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Avidemux
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Avidemuxは、複数のコーデックを使用して、多様な動画形式の入出力に対応したフリーの
ビデオ編集・変換ツール。Windows以外にもマルチプラットフォーム(Linux,Ubuntu,MacOSX)
で開発されている。
AVI, MPEG, VOB, DIVX,
FLV, MP4, OGMやWMVをフレーム単位でカット・結合やインターレー
スの解除、解像度のリサイズ、色調補正などの編集をして、DVD,
VCDの他にMPEG2, AVI,
MP4, OGM,
MKV,FLV1やPSPなどの形式に変換する事が可能。
但し、素材としてSVQ3_QDM2.mov, MKV, RM, NSVの利用は不可で、WMV, MOV, FLV4への
変換機能は持っていない。
一方、AVI, MPEG2, VOBとFLV1ファイルの場合は、カットと結合だけの編集なら無劣化で出力
する事が可能だが、MP4ファイルは無劣化での出力は難しく、OGMファイルの場合は制限が
ある →「Avidemuxの対応ビデオファイル形式」を参照。
以下、筆者が汎用しているAVI, MPEG2, MP4, OGMとFLVを中心に、変換方法の概要とその
問題点について検討するとともに、MPEG-4とFlash VideoがWeb配信用途に利用可能か
Windows Vistaで検証してみた。
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Avidemuxの入手先は、こちらから。今回は、Milestone
BuildsのAvidemux 2.4
preview3.1
(r3688)を使用。
インストールは「Full」で行う。標準で実行すると日本語ファイルなどが導入されない。
ユーザーインターフェースにQt4もインストールされるが、日本語化されているGTK+ を使用すれ
ばよい。
今回は、Avidemux 2.4
preview3.1GTK+
を使用した
<注意>インストールされた初期状態では無声となってしまうので、「編集」メニューの「設定」:
「音声」タブで、音声出力を
"なし"→ "Win32"に変更しておく。 |
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| Avidemux
2.4
preview3.1GTK+で入力可能な対応フォーマット形式(本家の記載) |
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対応フォーマット
AVI, OpenDML, MPEG1/2(VOB, DVD含む), NuppelVideo, Images(BMP,JPG,PNG),
OGM,
QuickTime,MP4,3GPP
対応ビデオコーデック
DV, FFV1,H.263,H.264,HuffYUV, MPEG-1,MPEG-2,DIVX, DX50, XVID,
FMP4, M4S2,
MJPEG,MSMPEG-4v.2,Raw RGB,SVQ3,VP3,WMV2
対応オーディオコーデック
AAC,AC3,AMR narrow band,PCM WAV,MP3,MP2,Ogg Vorbis,PCM WAV,WMA |
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追記(2009.03.23)
Avidemux 2.4.4 GTK+(ffdshow2787)を用いて久しぶりに検討したところ、
(1)仕様上に大きな変更はなかったが(映像コーデックY800、フィルタの雑多に...追加など)。
(2)MP4(MPEG-4
AVC /H.264)ファイルの無劣化カット編集が可能となっていた。
但し、SANYO製Xacti DMX-HD1000のFull-HDモードで撮影したMP4は変換のみ可能。
(3)Full HDのMPEG2-TS動画の一部(Blu-ray Video由来のm2ts、地デジ邦画番組をPT1で
録画したts)ファイルの利用が制限付きだが可能となっていた。
そこで、その他の修正結果も含めて下記に ”*Avidemux 2.4.4...”の形式で追記した。 |
*Avidemux
2.4.4 GTK+(ffdshow2787)の
「AvidemuxのMPEG-4
AVC/H.264への対応」は
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→ ここを参照 |
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*Avidemux
2.4.4 GTK+(ffdshow2787)を用いて、
MPEG2-TS動画を素材として検討した結果は
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→ こちらを参照 |
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Avidemuxの
