AVS Video Converterの試用経験
AVS Video Converterは多種多様な形式への変換が可能な動画編集ソフト
(2011.06.01作成, 14.05.18更新)
AVS Video Converterは有償のビデオコンバータ/オーサリングソフト。
   さまざな形式の動画から 種々のビデオ形式へ変換や各種ディバイス用のメディア形式へ
   の変換、DVD、Blu-rayへのオーサリング、動画共有サイトへのアップロードなど多彩な用
   途への変換機能と相応の編集機能を備えた動画編集・変換ソフト。
  本ソフトは、ビデオとオーディオの変換パラメータを自由にカスタマイズ可能で、一つの動画
   を複数の動画に分離して変換する事も可能だ。
  今回は設定のカスタマイズ性能を中心に、 Blu-rayへオーサリングする場合と各種形式の
   ビデオに圧縮・変換してWeb配信する場合の使い勝手を検証してみた。
  検討したマシン環境は、Intel Core 2 Quad Q6600(2.40GHz)、DDR2(PC2-6400)8GB、
   GeForce9600GT(VRAM 512MB, Drive v195.62)で、
  OSは64ビット版Windows 7環境で行った。
 
 AVS Video Converterのインストール
 AVS Video Converterの入手先は、こちらから (今回は、Version8.0.1.492を使用)。
 インストール中に、プログラムで使用したい言語(日本語)を選択。
 未登録状態(非活性)では機能制限は無いが、出力ファイルの中央にえげつない商品
  ロゴが入ってしまう。
 解除には59ドルの登録が必要で、AVS4YOU Software18 ツールの使用が可能となる。
 *AVS Video Converter Ver703453 Patch(こちらのページからDL)で無料解除。
 
                    v7.1.3.484、v8.0.1.492 v8.1.2.510でも活性化が可能だった。
 *AVS Video Converter 8.0.1.492 incl crack(ここからXPのOperaでDL)は、商品ロゴは
   入らないがDVD/Blu-ray、デバイス向け変換やプロファイルを利用出来ない限定版で、
   日本語版は無い。
 
 
 エンコードの概略
 サポートされている入力ファイル形式
 
  DVD/Blu-rayディスクのリッピング
  AVS4YOUR ソフトウェアでは、個人的に作成された暗号化されていない DVD/Blu-ray
   ディスクやムービーを開いたり、コピーしたりできます。暗号化された DVD、Blu-ray ま
   たは CD のコピー、リッピング、変換、処理をしたい場合は、暗号解除ソフトウェア*を
   インストールする必要があります。

   コピーするときにバックグラウンドで動作する DVD43 のような無料の復号化用ソフトウ
   ェアを使用して DVD を復号化することができます。と云うのだが・・・
 
 出力可能なファイル形式
  AVI(DivX/Xvid codec/H.264/DV/MS MPEG-4等; MP3/PCM等)
  RM(RV8/9/10; RA COOK/Sipro)、
  WMV(WMV7/8/9/Advanced Systems Format; WMA/WMApro/PCM)
  MOV(H.264/MPEG4/Sorenson/Motion JPEG/H.263; AAC/MP3/PCM等)
  MP4(H.264/MPEG4; AAC)、  MPEG(MPEG1/MPEG2; MP3/MP2)
  MKV(H.264/MPEG4/Huffman/VP8; MP3/AAC/MP2/Vorbis/PCM)
  FLV(H.263/Screen/H.264; MP3/AAC/PCM)、  SWF(FLV; MP3)
  3GP(H.263/MPEG4; AAC/AMR)
  TS(MPEG2/H.264; MP2)、  M2TS(MPEG2/H.264; LPCM)
  WebM(VP8; Vorbis)
  その他:DPG, MTV, AMV, GIF
  Blu-rayへのオーサリング
   Blu-rayフォルダとしてハードディスクにBlu-ray動画(H.264/MPEG2; LPCM)を保存
  DVDへのオーサリング
   DVDフォルダとしてハードディスクにDVD動画(MPEG2; MP2)を保存
  Apple、Sony、Androidデバイス向けに動画を最適化
   iPod、iPhone、iPad、PSP、Zen、PS3、XBox 、任天堂、携帯電話、Android、ポータブ
   ルメディアプレーヤーなど用に動画を変換
  YouTube等動画共有サイトへ動画をアップロード
    YouTube、Facebook、 Flickr、 MySpace 等動画共有サイトへ動画向けに動画を
    最適化してアップロード
 
