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ショールーム・オーディオメイクアップ目次

ショールーム
ホームオーディオ
スピーカー編
 

 
2003.12.12 ショールームのオーディオ環境
2003.12.13 スピーカーの選定・その1
2003.12.17 スピーカーの選定・その2
2003.12.23 スピーカーの選定・その3
2004. 1. 4 スピーカーの選定・その4
 (決定しました)
 
 
2004. 1.22 スピーカーユニットについて・SA/F80AMG
2004. 2. 8 マキゾウさんからのメール1
2004. 2.15 マキゾウさんからのメール2
 
 
2004. 2.21 マキゾウさんから
カット材が届きました
 
 
2004. 2.24 スピーカーボックスの製作1
 
 
2004. 2.26 スピーカーボックスの製作2
(事件発生!)
2004. 2.29 スピーカーボックスの製作3
 
 
2004. 2.26 スピーカーボックスの製作2
(事件発生!)
2004. 2.29 スピーカーボックスの製作3
2004. 3. 1 スピーカーボックス完成
(片側だけ)
2004. 3.10 両方完成しました!
 
 
2004. 3.12 M8−BHチューニング開始
2004. 3.21 MM−151の吸音材

 
2004. 3.26 M8−BH・吸音材(ティーバッグ)
2004. 3.30 M8−BH・吸音材(メラミンフォーム)

 
2004. 4. 6 M8−BH・吸音材(フェルト)
2004. 4.16 マキゾウさんからのアドバイス

 
2004. 4.20 M8−BH・吸音材(M−Q)
2004. 4.29 チューニングの追い込み方

 
2004. 5.18 M8−BH・吸音材決定
2004. 5.22 ショールームに設置しました

2004.3.26 M8−BH・吸音材(ティーバッグ)

 
前回お話しましたように,長谷弘さんのMM−151では,吸音材にティーバッグを用いた場合にベストの結果となりました。
M8−BHも,材質やサイズなどは違いますが,同じバックロードホンという形式なので,吸音材として最初にティーバッグを試してみることにしました。

吸音材を全く使用しない状態では,出てくる音はまるで銭湯で鼻歌を聴いているようで,細かい音の色などを共鳴音(エコーが掛かったように響く音),干渉音(中・高域で濁ったようで気になる音)が完全にマスクしてしまいます。
まずはこれらを抑えることが第一になります。
 

ティーバッグ設置方法1

 
左の図は,M8−BHの断面図で,青い三角のマークがティーバッグの設置位置を示しています。

最初に,ティーバッグをMM−151と同様,スピーカーユニット背後に3つ下げてみました。

この状態では,吸音材なしの場合と比べ,共鳴音は多少減るものの,依然として強く残っています。
また,ボーカルの音域など,音楽に重要な部分は,スピーカーユニットと音道出口からの音との干渉音が強く,妙な響きがのってしまいます。
好みの音色からはまだまだ距離があります。

MM−151では,この状態でびしっと音が決まり,こまやかな表現も生き生きと再生してくれるのですが。
 

ティーバッグ設置方法2

 
ユニット背後のティーバッグ3個では吸音不足と判断し,空気室の底にティーバッグを落として,その個数を変化させてみました。

空気室内のティーバッグが増えると,共鳴音はだんだん減るのですが,個数を増やしても,気になる程度に残ってしまいます。
また,音道からそれなりに高い音も出てしまっているようで,特に中音域の干渉音が気になりました。

さらに,空気室に入れる個数を6個以上に増やしても,共鳴する感じが減らないまま,音楽の生き生きした表情が失われてしまいます。

空気室内のティーバッグの増減だけでは,良好な結果を得ることはできませんでした。
 

ティーバッグ設置方法3

 
次に,空気室から音道への入口部分にティーバッグを追加してみました。
音道へ入力される音の中・高音域のフィルターになるかと期待してのトライです。

この方法は,結構効きました。
中音域で濁る感じもほぼ消え,
  「曲によっては共鳴する感じが気になる場合もある」
くらいにまで改善されました。

ただ,この方法は調整が難しく,個数によって音が大きく変化します。
入口部分のティーバックを増やしすぎると見事に音が死にます。
そこで,いやな音を丁度消す探り,その結果,3個を並べた時がとりあえずの最良ポイントでした。
 