二ヶ国語番組をPT1録画したTS動画への対応は
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→ ここを参照 |
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| Avidemux
2.4
preview3.1GTK+による動画編集の概略 |
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AvidemuxGTK+をクリックして起動するとメイン画面が表示される。
ファイルの読み込みは、「ファイル」メニューの「開く」 又は「Openアイコン」から行う。
フォルダの階層表示が通常と異なっている。フォルダ単位で操作するには便利だが、名前
を書き換えたり、コピーしたり出来ない事は不便だ。
「ファイル」メニューの「追加」で、初めのファイルの最後に次のファイルを結合する事が可能。 |
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カット編集
読み込んだファイルからカットしたい部分の始まりを「A」アイコンで、終わりを「B」アイコン
でクリックして範囲を指定する。ポイントをフレーム単位、キーフレーム単位で移動させ
る事が可能。
そして、「編集」メニューの「削除」を選択して指定範囲をカットする。
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| Avidemux
2.4 GTK+の出力ファイル形式の設定 |
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コンテナ形式、映像コーデック、
音声コーデックを選択して、
変換設定を行う。
「自動」メニューで変換目的の
形式:VCD, SVCD, DVD, PSP,
PSP(H.264),FLV,IPOD(mpeg4)
を選択すると、
「Auto Wizard」画面が表示さ
れ、自動で適切な変換設定
をしてくれる。 |
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映像変換の詳細設定:
「構成」ボタンをクリックして、
「Configuration」を表示すれ
ば、ビットレートやインターレ
ースなどをカスタムに設定
変更が出来る。
下図は、映像コーデックに
DVD(mp..)を使用した場合
のConfigurationを示す。
アスペクト比を自由に設定
出来ない! |
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本ソフトは、各種の映像フィルタの使用が可能となっている。
例:変換フィルタの「MPlayer resize」(リサイズ)と「Resample fps」(フレームレートの変更) |
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| 例:色フィルタの「MPalyer eq2」(色調補正) |
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図は、音声コーデックMP2(lavc)の
Configuration
及び音声フィルタ(共通)を示す。
ビットレートやサンプルレートの設定変
更を行う事が出来る。
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素材は、MPEG2(MPEG2_MP2.mpg)への変換以外は
TMPGEncPlus2.5で出力した
MPEG2ファイル(MPEG2_MP2.mpg)を用いた。 |
I) AVI(XviD_MP3.avi)への変換
汎用されている圧縮形式として
映像コーデックに、MPEG-4 ASP(Xvid4)/MPEG-4 AVC(x264)/MPEG-4 ASP(lavc)、
又はHuffyuv(lavc)/FF Huffyuv(lavc)を使用して変換する。
音声コーデックにはMP3(LAME)/WAV PCMを使用する。念のためLAME
Configuration
で "Disable
reservoir"にチェックを入れておく(Flash
Videoへの変換を参照)。
WAV LPCMを使用すると、無声ファイルとなって上手く再生させる方法を見出せない。 |
II) MPEG2(MPEG2_MP2.mpg)への変換
TMPGEncPlus2.5で出力したAVI ファイル(XviD_MP3.avi)を素材として、基本的には以下
の設定で実行し、不都合あれば:素材がH.264_AAC.mp4の場合は、映像コーデックを
DVD(lavc)に変更する。
映像コーデックにDVD(mpeg2enc)を、音声コーデックはMP2(lavc)又はMP2(TwoLAME)を、
コンテナ形式にMPEG-PSを使用して、音声フィルタでリサンプル 48000Hzに指定して、
適当なビットレートを設定する。
<理由>
映像コーデックにMPEG-2 requantを使用すると、素材はmpeg2ファイルでなければな
らないと警告されて変換出来ない。
今回の用途は蓄積メディアなので、コンテナ形式に放送用のMPEG-TSは使用しない。
実際 MPEG-TSを使用して