 操作手順
 使用方法は、本家のオンラインヘルプ及びオンラインビデオガイドを参照
 初期設定:ツールバー上の「設定」ボタンをクリック
 
AVS Video Converterの初期設定ページ表示
 
 操作手順
  I. ビデオファイルへの変換
  (1)ファイルメニューの「ファイルの追加」又は入力欄の「ブラウザ」ボタンをクリックして素材を登録。
    今回の素材は、PT1で録画した地デジ二ヶ国語音声の洋画番組をMurdoc Cutterで無劣化
     カットした1分12秒のTSファイル(MPEG2_AAC.ts:14400x1080)。
     複数の読み込み可能となっているが、しばしば上手く取り込まれない (;_;)
  (2)出力フォーマット形式の選択
    メインツールバー上の動画アイコンをクリックして、出力フォーマット形式を選択。
  (3)変換設定の内容は、「プロファイル」としてあらかじめ複数登録されているが・・・
     今回は、設定を全て手動で行う 「カスタム」を選択
   以下、「WebM」及び「MP4」ビデオに圧縮・変換する場合の設定例を記載。
    詳細設定の「変換オプション」の「出力」で、
    ビデオのフレームサイズ:640x360、ビットレート:654Kbps、フレームレート23.976 fpsを選択。
     なお、フレームサイズは 8の整数でないと受け付けない。
     オーディオのサンプルレート:44100Hz、ビットレート :96Kbps、チャンネル:ステレオを選択。
    入力ファイルの音声は二ヶ国語となっており、1のトラックを選択(「編集」画面で確認する)。
 
 
  *字幕トラック付き素材(別のMKVファイル)の場合は、サブピクチャ欄に追加・表示される(半透明で示した)。
    但し、字幕トラックとの相性問題があり、SRT付きMP4, TXT付きMOVは認識可能だが、IDX付きMP4, SRT付きDIVXは
    認識出来ず、IDX付きDIVX, SRT付きNSはビデオを読み込む事すら出来ない。
 
   (a)WebMへの変換とプロファイル
     ビデオコーデック:VP8、オーディオコーデック:Ogg Vorbis以外の選択肢は無し。
 
     VP8の詳細設定:初期設定のままで変更せず。
 
VP8コーデックの詳細設定ページ表示
 
   修正(2012.06.19)
   (b)MP4への変換とプロファイル
     ビデオコーデック:H.264又はMPEG-4。今回はH.264/AVC(Advanced Video Coding)を選択。
     ファイルタイプ:mp4iso v.1、mp4iso v.2、mp4 PSP、m4v iPod。今回はmp4iso v.2を選択。
     オーディオコーデック:MPEG-2/4 Audio以外の選択肢は無し。
    下図の→赤文字は、プロファイルで出力した場合のH.264のプロファイル・レベル形式を示す。
 
   <注意>H.264/AVC...詳細設定のデフォルト設定は、全プロファイルに共通ではない ?(゜_。)?
     カスタムプロファイルを作成する場合、用いたプロファイルによって [デフォルト設定に戻す]
     実行しても、同じH.264のプロファイル形式で出力されないので
上図の →ピンク色予め
    
試行錯誤してから決定・登録する必要がある。
 
H.264/AVCコーデックの詳細設定ページ表示
    例えば、AVC(Main@L5.1)(CABAC/2 Ref Frames)形式で出力する場合の設定方法
      プロファイル「PC-標準品質..」を用いて、ビデオコーデックを H.264/AVCに変更後、詳細設定
     でB-フレームの最大連続数を 2へ変更する。
 
  (4)編集
    メインツールバー上の「編集」ボタンをクリックすると、「入力ファイルを編集」画面が表示される。
    スライドバーを操作してカット編集が可能だが、1フレーム前進/後進ボタンはあるも15フレーム
     ジャンプボタン等が無い為、編集し難い。
    各種のビデオ効果(色補正、デインターレース、トランジション、テキストの挿入等)とオーディオ
    効果(フェード、ノイズ除去等)で補正が可能。
    ここでは、編集操作を行わなかった(下記のII.Blu-rayへの変換を参照)。
 