ティーバッグ設置方法4

さらに,音道出口から手を入れて,丁度空気室の裏になる部分にティーバッグを入れてみました。

これは,ほとんど変化がありませんでした。
若干濁りが消えて,すっきりした音質に変化したようにも思われますが,かなり微妙なもので,「気のせい」,といっていいくらいのものです。

 
ティーバッグを用いたチューニングは,以上のような結果となりました。
MM−151と比較すると,M8−BHは,しっかりした吸音が必要となるようです。

とはいえ,吸音効果の少ないティーバッグだけを用いた方法でも,好みの音にある程度近づけることができました。
しかし,リファレンスとなるMM−151と比較すると,まだまだ物足りなく思えます。

音道入口にティーバッグを入れる方法を選択肢として残しつつ,空気室内の吸音材をもっとしっかりしたものに替えた方が良さそうです。

 
2004.3.30 M8−BH・吸音材(メラミンフォーム)

 
前回の結果を受け,ティーバッグより吸音性の高い物を探してみることにしました。
インターネットで,キーワードを「吸音材・スピーカー」などとして検索してみると,数多くの情報がヒットします。
ただ,そのなかでも「オーディオ用」と特に銘打っている商品は,全般に高価なものが多いです。
金額なりの効果はあるのかもしれませんが,ちょっと手が出しにくい商品もあります。

そこで,近くのホームセンターに行って,吸音効果のありそうなものを買ってきました。
 

メラミンフォーム

 
まずはスポンジ状のものを吸音材として試してみることにしました。
ホームセンターでは,台所用のスポンジや洗車用のものなどが売っていますが,その中で,サイズと加工のしやすさから選んだのがメラミンフォーム。

これは,『ハイテクタワシ』などの名前で売られている白いスポンジで,洗剤を使わずに茶渋や手垢,ヤニなどを落とすことができるものとしてヒット商品になっています。
私の本業でも,自動車の無塗装樹脂部分の汚れ落としに重宝しています。

メラミンフォームは,断熱材・吸音材を はじめ種々な用途に用いられているそうで,これを試してみることにしました。
 

メラミンフォーム設置方法1

 
まず,メラミンフォームを空気室のサイズに合わせてカットし,下半分に入れてみました。
結果,ティーバッグと比較してかなり吸音効果があるようで,再生音から共鳴音が大幅に減少します。
ただ,干渉音による濁りが相変わらず気になります。
スピーカーユニット背面に何もない状態がいけないのかもしれません。
 

メラミンフォーム設置方法2

 
そこで,空気室下部に入れていたメラミンフォームをタテ半分に切り,空気室下部からスピーカーユニット背面までメラミンフォームで覆ってみました。

この状態では,共鳴音はそれほど気にならず,さらに,干渉音による濁りも減少しました。
スピーカーユニット背面の吸音材が,音道への中・高音の入力を抑えて再生音への濁りを減らしているものと思われます。
 

 
ティーバッグと比較して,スポンジ(メラミンフォーム)を使用することで,共鳴音・干渉音ともに減少することを確認できました。
再生音からいやな響きや濁りが減少したことで,それなりに聴きやすくなってきたのですが,それぞれ気になってしまうぐらいには残っています。

今回の実験で,スピーカーユニット背面には,吸音材を置いたが良いことが分かりました。
ただ,スポンジ状の吸音材でも,まだ吸音しきれていないようですので,次は,スポンジ材より吸音効果の高そうな別の素材を試してみようと思います。
 

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