映像コーデックにDVD(mpeg2enc)を用いると、Windows Media Playerで再生出来な
いファイルとなってしまう。
映像コーデックにDVD(lavc)を用いると、コーデックチェッカーのMMname2, GSpotと
AVIcodecで解析出来ないファイルとなってしまう。
映像コーデックにDVD(lavc)を使用すると、素材によってはシーク操作が上手く出来な
いファイルに変換される場合がある。
音声コーデックは、MP2(lavc)と MP2(TwoLAME)のいずれを使用しても結果は同じだが、
サンプルレートが48000Hzでないと変換出来ない。 |
III) MPEG-4(H.264_AAC.mp4)への変換
映像コーデックにMPEG-4 AVC(x264)を、音声コーデックにAAC(FAAC)を、コンテナ形式
にMP4を使用して、適当なビットレートを設定して変換する。 |
IV) Ogg Media(XviD_Vorbis.ogm)への変換
映像コーデックにMPEG-4 ASP(Xvid4)を、音声コーデックにVorbisを、コンテナ形式にOGM
を使用して、適当なビットレートを設定して変換する。 |
| V) Flash Video(Sorenson_MP3.flv)への変換 |
映像コーデックにFLV1(lavc)を、音声コーデック
にMP3(LAME)を、コンテナ形式にFLVを使用し
て、LAME Configurationで "Disable reservoir"
にチェックを入れ、音声フィルタでサンプルレー
トを44100Hzにして、適当なビットレートを設定
する。
サンプルレートが48000Hzのままだと変換出来
ないので、44100,22050又は11025Hzで出力。
Disable reservoirが未チェックだと、FLV
Player
で上手くシーク・再生出来ない。 |
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設定が完了したら、「Save」
ボタンをクリックする。「保存
するファイルの選択」が表示
されるので、ファイル名.拡張
子と保存先フォルダを指定し
て「保存」すると、変換が開
始される。
右図は、GyaOから取得してDRM
解除した映画番組ASFファイルを、
「自動」メニューのDVDで設定して
映像はDVD(lavc)
音声はMP2(TwoLAME)
コンテナ形式はMPEG-PS
変換した場合の進捗を示す。
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| Avidemux
2.4
preview3.1GTK+で検討した結果 |
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使い方は直感的で簡単だが、MPEG2とFLVへの変換は音声のサンプルレートの制限に注意
する。又、MPEG2への変換は映像/音声コーデックとコンテナ形式との組み合わせに試行
錯誤が必要だった。 又、以下の如く出力したファイルには問題点も多かった。 |
1)AVI(XviD_MP3.avi)への変換:
映像コーデック:MPEG-4 ASP(Xvid4)/MPEG-4 AVC(x264)/MPEG-4 ASP(lavc)及び
Huffyuv(lavc)/FF Huffyuv(lavc)のFourCCは、各々
XviD/H.264/DivX5及びHFYU/FFVH? に相当する形式のファイルへ変換される。
音声コーデックにWAV LPCMを使用すると、無声ファイルとなってしまう。このLPCMコーデ
ックは、IEEE FLOATと解析されMacOSXでも再生出来ない。
筆者は劣化の少ない中間ファイルとして、Huffyuv
2.1.1コーデックとOS内蔵のPCMコーデ
ックを用いて変換したHuffyu_PCM.avi
ファイルを使用している。
このファイルのWindows
Media Playerでの再生では、音声再生は一般にはコーデック
が不要か、ffdshowのLPCMないし各種ADPCMで間に合う。一方、
本ソフトで作成したHuffyuv(lavc)_WAV
PCM.avi ファイルは、Umcompressed (全サポー
ト形式又は16ビット整数を選択)を有効にする必要があった。又、VLC
Media Player
では無声となり、WinampやGOM
Playerでは再生出来ない奇異なファイルだった。
*Avidemux 2.4.4 GTK+(ffdshow2787)で作成したHuffyuv(lavc)_WAV
PCM.avi フ
ァイルは、上記不具合は解消していた
\(^o^)/
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2)MPEG2(MPEG2_MP2.mpg)への変換:
H.264_AAC.mp4素材には映像コーデックにDVD(lavc)を、H.264_AAC.mp4以外の素材には
DVD(mpeg2enc)を選択する。音声サンプルレートは48000Hzでないと変換出来ない。
元素材がVistaサイズ(640x272)の場合に変換されたファイルは、映像フィルタでリサイズし
ても、多くのプレイヤーでは正規のアスペクト比で再生出来ない(4:3近くで再生される)!