 
 *カット編集操作について
   トリム開始/トリム終了でカット操作を行っても、カット範囲が「出力ビデオから削除する
   領域の線」で表示されるだけで、通常のカット編集ソフトとは仕様が異なりタイムライン
   上で直ちに短縮されない。
 
   (トリムの実行結果をプレビュー)ボタンをクリックすればカットした領域を飛ばして
   再生してくれるので、確認しながらカット編集するには便利な仕様となっているのだ。
  (5)アスペクト補正
   
<注意>非規格シネスコサイズ(640x272)の動画を素材とする場合は、詳細設定の「局面の
     修正」で補正しないと 601x272に横幅が縮小され黒バーが入って描画されてしまう。
 
 
・「入力ビデオのアスペクト補正」オリジナル→カスタム設定で640x272を入力(上図)
・「入力ビデオのアスペクト補正」で オリジナル→幅:高さ を選択
・「出力ビデオの縦横比」で オリジナル→補正なし を選択
いずれかの設定をすれば、ストレッチされた動画として出力が可能だ。
  (6)変換ファイルの保存場所の設定
    「メイン」画面の「出力ファイル名」フィールドの横にある 「ブラウズ」ボタンから変換したファイ
     ルを保存する場所と出力ファイル名を指定する。
  (7)すべてのパラメータの設定が終わったら、「すぐ変換」ボタンをクリックして変換を開始。
    「詳細設定」ボタンを押しておけば、変換の進捗状況を確認する事が可能。
    複数の素材を登録して個々に変換する場合は、「分割」をチェックしておかないと結合される。
  (8)成績
    (a)WebMへの変換
     映像ビットレート608kbpsと低値で、音声ビットレート96Kbps目標値で出力された。
     WebMエンコーダはWebM projectの Lavfではなく、FFmpegを使用している。
 
    (b)MP4への変換
     映像ビットレート658kbpsとほぼ目標値、音声ビットレート109Kbpsとややオーバーで出力。
     AVCは (Main@L5.1)(CABAC/1 RefFrame)で変換。
 
 
  II.Blu-rayへの変換
  (1)素材は、下記III-B)自作のDVDビデオをリッピングしたVOBファイル(MPEG2:720x480,
     8.0Mbps, 29.970fps、MP2: 48.0KHz, 384kbps, 2チャンネル)
  (2)メインツールバー上の「Blu-rayに」を選択。
  (3)プロファイル;今回は「Blu-ray Full HD 1080p-(H.264, 24000kbps, 23.976fps)」を選択。
    DVD/Blu-ray変換では、設定をカスタマイズする事は出来ない。
 
  (4)ツールバー上の「メニュー」ボタンをクリックすると、「入力ファイルを編集」画面が表示される。
    タイムライン上では一つのファイルとなって表示されるが・・・
    「チャプタの自動追加」ボタンをクリックして「入力ファイルと同じ」を選択することで、タイトル毎
      にチャプターを自動的に作成する事が可能だ \(^o^)/   
    チャプタ欄に登録されたら、適当なチャプタ名を入力して変更する。
    なお、ビデオ効果でデインターレース処理を行った。
 
   <参考1>Vob Utils Toolsでタイ
     トル別に抽出した複数のVOB
    
ァイル12個を素材とした場合は、
     「チャプタの自動追加」ボタンを
     クリックして「それぞれのクリッ
     プの始めに」を選択することで、
     ファイル毎にチャプターを作成す
     る事が可能になる。
   <参考2>一つの大きなファイルを
     分割するには、チャプタ画面で
      タイムラインのカーソルを 区切
     りたい位置にスライドさせおい
     て、「チャプタの追加」ボタンを
     クリックしてマーカーを設定する
     操作を繰り返す必要がある。
     
  (5)デスクメニューのスタイルは今回「ビデオ」を選択。なお、「アルバム」以下のスタイルを利用す
    るにはVideoMenu- PresetPack(125MB)を追加インストールする必要がある。
    タイトル名を入力して、30秒の背景音楽(WAV)を挿入し、
    作業領域に30秒のオープニングとエンディング動画(MPEG2)と1個の静止画(BMP)を挿入した。
    残念ながら、ページのチャプター数は3個迄に制限されている Y (>_<、)Y
    チャプタボタンの配置を変更する事は出来ない。
 
