2.アマチュア無線LAN; JR2YEC-PRUG96試験中

 やっぱりLANは無線にこだわりたい。次世代高速データ通信実験記録


YECのホームページより

 各局の動向。JR2ODZ局がDOS/V機にFreeBSDをインストール、イントラネットでWWWなどを構築、実験していました。そこへIPSM関連ソフトをインストール。一馬身リードしています。JR2ODZ局は、CMでもMacによるイントラネットを構築。OCNをゲートウェイとしてインターネットとも接続しています。関連サイト。

 JN2QAZ局も自力でFreeBSDインストール。

 月 日、JN2QAZ局宅へJR2ODZ局と機材を持ち込み集合。設定の確認を行いました。pingは通りませんでした。

自分のパソコンへインストール

 パケット通信をやり始めたときと同じで、やっぱりジャンクで始めたい。復活したのがPC98DA。MSDOSマシンとのデータ互換のため残してありました。最近、仕事はMac、モーバイルはMebiusPJ1です。いずれは昔買った486ノートにインストールしてみたいと思っています。

 10月3日結局、JR2ODZに協力してもらいFreeBSDをインストールし直しました。何度もインストールしましたが、今一PC-UNIXがわかっていない。カーネルの再構築をするところまでで時間切れとなりました。

 10月17日第10号台風が通過した夜、すべての設定が整い電源を入れておきましたが、JR2ODZ局との通信はできませんでした。もっとも台風のため2.4Gのヤギを南東に向けておきましたし、JR2ODZ側もあっちゃ向いていたようです。

 10月26日夜1200MHzで古居さんと偶然つながりました。古居さんは、2台持っており、デスクトップとノートにインストールが完了し、pingが通る状態になっていました。QSOしながらセッティングするも繋がらない。アンテナまでのケーブルが長くロスが多く電波が弱いのか。20mwでは厳しいのか。PRUGの実験では30km届いているが。まずは次回、室内でつなげることとした。

いよいよ接続実験開始

 10月31日午前9時より古居さんのモーバイルセット(FreeBSDのインストールしてあるメビウスノートとSSトランシーバー、14エレ八木アンテナ、インバーター)を持ってきていただきました。家の中で一つは屋外の八木、屋内のセットにはディスコーンアンテナをつけました。しばらくするとnetstat -rnでルートがとれていることが確認できました。pingも通りました。早速、ハブに繋がっているMacからpingを掛けてみます。ルーターアドレスの設定を修正して通るようになりました。

 さて、この日は天候も良く、屋外実験に入りました。jn2qaz局のタウンエースの屋根にディスコーンアンテナをつけ、ノートからpingを発信しつつjr2odz宅へ向かいました。jr2tdeとjr2odz宅間は約1.5kmです。途中でjr2odz局からjr2tde,jr2yec局のルートがとれたことが1200のハンディで連絡がありました。jr2odz宅前では、jr2tdeとのルートはとれず、jr2odz局とのルーティングのみとなりました。設定は3台とも正しいようです。アンテナの向きの調整に入りました。どうもだいぶ電波が弱いようです。

 今度は、タウンエースにマストとなるパイプをつけ、アンテナ直下にSSトランシーバーセットをつけ移動しました。さながら電監の不法局探知車のようです。jr2odzとjr2tdeとの間で中継となるべく点を探しましたが、低い道では建物の陰となり、どこも中継はできませんでした。5階建てのスーパーの屋上駐車場に上りました。ここからはどちらの家も何とか見えます。やっとこの駐車上でjr2odz,jr2yec(jn2qazモーバイルセット),jr2tdeが繋がりました。jr2odzからjr2tdeのwww,ftpがアクセスできました。画像とかが入れておらず速度を測るところまでは行きませんでした。残念ながらjn2qaz宅とは繋がりませんでした。jn2qaz局はGPのため、またここから3kmほどあるため電波が届いていないものと考えられました。この特小改造機は、出力弱い。800mがやっとという感じで、本日の実験を終わりました。今後は、アンテナ直下にSSトランシーバーを設置して届くかどうかの実験をする予定です。