Windows Media Player, DV, Mediaunite, Media Player Classic,
QuickTime, Winamp,
VLC Media Player,
MPlayer GUI
初期設定のままで正規のアスペクト比で再生可能なプレイヤーは、Simple Media Player,
RealPlayerとGOM
Playerに限られる。
この不具合を変換時に補正する設定方法を見出せなかった。
*Avidemux 2.4.4 GTK+(ffdshow2787)で作成したDVD(lavc)_MP2(lavc).mpg
ファ
イルでも、上記不都合は解消出来ていなかった (>_<、) |
3)MPEG-4(H.264_AAC.mp4)への変換:
出力したファイルは何故か、QuickTimeで映像の再生出来ず
Web配信用動画とて利
用出来ない。又、DVD
MovieWriter 5
for Sanyoの素材として利用出来ない!
しかし、GOM Player, VLC Media PlayerやMPlayer
GUIでは再生可能で、Media Player
Classic及びWindows
Media Player等のDirectShow対応のプレイヤーでもMatroska
Splitter+H.264デコーダ+AACフィルター存在下では再生可能。
この不具合を可能にする設定方法を見出せなかった。
*Avidemux 2.4.4 GTK+(ffdshow2787)で作成したH.264_AAC.mp4ファイルは、
QuickTime7.6で再生可能となっていた
\(^o^)/しかしながら、Web配信は・・・ |
Avidemux
2.4.4
GTK+で変換したMP4の配信テスト
(501Kbps,1分) |
→ここから |
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| 残念ながら、疑似ストリーム配信は不可。ダウンロード完了後でないと再生しない! |
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4)OGM(XviD_Vorbis.ogm)への変換:
出力したファイルは問題はなく再生出来るが、コーデックチェッカー MMname2では「最後
のパケットのheader_type_flagがeosでない」と赤エラーとなり、真空波動研では「モジュ
ール 'sinku.dll'のアドレス...に対する読み込み違反...」と警告されて解析出来ない。
*Avidemux
2.4.4 GTK+(ffdshow2787)で作成したXviD_Vorbis.ogmファイルは、
問題なく解析可能となっていた \(^o^)/ |
5)Flash Video(Sorenson_MP3.flv)への変換:
FLVTool2で修正(ここを参照)しないと、FLV
Playerでビットレートを表示出来ないが、Web
配信目的なら修正しない。
*Avidemux
2.4.4 GTK+(ffdshow2787)で作成したSorenson_MP3.flvファイルでも
同じ結果だった (>_<、)
なお本ソフトは、映像にOn2VP6を用いるFLV4ファイルへの変換機能を持っていない。 |
Avidemuxで変換したFlash
Videoの配信テスト
(545Kbps,1分) |
修正なし |
→ここから |
| 修正有り |
→こちらから |
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映像ビットレート436Kbps+音声ビットレート64Kbpsに設定したところ、各々481Kbps
及び64Kbpsで変換され、やや設定値をオーバーして出力された。但し、画質は・・・
Web Serverから疑似ストリーム配信が可能。そのままでもシーク操作は可能だ。
FLVTool2で修正したところ、何んと!ストリーミングが出来なくなってしまった^-^; |
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<参考>K-Lite
Video Conversion Pack →ここから入手
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