 
メニュー構成の仕上がり具合を、メイン ⇔ ページ1 ⇔ページ2 ⇔ ページ3 ⇔ ページ4への
変更操作とプレビューで確認する事が可能となっている。
 
 
メニュー編集中にプレビューしたBlu-rayのメニュー部分を提示
 WindowsMedia(MWV9_WMA9) 750Kbps,約1分のデモ
アマレココでビデオキャプチャしたものを WMVに変換して提示した。
Embed方式
Stand方式
 
  メインメニューに動画とBGMの挿入は可能だが、ページメニューのチャプタボタンがアニメ
   ーションとならないのは寂しい (>_<、)
  <参考3>プロジェクトの保存機能を搭載 しておらず、苦労して編集したDVD/Blu-rayのメニ
     ュー/チャプタ内容を保存出来ないのは、仕様の手落ちで改善される事が望まれる。
 
  (6)編集操作が完了したら、「はい」ボタンをクリックして「入力ファイルを編集」画面を終了して、
    「メイン」画面で「今すぐ変換」ボタンをクリック。
    変換が完了すると「情報」画面が表示される。
 
   *AVS Video Burnerによるディスクへの直接書き込みを今回は行わなかった。
  (7)作成されたBDMVフォルダ内の本編ファイルのMediaInfo情報
    ビデオはH.264の(Main@L4.1)(CABAC/2 RefFrames)で変換。
     オーディオはAC3ではなく、PCMで変換されている。
 
  <参考4>本ソフトは、TMPGEnc 4.0 XPressやUlead DVD MovieWriterに有るアップコンバート
     機能は搭載されておらず、AviUtlのフィルタ処理によるアップコンバートのような工夫が必要
     だが、今回は深追いしなかったので出来上がった作品の画質は悪い。
 
  III.DVDビデオのリッピング
   メニューボタンの 「DVD/BDの追加 」より「VIDEO_TS」フォルダのVIDEO_TS.IFO 又はDVDディスク
    のドライブを選択して読み込む(本家のこちらを参照)。。
   A)市販のDVDビデオ
    著作権保護付きの為、不可(DVD43 Plug-in 1.0.0.5を導入してみたが作動せず失敗)。
   B)自作のDVDビデオ
    素材は、DVD Workshop1.2
     で作成したタイトル12個+
     導入動画2個を有するモ
     ーションメニュー付きDVD。
    右図はVob Utils Tools
     用いて、VTS_01_0.IFOを開
     いた状態を示す。
    上記した如く、前もってスト
     リーム別に抽出しておく
    必要はない。
    読み込み
     トラック1(メニューファイル)
      は不要なのでトラック2の
      みを読み込んだ。
 
    ストリーム毎のクリップとしてタイトルを別々に読み込まないが・・・
 
    「編集」ではチャプタの自動検出が可能だ(上記II.Blu-rayへの変換の(4)を参照)。
 
  IV.Blu-rayのリッピング
   メニューボタンの 「DVD/BDの追加 」より「BDMVS」フォルダのindex.bdmv 又はDVDディスク
    のドライブを選択して読み込む(本家のこちらを参照)。
   A)市販のBlu-rayタイトルはそのままでは著作権保護付きの為、DVD43 Plug-in 1.0.0.5を導入
     して実行したが作動せず失敗。
    そこで、AnyDVD HDでリッピングした片面2層のBD作品B(46.1GB)をBD Rebuilderで片面
     1層に圧縮・再構築したBDを素材とした。
 
 
トラック2の特典映像以外の本編を読み込んで下記の如く、一個のPS3用MP4ファイルに変換
した。
   B)自作のBlu-ray:Corel VideoStudio 12 Plusで作成したタイトル11個から構成されているモー
    ションメニュー付きBlu-rayディスク。
    この場合は、タイトル毎のトラックとして別々に認識され再生して各トラックの内容を確認する
    事が出来る。オープニング動画のトラック1以外をチェックして読み込むと、
 
 
index.bdmv ファイル(BDMV フォルダ全体のコンテンツを説明する情報が格納されている
ファイル)11個が登録される。
 
 
各タイトルを別々のファイルに変換する方法
本ソフトは初期設定のままで「今すぐ変換」すると一つのファイルで出力されてしまうので、
(1)メインツールバーの「編集」ボタンをクリックして「入力ファイルを編集」画面を開く。
(2)「チャプタ」ボタンをクリック後、「チャプタの自動追加」ボタンをクリックし、
  各タイトル(ムービー)の開始にチャプタを追加するために「それぞれのクリップの始めに」
  を選択。
(3)「はい」ボタンをクリックして「入力ファイルを編集」画面を閉じる。
(4)「メイン」画面で」分割」をチェックし、「チャプタで分割」を選択する。 しかる後に、
(5)「今すぐ変換」ボタンをクリックすれば、出力先フォルダに別々のファイルで出力される。
 
