懇話会とは

設立趣旨

 

 今21世紀に向けて、日本のライフスタイルが、産業を中心としたものから、個人の生活を重視したものへと徐々に移行しつつあります。

 また、国際経済の枠組みの中で、日本の産業構造も大きく変化し、それが地域経済にも大きく影響を与えています。

 このことは、西三河南部地域においても例外ではなく、顕著にその変化が見うけられます。

 さらに、話題の中部新国際空港・リニアモーターカーなどにより、世界との交通ネットワークが緊密になってきますと、ますますその変化は激しいものとなることは明らかです。

 そこで、このような大きなうねりに的確に対応していくためには、一企業、一個人、区域割行政等の個々のレベルではなかなか困難なことであり、逆に、それらの枠組みを越えた発想が必要とされます。

 因に、東三河懇話会が策定された「東三河2015構想 新しい生活の都づくり」における4つの基本的な柱をみますと、@自由時間の増大に対応した創造的社会づくり A新しい生活・文化に対応した産業づくり B多様な社会に対応した人材づくり C交流と連携の基盤づくり、となっています。

 そしてこれらを実現していくための具体的な戦略として、7つのプランを挙げ、実現可能な事業から逐次着手してみえます。

 翻ってみますと、今、西三河南部においては、このような大きな目標を設定し、且つ、それらを推進していくことのできる大同団結した組織がありません。

 そこで、今回、このような趣旨に沿ったものとして「西三河南部懇話会」の設立が必要であると考えたわけであります。

 間近に迫ってきました21世紀を見据えて、今、私達が何をすべきかを真剣に考え、具体的に行動するためにも、このような組織が必要であると確信しております。

 

代表者名

 

梶川 晃平(かじかわ こうへい)

 

設立年月日

 

平成2年11月17日

 

圏  域

 

愛知県 西尾市・一色町・吉良町・幡豆町・その他近隣都市

 

会員構成

 

上記圏域内の民間企業約110社・行政・議会・経済団体・農業団体 等(一般会員・特別会員・推薦会員)

 

目  的

 

会員相互の親睦を図り、西三河地域の開発・発展と環境保全に寄与すること。

 

活動の概要

 

@地域の経済開発と環境保全に関する調査研究並びに提言、要望活動
A講演会・懇談会等の開催
B情報の収集および提供
C会員の研究会・視察会等の開催
Dその他本会の目的達成に必要な事業

 

組織構成


 ・情報共有活動委員会 
 ・資源循環活動委員会
 ・生活支援活動委員会 
 ・次代育成活動委員会
 ・環境保全活動委員会   

おもな提言

調査報告出版物

制 作 物

 

■1991年 「愛知県議会議員西尾選挙区の定数是正に関する陳情書」を愛知県議会に提出

■1991年 「一市三町の合併についての請願書」を西尾市・一色町・吉良町・幡豆町議会に提出

■1993年3月 報告書「欧州視察報告書−地域のあり方と開発戦略−欧州3ヶ所を巡って」

■1993年10月 講演録「これからの日本のあり方」鈴木 永二(第3次行革審会長 三菱化成X相談役)

■1994年3月  報告書「西三河臨海部地域振興計画策定調査」(財)中部産業活性化センター

■1994年   「環境問題とゴミ処理有料化に関する提言」を西尾市・一色町・吉良町・幡豆町長に提出

■1995年3月 報告書「西三河臨海部地域振興計画策定調査」(財)中部産業活性化センター

■1995年4月  講演録「これからの日本経済」飯田 経夫(国際日本文化研究センター教授)

■1995年12月 講演録「地球に何が起こっているか」ジョン・エンライト(心理学博士・UCLAバークレー校卒) 

■1996年3月 講演録「元気を出せ!鋳物工業・中小企業」橋本 久義(埼玉大学政策科学研究科教授) 

■1996年より販売「鋳物ミニポスト」

 

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