MPEG2-TS前処理ツールの使用方法
(2008.08.22作成)
 ののたん(D-VHSPlayer)2.1.0.9(ここから入手)
   本来iLINK接続のD-VHSをコントロールするプレイヤーで、MPEG2-TSファイルの結合や
   映像(m2v)と音声(AAC)の分離以外にもWAV化やCCI free化が可能。
   1)起動したら、「LIST」ボタンをクリックしてウィンドウを開き、
   2)MPEG2-TS素材(今回は、TIDEJI_DR.m2ts:映像MPEG2、音声AAC)をドラッグ&ドロ
    ップして読み込む。
   3)「OPTION」ボタンをクリックして「書き戻しの設定」を行う。
    音声処理の「5.1CH AAC」では、通常は「DownMatrix」でよいが、今回は後にAC-3 5.1に
     変換する為の準備として「Multi ch OUT」を指定する。
     「CCI free」でcci情報の削除も可能。
   4)設定を確認したら「OK」して、
    次に「Demux」ボタンをクリッ
    ク。
    動画と音声を分離する時は、
    「個々にDemuxする(バッチ
    処理」を選択する。
   5)AAC音声をWAV化もする場
    合は、
      「Convert WAV(FAAD)」に
      チェック。
     「Multi ch AAC...」で、
      「2+2+1+1ch」を選択する
      と6トラック分のWAVが作
      成されるが・・・
      BeLightでも分離するの
      でここでは、2ch(mix)とし
      ておく。
   6)「Start」ボタンをクリックするとDeMux作業が開始される。
   なお、素材の音声がAACならWAVへ変換可能だが、AC3の場合はWAVへ変換出来ない。
 <参考>ののたん内蔵の「faad.exe」でWAVへの変換に失敗する場合
   A) Winampで変換
    1)ののたんで分離されたAACファイルをWinampに読み込む。
    2)Options>設定>プラグイン>Outputの「Outputプラグイン」で、
     「Nullsoft Disk Writer Plug-in」を選択し「設定」ボタンをクリックする。
      「単一ファイルモード」を有効にして、「ファイル」の保存先を指定。
    3)「形式」をクリックすると、「サウンド
      の選択」画面が表示される。
       形式:PCM
       属性:48kHz, 16ビット, ステレオ
      を選択。
      設定を確認したら、「OK」を押す。
    4)メイン画面に戻って、「再生」ボタン
      を押せばエンコードが始まる。
   A) BonTsDemuxで変換(→こちらを参照)
     

 BeLight 0.22Beta 9 (ここから入手)
   5.1chのWAVを分割し、再配列してAC3 5.1chに変換するソフト
  1)起動したら、
   ののたんで作成
   したWAVファイル
   をドラッグ&ドロッ
   プして読み込む。
   「WAV/PCM」タブ
   で、
   出力形式を「WAV」
   出力チャンネル数
   は16 Bit(six)Mono
     Wavesを選択。
   「処理開始」ボタンをクリックすると、
    「C」、「FL」、「FR」、「LFE」、「SL」、「SR」の6トラック分
     のWAVファイルが作成される。
  2)多重化ファイルの作成
   「ファイル」メニューの
   「多重化ファイルの作
    成」を選択してクリック
   「BeSweetファイル多重化ウィザード」が起動する。
    6つのWAVファイルを下図の如く、正しい位置に置き換える。
   保存場所を指定してファイル名(ここでは、ac3mux.mux)を入力して
    「OK」ボタンを押すと、チャンネルの多重化情報ファイル(muxファイル)
    が出力される。
  3)AC3 5.1chへ変換
   このmuxファイルを再度BeLightにドラッグ&ドロップで読み込む。
   「AC3」タブで、出力チャンネル数を「5.1」に指定してから「処理開始」ボタンをクリック。
   すると、muxファイルの情報を元にWAVからAC3への変換が行われて、
    AC3 5.1chサラウンド(ここでは、ac3mux.ac3)ファイルが出力される。
 <参考>Winampで変換したWAVファイルは、BeLightでAC3へ処理出来ない!
  A) WaveSwapperによるAAC 5.1ch→AC3 5.1ch音声チャンネル配置変更(こちらを参照)
    WaveSwapper(http://lss.ath.cx/~iwarin/index.php...ile= wswap01.zip):リンク先消滅!
    AC3Machineここから入手)
   *WaveSwapperが入手出来ず、試験不可。

  B) TMPGEnc 4.0 XPress によるBlu-rayオーサリング前処理(こちらを参照)
    音声データAACを直接AC3へ変換出来るが、残念ながら5.1chに対応していない。
    二ヶ国語音声を「二ヶ国語音声の主音声のみにする」か「二ヶ国語音声の副音声のみにする」
     か「2chを合成して1chにする」ことが可能だ。
   *Murdoc CutterでCMカット・結合した後、TS(188byte)化して出力したファイルを用いて、
     TMPGEnc 4.0 XPressで変換したAC3音声ファイルと、
     BonTSDemuxで分離したm2v映像ファイルを
     tsMuxeR GUIでMuxして、Blu-ray disk(BDMV)で出力した。
    結果:残念ながら著明な映像・音声解離を起こして出力されてしまった Y (>_<、)Y

  C) Murdoc Cutterでカット後BonTsDemux像(m2v)と音声(WAV)に分離。
    +Wave easy functionで WAVを各チャンネルに分離出力(チャンネルは位置の確認)
    +WAV to AC3 EncoderでWAVを AC3 5.1 に再配列して変換
    の方策も有りか?

 tsMuxeR GUI 1.8.4 ここから入手)
   tsMuxeRは、トランスポートストリーム(TS, M2TS) ビデオファイルにMuxするツール。
    ビデオ(EVO/VOB/MPG, MKV/MKA, TS, M2TS)、 オーディオ(AAC, AC3, DTS)をTS,M2TS
    にMuxすることが出来る。
    MPEG2-TSを分離(分析)し、目的のパケットを指定して結合して出力(抜き出)す事が可能。
    又、M2TS(192byte)とTS(188byte)を相互に変換する事も可能。
    最近のバージョンでは、Blu-ray disk用途のBDMVオーサリング機能も搭載されている。
   今回は、ののたんで分離出力した映像(.m2v)とBeLightで変換した音声(.ac3)を結合し、
    TS(188byte)化して出力する目的で使用した。
    1)「Input files」欄に素材をドラッグ&ドロップで登録する。
    2)「Output」欄で「TS muxing」を選択して、「Browse」で出力先を指定する。
    3)「Start muxing」ボタンをクリックする。
 VLC Media Player 0.8.6d (ここ 参照)
   万能のプレイヤーとして有名だが、TS(Transport Stream)をPC上で扱い易いPS(Program
   Stream)に変換する事が可能。
   MPEG2_AC3.m2tsから変換したPSファイルの拡張子を .m2p又は.mpgにして利用する。


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