  V.デバイスへの変換
    Apple、Sony、Android等のデバイス向けに動画を最適化して変換が可能。
 
 
*AVS Uploaderサービスアプリケーションでディバイスにアップロード
下図は、Blu-rayからリッピングしたBD素材を SonyのPS3用ファイルへ変換する方法を示す。
 プロファイルは「Sony PS3-HDビデオ 1080p-(H.264,29.97fps,1920x1080)」を選択。
 入力ファイルのオーディオに「Japanese-AC3」を選択。 初期設定のまま「分割」にチェック
 を入れずに「今すぐ変換」すると、一つのMP4ファイルとして出力される。
 
 
計50分05秒の作品の変換に要した時間:1時間33分03秒
MediaInfoによるファイル解析では、ビデオはH.264の(Main@L4.1)(CABAC/2 RefFrames)
 で、オーディオはAACで変換されている(音声の表示は英語だが、実際はJapanese)。
 
 
 VI.動画共有サイトへのアップロード(未体験)
    YouTube等の動画共有サイト向けに動画を最適化して変換してアップロードが可能。  
 
 
動画を選択して右クリックメニューのAVS Video UploaderでYouTube等の共有サイトへア
 ップロードする事が可能。
 
 
 結果と考察
 1)インターフェースはシンプルで直観的に操作が可能。多種多様な用途に変換・出力が可能
  なマルチビデオコンバータ。WebMへの変換も可能だが、OGG動画への変換は不可。
 2)サイズやビットレートを自由に設定出来、コーデック(MPEG2, H.264等)の詳細設定も可能
  となっているが 、DVD/Blu-ray変換ではカスタマイズする事は出来ない。
 3)カスタム設定をプリセットとして保存出来るのだが、プロジェクトの保存機能を搭載 しておら
  ず、DVD/Blu-rayのメニュー/チャプタ編集内容を保存出来ないのは不親切だ。
 4)編集機能はカット編集以外にもビデオ/オーディオ補正も可能だが、クロップは出来ない。
  本格的編集用途にはAVS Video Editorを使用すればよい。
 5)多重音声動画に対応しているが、、単一の言語しか格納出来ない。
 6)字幕付き動画を変換してハードサブで出力する事は可能だが、動画に SSA/SRT/ASS等
  の外部字幕を読み込む機能は搭載していない。
 7)Web配信用途で実用的な変換形式を検討したところ、全てFasStartストリーミング配信が
   可能だった。
  素材は、PT1で録画した地デジ二ヶ国語音声の洋画番組をMurdoc Cutterで無劣化カットし
   た1分12秒のTSファイル(MPEG2_AAC.ts:14400x1080)。
  変換設定:解像度 640x360、映像ビットレート 654kbps、音声ビットレート 96Kbpsとした。
  以下、変換した RM, ASF,
MOV, MP4, FLV, MKV及びWebMを Web上で提示する。
 
A)AVS Video Converterで変換したReal Video
  (RV10_RA.rm)の配信テスト(751Kbps,約1分)
Embed
方式
Stand
方式
ご覧頂くには、RealPlayer9以降が必要です。
映像ビットレート654kbps+音声ビットレート96.5Kbpsと目標値で出力。
最新のRV10_RA(Cooker)で変換。

B)AVS Video Converterで変換したWindows Media
  (VC1_WMA.asf)の配信テスト(750Kbps,約1分)
Embed
方式
Stand
方式
ご覧頂くには、Windows Media Player 9以降が必要です。
映像ビットレート654kbps+音声ビットレート96Kbpsと目標値で出力。
最新のVC-1(MP@ML)_WMA(Version2)で変換。

C)AVS Video Converterで変換したQuickTime Video
  (H.264_AAC.mov)の配信テスト(767Kbps,約1分)
Embed
方式
Stand
方式
ご覧頂くには、QuickTime7以降が必要です。
映像ビットレート658kbpsとほぼ目標値、音声ビットレート109Kbpsとややオーバー
で出力。
AVC(Main@L5.1)(CABAC/1 RefFrame)_AAC(LC)で変換。

