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川合観賞魚へようこそ


 

錦鯉の平均魚体重

10 cm 15 g
13 cm 45 g
15 cm 70 g
18 cm 100 g
25 cm 200 g
30 cm 350 g
35 cm 600 g
40 cm 800 g
45 cm 1000 g
50 cm 2000 g
55 cm 2500 g
60 cm 3000 g
70 cm 5000 g

餌に混ぜて経口投与(穴あき病対策)

アクアフェン(水産用) 魚体重 1kg  0.4g(5〜7日連続投与)

三種混合薬浴

ホルマリン マラカイトグリーン マゾテン

奇病 難病


1 鯉 (細菌性の奇病 平成16年〜)

体に10、500円玉ぐらいの赤い斑点が出来てきてその部分がマツカサ状に鱗が立ってくる。その後その部分が穴あき病のようになり
傷口の周りが水カビのような症状が出る。エラぐされのような症状にもなり水面に浮いたり、底に沈んだままになる。
(この症状は治療により完治するが放置すると死亡する。完治しても観賞価値は著しく低下する。)

対策方法 テラマイシン+塩


2  鯉(白点病)

錦鯉に限らず金魚にも該当することですが最近の白点病はとても強くなっている傾向にあります。
塩0.5%では効果が薄い場合が多く、塩0.7%にすると5〜7日で完治します。 

対策方法 塩の濃度 


3 鯉 (ガス病)

症状は力なく水面に浮遊して元気がない、眼球の突出がある。鯉ヘルペスの症状と似ているので初めて見ると勘違いすることがある。
違いは眼球がくぼむか突出かで大まかに見分けることが出来る。皮膚や尾、ヒレなどがボロボロになる。

対策方法 地下水の窒素ガスや酸素の飽和状態で発症するため曝気をして余分な窒素や酸素をの濃度を下げる、ただし原因が
地下水にある場合は差し水を控える。アオコ水の場合は直ちに飼育水を交換してアオコを薄めてやる。


4 メトヘモグロビン血症

ヘモグロビン
通常血液中のヘモグロビンは酸素を各臓器に運びますが亜硝酸濃度が上昇するとヘモグロビンは間違って亜硝酸と
くっついてしまいます。その結果いつもは赤々としていたエラもどす黒く色の悪いエラへと変化してしまいます。
こうなってしまうとただでさえ水中の酸素を取り込むのに苦労しているのに上記の症状になると酸欠になります。
そこで治療薬を投入してもまったく意味がなく根本を改善することが大事なのです。

対策方法 亜硝酸は目に見えないため試薬での検査を定期的にします。たまにはエラも覗きますが
無理にやると魚を痛めてしまうために無理にはしないでください。結果ようするに水が悪いので取り替えてください。
これは病気ではありません。結果的に病気になるのです。


5 差し水多量による塩素障害

差し水とは水を少しずつかけ流しをして水の循環を行ない不要な水を排水することをいいます。この差し水が多すぎる場合魚に害があります。
差し水に用いる"水"は大きく分けて水道水と井戸水になります。水道水の場合、水中には塩素が含まれています。したがって差し水が
多い場合塩素が多量に池に入ることになります。目安は1日に池の水量の2〜3割りです。冬場は1割程度でかまいません。
水換え、濾過槽の掃除を怠っているので差し水の量を増やしてごまかすようなことはしないでください。

対策方法 池のトン数を計り多すぎれば絞ってください。また井戸水の場合は一度水質検査をして魚が飼える水かチェックしてみてください。
井戸水は無酸素状態ですので必ず爆気を行なってください。


6 酸性硝酸病

こういった病名がないためネーミングは難しいですが「酸性硝酸病」としておきます。この症状は酸性域で長く錦鯉を飼っている場合に
発生し他の池に移動をすると発症します。この症状の特徴は元の池にいる時はとても元気なのが特徴です。したがって"鯉の販売者"や
"鯉を譲る側"は自分の所に原因があるとは気付きません。自分の所の鯉が元気に泳いでいて譲った先で死んだのですから相手が
悪いと思い込んでしまいます。こういった池では新水をケチっているまたは雨水を新水に用いているため水質が酸性に傾きやすくまた
新水が少ないため硝酸塩がどんどん溜まります。この逆でサンゴ、カキガラなどを入れてPHは弱アルカリ性を示しているが新水をケチって
同じく硝酸塩が溜まっている場合は硬度の上昇で常に肌荒れ、鰭の欠損(ギザギザになっている)が見られます。両方とも新水や水換え
をろくにしていない池に多く見られます。体表への症状は移動後数日で全体が白っぽくなり手をたたんで動きません。その後数日で
一匹ずつ死んで行きます。また濾過槽を持たず新水を多量に入れて鯉を飼っている池はその水質影響を受けてまた違った症状になります。
新水を垂流すような飼いかたもよくありません。

対策方法 気付いたときには手遅れの場合が多いですが塩+テラマイシンが有効です。直りが悪いので根気が必要ですが塩を抜いたり
すると再発する場合が多いです。


7 タイガーシャベル病??

タイガーシャベル 病気
体のいたるところに大小さまざまな水泡ができる、指でつぶせるほどの柔らかさではなく弾力のあるゼリーのようです。タイガーシャベル
しかこの症状を見たことがないが似たような症状でビンポンパールにも似たような水泡ができることがあるがはたして同じものなのか
は不明です。ただどちらもウィルス性のような感じなのであえて治療しなくても死ぬことはありません。ただ見栄えはものすごく悪いです。
タイガーシャベル、ピンポンパール共に輸入魚のため未知のウィルスなのかもしれません。見た目が近い症状に乳頭症(ウィルス)があります。

対策方法 ウィルスのためありません。


8 パール病??

ピンポンパール 病気
この症状は金魚ではピンポンパール、パールにしか見られない症状で弾力性のあるゼリーのような水泡が同じ所からいくつも見られる
ことがある。ただしこれもウィルス性のような感じなのであえて治療しなくても死ぬことはありません。まぁ鱗が特有の物なので本来
守られるべき皮膚が特有の鱗のせいで発症するのだと思います。

対策方法 ウィルスのためありません。


9 複合寄生

ここ最近よく見る症状で青水(泥池)からあげた魚を水道水などの清水に入れると起こる症状(寄生虫によるものだと思われる)
まず清水に入れて2日程度で水面の一か所に群れをなすように集まる。この時に水面の一か所に競うように集まるのが特徴
3〜4日程度でまとまって大量死する。塩やデープテレックス、過マンガン酸、デミリン、バイジットの類は一切効果なし。
メダカの場合は今まで緩やかに泳いでいたものが急に動きが高速になりすぐにおかしいと気づくほど速い、で数日でまとまって死ぬ。
この病気の場合、槽が別でも水をかえしてうつっていくため集中濾過の場合、すべてにうつります。

対策方法


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