年度にあまりに巨大化してしまったことに対してちょっと私が疲れてしまったので、講tの数を4人と少し抑えてみました。そうしたら、何というか...講師の数以上に受講生が減ってしまい、限りなく経済的に問題のある合宿となってしまい、結構つらかったです。まぁ、そんな愚痴はさて置いて、例年通りアンケートをもとにした振り返りをやってみましょう。 

… これはリコーダー受講生の感想です。そうですね、一度通奏低音をテーマとしてセミナーを開いてみるのもいいかもしれませんね。何と言ってもバロック音楽は通奏低音の音楽なのですから。
…来年は準備しようと思っています。(安達さんのやつ)
…今年の目玉は、これでしたね。木島さんの通称「怪獣体操」。元々は声楽のための体を使いきるための呼吸法とそのための筋肉の使い方から来るストレッチを中心としたメソッドなのですが、呼吸法と言えば管楽器はもちろんのこと他の楽器にも通じる音楽の基本中の基本なわけで、これは良いと言う評判が合宿2日目(体操は初日)にしてたち、3日目には全員参加としてしまいました。人数が少なかった分だけ機動的な対応もできたわけです。身体を動かすと言うことはこのセミナーでは初めての経験でしたが、やっぱり面白い。次はダンスでしょうかね。
…こんな感想が一番嬉しいですね。レギュラーメンバーがかなりの部分を占めるセミナーではありますが決して閉鎖的ではないと思っています。初めての人も楽しんでかえって頂いていますので、是非、今まで参加したことのない型も来年は参加してください。(結構切実なお願い ^-^)
…人数が少なかった分だけ特別な講習(特に初心者向け)ができた合宿でした。初心メ向けのガンバコースやチェンバロコース、声楽コースがやたらと繁盛していました。経済的には随分と大変でしたが、参加者にとっては例年以上にいろいろなことにチャレンジできたセミナーになったのではないかと思っています。
 …これが楽しみで毎年企画しているようなものです。これまでにも幾多の名演奏を聴く事ができました。講tの先生方、多謝であります。