D)AVS Video Converterで変換したMP4
  (H.264_AAC.mp4)の配信テスト(767Kbps,約1分)
 
QuickTimeで再生する一般的配信方式
Embed
方式
Stand
方式
ご覧頂くには、QuickTime7以降が必要です。
映像ビットレート658kbpsとほぼ目標値、音声ビットレート109Kbpsとややオーバー
で出力。
AVC(Main@L5.1)(CABAC/1 RefFrame)_AAC(LC)で変換。
*AVS Video Converterで圧縮・変換したMP4は、MPEG Streamclipで無劣化出
 力しないとTOSHIBA Blu-ray Disc Playerで映像を描画出来ない(Yambではダメ)。

E)AVS Video Converterで変換したFLV
  (H.264_MP3.flv)の配信テスト(782Kbps,約1分)
.こちら
ご覧頂くにはFlash Player 9.0.15.0以降が必要です。
映像ビットレート654kbpsと目標値、音声ビットレート128Kbpsとオーバーで出力。
AVC(Main@L5.1)(CABAC/1 RefFrame)_MP3で変換。
新しいFLV形式だが、Flash Player 9.0.15.0以降ならストリーミング再生可能。
<参考>
 他のH.264/AVC圧縮型FLVに変換可能なソフトとの比較は、
  「H.264/AVC圧縮型FLV 変換ツール」を参照。

F)AVS Video Converterで変換したMKV
  (H.264_AAC.mkv)の配信(776Kbps,約1分)
ご覧頂くにはDivX Plus Web Playerが必要です。
映像ビットレート680kbpsややオーバー値で、音声ビットレート96Kbps目標値
で出力。
MKVの場合のみ AVC(High@L5.1)(CABAC/1 RefFrame)_AAC(LC)で変換。
<参考>
 他のH.264/AVC圧縮型Matroska(H.264 DivX)に変換可能なソフトとの比較は、
  「H.264 DivXのWeb配信と画質」を参照。

G)AVS Video Converterで変換したWebM
  (VP8_Vorbis.webm)の配信(704Kbps,約1分)
WebMをご覧頂くには、WebM対応ウェブブラウザ必要です(こちらを参照)。
現在 Opera 10.60以降、Google Chrome 6以降とFirefox4.0以降が対応している。
IExplorer 9は未対応だが、WebM for IE9を導入すれば再生可能となります。
映像ビットレート608kbpsと低値で、音声ビットレート96Kbps目標値で出力。
<参考>
 1)他のWebMに変換可能なソフトとの比較は、「WebM動画の作成(変換)ツール
  を参照。
 2)MPEG2から変換したWebM動画はFirefoxで再生出来ないファイルだが、
  ⇒MKVToolnixの mkvmerge GUI で無劣化修正が可能だ(こちらを参照)。
 8)非規格シネスコサイズ(640x272)の動画を素材とする場合は注意が必要だが、「入力
   ビデオのアスペクト補正」が可能となっている(「...MP4動画の配信試験」を参照)。
 
