1.お米をきちんと計りましょう。
正しく計量することが美味しいごはんを炊く為の第一歩です。
正しくは、炊飯器に付いている計量カップ(180ml)すりきりで計るのが良いでしょう。
2.洗米は手早くリズミカルにしましょう(3〜5分)
最初は、たっぷりの水で手早くかき回すように洗い、水を切ります。
あとは、2〜3回水を替えて洗います。
3.漬浸してお米に十分水を吸わせましょう(きれいな水)
お米の中心まで十分水を吸わせないと、芯が残るので必ず全体に浸透させる事が必要です。
つけおき時間も季節や温度によって異なりますが夏場水温20℃で30分、冬場は5℃で1時間を目安として調整して下さい。
(長時間のつけおきは細菌の繁殖、腐敗臭を発生するので避けましょう。)
4.水加減をきっちりと
お米を計った計量カップと同じ物で計量、通常白米の場合、お米の容量の20%増しが標準です。
(一般計量カップ180ccの場合:白米150gに水180gが目安になります)
炊飯器の釜の目盛りで合わす場合、傾いていないか釜を180度回転させて同じ目盛りを指すか確認する。
お米の持つ性質(お米の種類・お米のもつ水分量)等で水加減は異なります。
炊上がりの状態で多少調整が必要です。そのお米に合った水の量を見つけて下さい。
5.加熱 (炊く)煮る−蒸す−焼く 複合加熱
自動炊飯器におまかせ
6.あわてずじっくり蒸らしましょう
蒸らしは自動炊飯器の場合でも必要です。ごはん粒の水分を均一にする(芯まで)為15〜20分を
目安にその間蓋を開けてはいけません。
蒸らしが十分でないと水っぽいごはんになる場合があります。
7.蒸らし終わったらしゃもじでほぐしましょう
ほぐしは余分な水蒸気を逃がしごはんに冷気をあてることで表面を老化させ歯ごたえを良くし艶と透明感を出します。
炊き上がったまま放って置くと、ごはんが固まっておいしくなくなってしまいます。
     炊き上がりの診断
  • カニ穴がたくさんありお米が立っている、特有の甘い香りがして、艶がある。
  • ごはんの釜離れが良い。
  • しゃもじが軽くご飯の中に入る。
  • ごはん粒は大きく全体中心まで透明。
  • 食べてホッコラとして、粘りがあり、水っぽくない。
    (口の中に甘みが残っている。)