 
 追記(2012.06.19)
 Corel VideoStudioでMP4ファイルを再利用する場合の問題点
 筆者は、Xacti DMX-HD1000のFull-HD (1,920x1,080、59.94fps、12Mbps)で撮影した
  MPEG-4 AVC/H.264動画が回転・変位して撮られてしまった場合は、
  自由に回転とズーム編集が可能なAVS Video Converterで調整して変換後(1,920x1,080、
  29.970fps、12Mbps)、最終的にはCorel VideoStudioに読み込んで編集してホームビデオ
  を作成している。
  しかし、AVS Video Converterで変換したMP4ファイルはH.264プロファイル・レベル形式に
  よってはCorel VideoStudioとの相性に問題のある場合が存在するので、Version 8.1.2.510
  を使用して検証してみた。
 1)AVC(Main@L5.1)(CABAC/2 Ref Frames)形式で変換されたMP4は、
   VideoStudio Pro X5:読み込み/編集は可能だが、編集操作がスムーズに出来ない
     (Yamb, AVS Video ReMakerで再出力したファイルでもスムーズに操作出来ない)。
   VideoStudio Pro X4:読み込み/編集は可能だが、編集操作がスムーズに出来ない
     (Yamb, AVS Video ReMakerで再出力したファイルでもスムーズに操作出来ない) 。
   VideoStudio 12 Plus:読み込み出来ないので、更にYamb 2.0又はAVS Video ReMaker
     を用いて無劣化で再出力した後に素材とする必要がある(編集操作はスムーズだ)。
 2)AVC(Main@L4.1)(CABAC/1 Ref Frames)形式で変換されたMP4は、1)と同じ結果。
   VideoStudio Pro X5:読み込み/編集は可能だが、編集操作がスムーズに出来ない。
   VideoStudio Pro X4:読み込み/編集は可能だが、編集操作がスムーズに出来ない。
   VideoStudio 12 Plus:読み込み出来ないので、更にYamb 2.0又はAVS Video ReMaker
    を用いて無劣化で再出力した後に素材とする必要がある(編集操作はスムーズだ)。
 3)AVC(Main@L3.0)(CABAC/2 Ref Frames)形式で変換されたMP4は、1)と同じ結果。
   VideoStudio Pro X5:読み込み/編集は可能だが、編集操作がスムーズに出来ない。
   VideoStudio Pro X4:再利用不可(Yamb, AVS Video ReMakerでも修正出来ない)。
   VideoStudio 12 Plus:
読み込み出来ないので、更にYamb 2.0又はAVS Video ReMaker
    を用いて無劣化で再出力した後に素材とする必要がある(編集操作はスムーズだ)。
 4)AVC(Main@L1.3)(CABAC/2 Ref Frames)形式で変換されたMP4は、
   VideoStudio Pro X5:読み込み/編集は可能だが、編集操作がスムーズに出来ない。
   VideoStudio Pro X4:再利用不可(Yamb, AVS Video ReMakerでも修正出来ない)。
   VideoStudio 12 Plus:読み込み出来ないので、更にYamb 2.0又はAVS Video ReMaker
    を用いて無劣化で再出力した後に素材とする必要がある(編集操作はスムーズだ)。
 5)AVC(Baseline@L1.3)(1 Ref Frames)形式で変換されたMP4は、
   VideoStudio Pro X5:読み込み/編集は可能だが、編集操作がスムーズに出来ない。
   VideoStudio Pro X4:再利用不可(Yamb, AVS Video ReMakerでも修正出来ない)。
   VideoStudio 12 Plus:読み込み出来ない事が多いので、更にAVS Video ReMakerを用
    いて無劣化で再出力した後に素材とする必要がある(編集操作はスムーズだ)。
    但し、Yamb 20.0では修正出来ない場合がある。
 
  追記(2014.05.18)
 タブレット配信用 H.264/AVCの「マルチ-N-パス」 変換について
タブレットでも見栄えが悪くならないように、AVS Video Converterを用いて解像度 720x408、
転送レート750kbpsのマルチ-N-パスにて変換したら、
スマホ用途に高圧縮・変換で設定した場合(640x360, 500Kbps, 単一パス)よりも著明な画質
の上昇を認め、42インチのリビングTVでフルスクリーン視聴しても耐え得るレベルに改善した。
この360→408p, 500→750kbps, 単一→マルチパスによる画質の違いは、雲泥の差だった。
 
=ワンポイントアドバイス=
(1) 「マルチ-N-パス」 で変換
しようとしても
”エラー:選択した出力フォー
マットで変換することはできま
せん。フォーマット パラメータを
変更するか、いずれかのプリ
セットプロファイルを使用してく
ださい。” となって失敗してし
まう場合は、
先ず「マルチ-1パス(速い)」で
実行した後に、
「マルチ-N-パス」 に設定し直して実行すれば、
Cドライブ直下にh264-1.pass...が作成され、上手く変換出来るようになる
・・・このh264-1.pass...を削除すると変換出来なくなる。  \(゜_。)ノ
(2) Corel VideoStudio 12 Plusで AVCHDへ ConvertしたMPEGファイルは映像2倍速とな
ってしまうので、BDMV\STREAMに作成された M2TSファイルを用いるか、
XMedia Recode又は Avidemuxを使用して映像無劣化、音声:AC3→AACに変換したMP4
ファイル(TSやMKVファイルへ変換した場合は何故か?ダメ)を用いる必要がある。
・・・TsRemuxや AVS Video ReMaker, mkvinfo GUIで音声の変換なしでコンテナ再変換し
たファイルでは不具合を解消されない。
 
 


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